3月20日(月)、志茂田小学校・中学校・福祉施設等との新築複合化を進めている『志茂田中学校』において、平成28年度末の竣工を目前に関係者向けの内覧会が開催されました。
同校の生徒数は、平成23年度422名、平成24年度は483名、平成25年度は505名となっており、区内28校の中でも上から6~7番目の在校生を有する大型中学校です。
1階の校舎出入り口から上層階の教室へ上がる階段は、横幅を大きく取った木板貼りの大階段となっており、この階段の向かい側にある白壁を使って映写会も可能とのこと(驚‼)
階段を登り切った3階の踊り場は、陽の光が燦々と降り注ぐ温かみのある空間です。
全長108ⅿに及ぶ廊下も木板貼り。
基本的は白色塗装の壁面ですが、一部の教室の壁面には“チョーク書き可能”で、“磁石が使える”特殊塗装を施してあります。
また、廊下の中ほどには生徒たちが自由に使えるコミニティー空間が設けられています。
とにかく、木製部材をふんだんに取り入れた校舎は、明るく、暖かみにあふれた素晴らしい環境です!
(体育館ではバスケ部が練習に汗を流していました)
(武道場)
2階に張り出したウッドデッキは、平成31年度に竣工する志茂田小学校まで連続的につながる設計で、例えば校庭での学校行事をここから応援することもできたり、この下部はトラック状に整備され、雨天でも運動部が練習できるようになっています(凄い‼)
イメージモデルを見ると、「人」の字の「ノ」の部分が今回竣工した志茂田中学校で、上部が志茂田福祉センター・右側の部分が志茂田小学校になります。
大田区は公共施設整備計画に基づいて、施設の複合化も十分検討しながら機能更新を計画的に推進していきます。