バックナンバー 2017年 3月

3月29日(水)、六郷支部の3月度支部会を開催。

         

党員の代表の皆さまによる『藤井はじめ』の実績紹介では、大田区の地図を拡大したものを使って、藤井都議が区民のために動いた証があちらこちらに散りばめられていることを紹介いただきました。

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そののち、私より区政報告をさせていただきました。

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私からは、2月に行われた大田区第1回定例会/予算特別委員会における様々な質疑を紹介し、実際に区政に反映することができた実績について報告いたしました!

3月28日(火)は、京都市が取組まれている無電柱化事業について学ばせていただきました。

            

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この事業は、昭和61年~平成2年にかけての第1期電線類地中化計画から始まり、平成20年までの第5期計画までの期間で総整備距離93.1㎞(京都市53.1㎞/国土交通省40.0㎞)の整備を進め、続く平成21年度からは単年度にて幹線系路線と景観系路線の2種の環境整備に取り組まれてきました。

景観系路線とは、歴史的まちなみの保全が必要な区域として主に伝統的建造物群保全地区や世界文化遺産周辺の路線をいい、幹線系路線とは緊急輸送道路などの幹線道路を指します。

こうした整備事業には国庫補助が適用されますが、残念ながら年々減少傾向にあるとともに、景観系から幹線系の整備に重きを置き、特に防災関連の視点からの事業が進捗してきているとのこと。

また、景観系路線では工事期間・時間・施工方法に大きく制約がかかるため、一般的な工事予算1㎞/5億では到底追いつかず、京都市では景観系路線で1km/9億、幹線系路線で1km/7億の経費(片側のため両側では倍になる)が掛かるそうです。

            

概要説明の後、平成28年度から計画を進めている「先斗町通」(※立誠緯1号線~四条通)の無電柱化事業についてお話しを伺いました。

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この事業は道路延長490mのうち対象電柱18本、地上機器数30基を整備するもので、特徴的なことはこれまでの行政主導の整備計画から近隣住民主導という形での整備で、無電柱化事業で必ず問題となる「地上機器」を“無償”で民地に設置するという合意形成ができたということです。

京都市内の電力需要のうち、一番多くの電力を消費しているのがこの先斗町通で、このことから地上機器の数も30基と一番多くなっています。

また、施工主体である関西電力の研究で、地中に埋設する『電力桝』を小型化することによって、民地の掘削に伴う負担を極力軽減することが出来たとのこと。

              

京都市建設局道路建設部の方々にご案内いただき先斗町通へ現地視察に伺いました。

机上でご説明を受けた場所で、実際に「地上機器」がどのような形で設置されるのかを確認。

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~先斗町お茶屋営業組合(所有道路)~

          

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~歌舞練場の案内看板下部~

              

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~先斗町さゝき~

この他、数か所において民地を利用した「地上機器」の設置場所を確認し、近隣住民主導型の整備計画の重要性を改めて認識をしました。

金沢市における無電柱化事業ではこの地上機器を“有償”で民地に設置をしていましたが、“無償で設置を進める”先斗町通整備計画は、本区の今後の無電柱化事業において検証すべき取り組みであると思います。

3月27日(月)、会派行政視察にて奈良県が取組まれている学習支援ボランティア事業を学ばせていただきました。

          

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この事業は、厚生労働省の補助を活用して平成24年度から県のモデル事業として実施されたもので、そのベースとなったのが地域の母子会が行っていた学習支援事業でありました。

大田区では、『大田区 子どもの学習支援事業』として、①就学援助制度をうけている②生活保護を受けている③児童扶養手当を受けている…世帯を対象に、中学生の放課後学習支援を行っており、平成29年度は高校生まで対象を拡充する方針が決まっています。

          

一方、奈良県では“未就学児童”から高校生と幅広い児童・生徒を対象として、学習支援のみならず心のケアなども積極的に行っている状況であるなか、子どもと一緒に外国人の親も参加して日本語自習のお手伝いも行っているとのことでした。

この学習支援は、公募型プロポーザルによりNPO法人宙塾が現在は県内4か所において事業運営を行っており、基本的に児童・生徒一人当たりボランティアが一人つくマンツーマン方式をとっていることが特徴的でした。

ボランティアは現役の大学生や教員OBで、その募集や担当計画などの調整は全てNPO法人宙塾が行ってます。

各員はそれぞれの児童・生徒の状況を把握するため個別に状況を記したカードを共有し、それを基に教室開催日に短時間の打ち合わせを行っているとのこと。

平成29年度も引き続き母子会の協力を得ながら事業の拡充に取り組んでいくことが決まり、予算規模も平成26年度4,563,000円から平成29年度は約7,300,000円に増額することができ、各ボランティアへ僅かながら謝礼を出せるようになったが、一方で、この事業は「ひとり親家庭」の支援であり、現在全国で課題とされている「生活困窮世帯」いわゆる「こども食堂」のような居場所とは所管が異なるために、食事の提供が出来ないという課題も残されています。

            

この「こども食堂」について奈良県では、県営の青果市場と連携して県内の「こども食堂」に青果物を無償提供したり、各寺院にお供えされた食材を提供する「お寺おやつクラブ」などといった事業もスタートしているとの事。

           

県内4つの事業拠点のうち、大和郡山市の社会福祉会館で行われている教室にもお邪魔することができた。

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夕方17時から20:30までの時間帯で、18時から19時は休憩時間となり、その時間帯を使って各ボランティアが感じ取った子どもたちの変化を共有。ひとり親家庭になった背景は様々あり子どもたちの心境は様々。その一人ひとりにあった関わり方を通して、例えば閉じてしまった心の扉を開く作業に多くの時間を割くよう心がけているとのことでした。

そのような取り組みのお話しを聞いて、改めて17時の開場に伴って笑顔で集ってきた子供たちの様子を思い浮かべると、各ボランティアと子供たちの信頼関係がしっかり構築されているこに驚くばかりでした。

            

奈良県としては、今後の事業主体を県⇒各市町への移行を検討しているところですが、それを受け入れて独自に事業展開するだけの必要性・主体性、また経験(ノウハウ)の蓄積に乏しい状況もあり、移行するまでは相当の時間がかかりそうです。

当初の運営母体であった母子会は、戦争で夫を亡くした母親が集いあって結成された慈悲深き団体であることから、現代の課題である不登校やいじめなどの諸問題を抱えている児童・生徒を長い間見守ってきたとのこと。

その想いが強く継承されているからこそ、本事業に関わる方々が真剣に学習支援に取り組んでいるのだと感じました。

今後は、国の補助制度の拡充要請や行政区分の部局間連携を図ることで、より一層の事業拡充と市町へのアプローチを進めていくとのことでした。

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画期的!都内初の区立海浜公園隣接地に都内唯一の常設ビーチバレー場やレストハウス、船着場等が完成!~ビーチバレー始球式、トップアスリートのデモンストレーション、相撲場での土俵開き等の記念イベントを開催~

(3月25日 大田区HPより転載)

        

詳細はココをクリック!

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3月20日(月)、志茂田小学校・中学校・福祉施設等との新築複合化を進めている『志茂田中学校』において、平成28年度末の竣工を目前に関係者向けの内覧会が開催されました。

同校の生徒数は、平成23年度422名、平成24年度は483名、平成25年度は505名となっており、区内28校の中でも上から6~7番目の在校生を有する大型中学校です。

           

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1階の校舎出入り口から上層階の教室へ上がる階段は、横幅を大きく取った木板貼りの大階段となっており、この階段の向かい側にある白壁を使って映写会も可能とのこと(驚‼)

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階段を登り切った3階の踊り場は、陽の光が燦々と降り注ぐ温かみのある空間です。

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全長108ⅿに及ぶ廊下も木板貼り。

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基本的は白色塗装の壁面ですが、一部の教室の壁面には“チョーク書き可能”で、“磁石が使える”特殊塗装を施してあります。

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また、廊下の中ほどには生徒たちが自由に使えるコミニティー空間が設けられています。

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とにかく、木製部材をふんだんに取り入れた校舎は、明るく、暖かみにあふれた素晴らしい環境です!

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(体育館ではバスケ部が練習に汗を流していました)

             

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(武道場)

            

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2階に張り出したウッドデッキは、平成31年度に竣工する志茂田小学校まで連続的につながる設計で、例えば校庭での学校行事をここから応援することもできたり、この下部はトラック状に整備され、雨天でも運動部が練習できるようになっています(凄い‼)

              

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イメージモデルを見ると、「人」の字の「ノ」の部分が今回竣工した志茂田中学校で、上部が志茂田福祉センター・右側の部分が志茂田小学校になります。

大田区は公共施設整備計画に基づいて、施設の複合化も十分検討しながら機能更新を計画的に推進していきます。

3月20日(月祝)、新築された「志茂田福祉センター」の内覧会が行われ、松原大田区長・大森区議会議長の他、多くの来賓の方々が集われて完成を祝う会となりました。

        

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この志茂田福祉センターは、これまで大田区民センターに併設されていた『新蒲田福祉センター』の機能拡充を図り、この度複合化施設として新築中の大田区立志茂田中学校に移転した知的障害者作業室で、“社会福祉法人 大田幸陽会”に一部業務委託をしています。

          

館内を拝見させていただきました。

災害時、地域の福祉避難所となる当該施設には、広いスペースの備蓄倉庫が設置されています。

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この施設には、就労支援の一つとして『ベーカリー厨房』が整備されており、今後、利用者さんが気持ちを込めて作られるオリジナルパンが楽しみです‼

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(電気式ベーカリーオーブン)

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(電気式発酵機)

              

広くて明るい作業室では様々なメニューが用意されています。

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障がい者の状況に合わせ、作業行程のなかに健康体操や余暇活動を取入れています。

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指先の訓練のための創作活動や、片手にマヒがある方の訓練にもなるオリジナルの編み物機に興味津々‼

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60名定員のところ、現在50名の利用者が決まっているようです。

障害をお持ちの方々が、心地よく、元気に活動できる施設運営に期待します。

3月18日(土)、私たち六郷支部では地域内の2か所(マックスバリュー六郷土手駅前店・共立信用組合六郷支店)においてキャラバン街頭を行いました。

             

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毎年3/1~3/8の期間は国が提唱する『女性の健康週間』です。
これに合わせ公明党はこれまで、ガン対策や食品ロス削減などをテーマに、女性のためのキャンペーンを実施してまいりました。

今年は《女性の視点を重視した防災の取組み》についてをテーマに置き、防災アドバイザーの岡部梨恵子さんの監修でローリングストック備蓄法やパッククッキングを紹介するパンフレットを作成。

この啓発活動の一つとして、本日は藤井都議会議員・党員の方々一緒にキャラバン街頭を行いました。

                             

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災害対策は喫緊の課題であります。
これからも公明党は区・都・国がしっかりと連携し、国民の命と暮らしを守る対策の推進に全力で取り組んでまいります!

3月17日は大田区立中学校28校の卒業式が行われ、私は地元の南六郷中学校の式典に参加させていただました。

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本日、思いで深き学び舎から巣立ちゆく206名の生徒に対し様々な祝辞が寄せられるなか、学校長からは3つの心がけについてお話しがありました。

1、目標を持ってチャレンジ!

2、感謝と思いやりの心!

3、体力向上、健康増進!

    

新しいステージで、自分らしく活躍されることを期待します‼

平成29年度 大田区予算特別委員会 款別質疑【教育費】

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 大田区立小学校・中学校における教育環境、並びに児童・生徒の相談窓口についてお伺いいたします。

              

 本日は、東京都立矢口特別支援学校高等部の第38回卒業式が開催され、健康福祉委員として大森議長・鈴木委員長をはじめ多くの議員と一緒に参加させていただきました。

 この卒業式をもって、矢口特別支援学校高等部は最後の卒業生30名を社会に送り出すこととなりました。学校長式辞では、矢野学校長から卒業生に向けて「夢をもつこと、夢にチャレンジすること」の大切さを通し、卒業生や保護者の方々へ最大限のエールが贈られました。

 明日は大田区立中学校、そして来週は区立小学校の卒業式が予定されております。新しい世界に羽ばたく子どもたちを心から応援させていただくとともに、障がいのある子もない子も平等に、そして安心して学べる教育環境の整備の必要性を改めて感じるところであります。

                 

 今定例会の初日、2月17日の所信表明において藤崎教育委員長は、「教育は、一人ひとりの子どもの健全な育成を図ることであり、これはすなわち、大田区の未来を創っていくことである」と述べられました。これについては私も深く共感するところであり、まずは区政100周年となる30年後の大田区の姿を思い浮かべ、しっかりと取り組んでいきたいと考えます。

 教育委員会では、平成29年度の取組方針として「学力向上が子どもの未来を拓く」とのテーマのもと、3つの重点施策を掲げられております。1、「確かな学力の定着」2、「学習環境の改善」3、「家庭教育力向上に向けた支援」の3つでありました。

 この中の一つの「学習環境の改善」に関連して、学校トイレについてお伺いいたします。

 現在、区内の小中学校の約8割で建築後40年以上が経過した校舎を活用している状況でありますが、良好な教育環境を確保するために、区は老朽化した学校施設の計画的な整備に取り組まれています。平成29年度は新たに田園調布小学校、東調布中学校の改築計画を進めるとのことで、今後も計画的、かつ具体的な改築計画の進捗を期待するところであります。

 一方で、こうした大規模改修に至るまでもなく、児童・生徒の安全な教育活動に直結する学校施設の点検や整備についても滞りなく進めていく必要があると考えます。

            

 ①この学校施設の点検については、教育環境の充実の他、児童・生徒の危険回避という視点でも大変重要と考えますが、区の取組みについてお伺いいたします。

            

答弁:教育施設担当

 学校施設の点検につきましては、学校保健安全法に基づく安全管理計画を学校ごとに作成し、学校長が選任する教職員により、日常点検、月点検、四半期点検等、日頃から常に施設の安全性を確認しております。

 さらに、建築基準法等に基づき、施設保全課の点検資格を有する技術職員による点検も実施し、学校施設の状況把握をしております。

              

 ただ今ご報告いただいた点検方法に基づき、現場の状況やその修繕結果、また経過措置などを集積して年次ごとに計画的に対応下さっていることと思います。

            

 ②そこで、こうした点検の結果、不具合や危険個所が発見された場合どのように対応されているかお伺いいたします。

            

答弁:教育施設担当

 日常点検等の結果、不具合や危険個所が発見された場合は、まず、学校において迅速に対応し、直ちに修繕等必要な措置を講じております。

 なお、建築基準法に基づく定期点検時、及び学校で処理できない場合には、直ちに危険個所の明示または、使用の禁止など必要な措置を講じたうえで、専門的な知識を有する施設保全課の技術職員と連携し、迅速に対応しております。

              

 先日、大田区立南六郷中学校の衛生環境について視察をさせていただきました。

 同校体育館棟のトイレにおいて、外部に繋がる排水管が桜の根上りによって押し上げられたことが原因で勾配が悪くなり、排水不良が発生している現状を見聞しました。流れが悪くなったため、年に数回、排水管に堆積した雑物をバケツで流す作業が必要であることや、床排水のトラップ不良が原因で日によって臭気が上がってくるなど、少なくとも良好な環境とは言えない状況でありました。

 これはほんの一例でありますが、区内の小中学校校舎における不具合は大なり小なり課題として認識されていることと思います。

 各会計予算事項別明細書の245㌻及び251㌻に、校内環境衛生設備の整備として、小学校では3億13万4,000円、中学校では8,763万5,000がそれぞれ計上されており、こちらについても計画的に改修工事を進めていただきたいと思います。

               

 ③そこで、この中学校8,7635,000円は南六郷中学校の便所改修工事とありますが、その工事内容についてお知らせ願います。

              

答弁:教育施設担当

 南六郷中学校の便所改修工事につきましては、北校舎の1階から4階までの1系統において、外部サッシを除いたトイレ全面を改修する予定です。

 工事内容につきましては、便器はもちろん、天井、床、壁、ドア、個室ブース、手洗い場、照明、換気扇等のほか、給排水設備や配線関係など全てを改修し、工期は6か月に渡る予定です。

 なお、委員お話しの体育館棟のトイレにつきましては、学校の施設管理状況、及び対応状況を確認のうえ、必要に応じまして施設保全課の技術職員と連携し、迅速に対応させていただきます。

            

 東京都は学校や公共施設などのトイレ洋式化のため、2017年度予算案で前年度の約5倍となる38億円を計上しました。都内の公立小中学校の洋式化率は54.2%と報告されていますので、これを機に、区内小中学校における洋式トイレへの改修が進むことを大いに期待するところであります

 現在、一般住宅において洋式トイレの設置が普及しているなか、和式トイレに苦手意識を持つ児童・生徒は少なくないこと、また、トイレ自体の老朽化による不衛生な状態により利用を我慢する傾向もあることなどが指摘されています。

               

 ④そこで、大田区内の学校施設のトイレの状況について、具体的に洋式トイレ・和式トイレの設置個数、また、合わせて洋式化率についてお伺いいたします。

              

答弁:教育施設担当

 現在、区立小中学校には、屋外トイレもあわせまして、5,632個の便器があります。そのうち洋便器が2,565個、和便器が3,067個でございます。

 また、洋式化率は45.5%でございます。

               

 先ほど、東京都の洋式化率は54.2%と述べましたので、本区においてはまだ、改修の進捗が弱いことが明らかであります。

 この東京都の2017年度予算案に関連して、過日、小学校トイレの洋式化についてのエピソードが新聞に記載されておりましたので紹介させていただきます。

 それは、大田区の小学校に4年生の娘さんを通わせるお母さんの声でありました。娘さんが通う学校は、校舎の各階に5基あるトイレのうち、洋式が1基のみのため、休み時間になると洋式トイレに列ができ、時間内に用を足せない児童がいるとのこと。

 このため、「学校トイレに洋式が1基でも増えると、子どもたちはとても助かります」と語っておられました。

 全国の公立小中学校の教職員を対象とした調査で、児童・生徒たちのために改善が必要と思われる学校設備は「トイレ」と答えた割合は59%に上るそうです。

               

 ⑤このような状況を鑑み、洋式化率45.5%の大田区においてしっかりとした整備目標を立てて取り組んで行くことが大切と考えますが、区の見解をお伺いいたします。

               

答弁:教育施設担当

 トイレ整備につきましては、区はこれまでも、国の交付金を活用し計画的に取り組んでいるところでございます。

 平成29年度予算では、区立小中学校あわせて6校の整備予算を計上させていただいております。

 今後、都の補助につきましても新設される旨の情報もありますので、具体的な内容が示されれば、積極的に活用し、児童・生徒のための環境改善に向けて、積極的に洋式化を進めてまいります。

 

 ⑥区内小中学校における洋式化の促進に際し、現在、一般家庭でも洋式化率が高くなってきている状況もある中で、完全洋式化への検討も必要と考えますが区の見解をお伺いいたします。合わせて23区の状況等もお示し下さい。

              

答弁:教育施設担当

 トイレにつきましては、委員お話しのとおり、現在、一般家庭においても洋式化が進んでいると考えております。

 一般家庭の洋式トイレ化が進むことによって、和式トイレを使うことに慣れない児童や、小学校男子の場合には、入学当初には、まれに小便器を使えないという事例もございます。

 また、区内の公園等のトイレにつきましては、まだ、殆どが和便器であるため、使い方が分からない児童がいるということも聞いております。そのため、児童が外出した際に和式トイレを使う状況を想定しまして、学校内に一部和便器を残す必要があると考えております。

 23区の取組みにつきまして確認したところ、新築・改築の際のトイレの整備につきましては、11区が便器全体に対しまして洋式化率90%以上での整備を予定しております。

 その他の区につきましては、便器全体に対しまして洋式化率60%以上、または80%以上での整備を予定しております。

 今後も、宅の状況等も確認し、新築・改築の際は洋式化率90%以上を参考し、計画的に推進してまいります。

                

 これまで区立小中学校のトイレ整備については、国の交付金を活用しながら計画的に進めていただいていることが分かりました。今後は、東京都の予算に計上された内容も積極期に活用し、児童・生徒のための環境改善という視点、さらに、災害時における避難所として視点も十分考慮していただき、誰もが使いやすいトイレの整備の推進をお願い致します。

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 次に、大田区の未来を創る宝である児童・生徒が、いじめにあったり、悩み等を抱えたりしたときの相談体制についてお伺いいたします。

 現在、大きな社会問題となっているいじめに対する取り組みとして、いじめや悩み事が生じたときに児童・生徒が安心して相談できる環境の充実や、悩みを抱える児童・生徒を一人も見逃さない取組みの必要性が広く議論されているなか、私も昨年、平成28年第4回定例会において悩みを抱えている児童・生徒が電話やメールで気軽に相談に踏み込めるような啓発について質問をさせていただきました。

 

 ⑦そこで、この相談先の周知等について、区は現在どのような取り組みを進めておられるかお伺いいたします。

             

答弁:教育センター所長

 中学校については、来年度から各校が独自に作成している生徒手帳に都や区の相談機関の連絡先を掲載し、周知を図ることといたしました。すでに全中学校で対応しているところでございます。

              

 いじめや悩みを抱えた児童・生徒が実際に相談をしようと思ったときに、躊躇することなく気軽に相談ができるようなハードルの低さも大切と思います。現在、大田区では、区内各小中学校において毎年、「東京都いじめ相談ホットライン」が記されたカードや、様々な相談窓口を紹介する資料を配布し、児童・生徒はもちろんのこと、保護者に対しても相談窓口の啓発に取り組まれていると伺っております。

                 

 ⑧児童・生徒にとって一番身近な担任の先生への相談や、教育センターでの相談など、大田区として具体的にどのような相談体制を構築されているかお伺いいたします。

               

 答弁:教育センター所長

 学校では、まず担任教諭が子どもたちの日々の状況を観察し、声掛けを行うなど、相談しやすい雰囲気づくりに努めているほか、スクールカウンセラーを配置して相談を受け付けております。

 また、教育センターでは、区立小中学校の校長等の管理職経験者や心理職の相談員による教育相談窓口を開設して、電話や面談による相談のほか、電子メールによる「子どもメール相談(心の輪)」を実施して、人と話すのが苦手な子どもでも相談しやすいよう、配慮しております。

                   

 本区においても、電話やメールによる相談しやすい体制が出来ていることが分かりました。

 昨今、いじめや悩みを抱えている児童・生徒に係る痛ましい出来事が、毎日のように報道されています。社会の変化に伴い、子どもたちが悩みを抱えることが多くなってきていることもあるのでしょう。昨年の第4回定例会でもお示ししました「平成27年度 児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の結果をみても、区内の子どもたちの状況が心配されるところであります。

               

 ⑨そこで、本区においてこれまで、どのくらいの児童・生徒が相談しているのか、その実績についてお伺いいたします。

                

 答弁:教育センター所長

 昨年度の学校に配置しているスクールカウンセラーの相談受付件数は、小学校では7,204件、中学校では5,979件でございます。

 内容別にみると、いじめは小学校では201件、中学校では220件、また友人関係は小学校では2,579件、中学校では984件でございました。

 さらに、教育センターの電話相談のうち、子どもが連絡してきたものは23件で、そのうちいじめ(・・・)に関するものは5件でございます。昨年度はメール相談がありませんでしたが、今年度はメール相談がすでに5件寄せられています。その内訳は、いじめに関するものは1件、教員に関するものが3件、転校に関するものが1件でございました。

                   

 ただ今ご答弁いただいた現状を聞くにつけ、まだまだ相談窓口の周知の必要性を感じざるを得ません。

 悩みを抱え、誰にも相談出来ないでいる児童・生徒を、一人でも減らしていくため、今後はこれまで以上に相談体制を整備するとともに、その周知の方法も検討していく必要があると思います。こうしたことから私は、昨年の第4回定例会にて、区政70周年を記念して誕生した大田区公式PRキャラクター「はねぴょん」を使い、悩みを抱えている児童・生徒がより受け入れやすく、気軽に踏み込めるような啓発の仕方を提案させていただいたところであります。

                 

 ⑩改めてお伺いいたしますが、今後の相談体制の拡充や、その啓発について大田区の見解をお示し願います。

                    

 答弁:教育センター所長

 まず、教育委員会の機関紙である「おおたの教育」や区のホームページ等を活用し、なお一層の周知を図ってまいります。

 また、平成29年度は、教育センターの相談窓口の周知を図るため、電話番号と相談メールアドレスを記載したキーホルダーを全ての児童・生徒に配布する予定でございます。

 キーホルダーには、ご提案いただきましたように、子どもたちに喜んで持ち歩いてもらえるよう、区のマスコットキャラクターである「はねぴょん」のプレートを付ける予定です。また、相談体制の拡充につきましては、今年度ソーシャルワーカー、訪問支援員等による支援チームを構成し、学校や適応指導教室等と連携を図りながら、児童・生徒に対する心理面や学習面での相談・支援や福祉機関等と連携した家庭支援を行うなど、動く相談支援として進めてまいります。

 今後も、児童・生徒が悩みを気軽に相談でき、必要に応じて学校や家庭との速やかな連携をとることにより、解決に結びつけていく取り組みを推進してまいります。

                

 冒頭に紹介させていただきました教育委員長の言葉、「教育は、一人ひとりの子どもの健全な育成を図ることであり、これはすなわち、大田区の未来を創っていくことである」との指針のもと、教育行政が一体となって計画の推進に取り組んでいただきたいと要望し質問を終わらせていただきます。

平成29年度 大田区予算特別委員会 款別質疑【土木費】

          

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 大田区が推進している臨海部海辺の散策路事業に関連し、多摩川のたまリバー50キロとの一体整備についてなどお伺いいたします。

                

 おおた未来プラン10年(後期)において、潤いと安らぎのあるまちづくりの現状と課題として、誰もが水と緑に親しめる環境を整えるため、区の特色である水辺を活かし、多摩川・呑川・内(うち)川・空港臨海部が連なる骨太なみどりづくりを推進する必要があり、大田区への来訪者に対するおもてなしにも繋がる施策ととらえ、「国際都市おおた」の実現に向けた取り組みの重要性が記されています。

 海老取川から平和島運河周辺などにかけての臨海部散策路の整備において、平成28年度予算では公共溝渠の整備などで3億7,000万円余、平成29年度予算では2億900万円余が計上されており、本区が推進する海辺の散策路整備が、東京都との連携で着実に進捗している様子を伺うことができます。

               

①初めに、この事業の進捗状況及び、今後の事業計画についてお伺いいたします。

                  

答弁:都市基盤計画調整担当課長

 海辺の散策路整備は、大森ふるさとの浜辺公園から羽田朝日町までの約4㎞を優先的な区間として整備を進めているところでございます。

 これまで、大森東地区で約200ⅿ、大森南四丁目で約380ⅿ、羽田旭町で約200ⅿ、そして大森南五丁目にて約600ⅿを整備しました。すでに完成していた大森ふるさとの浜辺公園から大森東避難橋の区間約1㎞を加えますと、合計で約2.5㎞となり、約6割が完成しているところでございます。

 平成28年度は、東京都港湾局が行う防潮堤整備と併せて、貴船掘においては係留施設や埋め立て等整備を進め、南前堀では旭橋付近までの約3,000㎡の埋め立て整備を行っております。

 臨海部における水とみどりの拠点を結ぶネットワークの形成に向けて、東京都等との協議を進めながら早期完成を目指して今後も引き続き整備を進めてまいります。

                     

新年度以降も是非、東京都と連携をしながら積極的に進めていただきたいと思います。

              

 大田区を流れる多摩川は、私の住まいからすぐに位置することもあり子供のころからよく遊びに出かけた場所であり、現在でも時間を見つけてはウォーキングをしてみたり、少年野球で汗を流す選手たちの応援をしてみたりと非常に身近な場所であります。

 今後の臨海部の散策路整備が進む先に、平和島運河周辺から空港跡地を経由して、多摩川下流域から調布地域のある上流域、更には羽村市までを結ぶたまリバー50キロの一体的な導線の構築を強く願うものであります。

 しかし、以前、自民党の高山議員や渡司議員も議会でご質問されているように、舗装路の幅の関係で人と自転車との交錯が危惧される箇所が多々あることも課題の一つであると思います。

 これは、たまリバー50キロにおける自転車走行のコースマナーの一つに、「自転車が係わる接触事故が多発していますので、十分にご注意ください」とあることでも明らかです。大田区においても、例えば仲六郷四丁目ゴルフ練習場周辺のように急激に狭くなる場所など、検討・構造変更が必要と思われる場所も少なくありません。

 また、たまリバー50キロのコース図を見ると下流域の最終は大師橋で、そこから産業道路を経由して大鳥居駅で終了となっております。幾つかの課題はあるにせよ、臨海部の散策路整備の延長線上に、大師橋から五十間鼻、そして「新産業創造・発信拠点」と位置付ける空港跡地への誘導も検討していく必要があると思います。

                

②そこで、この臨海部の散策路整備事業の関連で、たまリバー50キロ整備についての本区の考えをお伺いいたします。

                  

答弁:都市基盤管理課長

 区といたしましては、多摩川沿いのたまリバーから臨海部の海辺の散策路を結ぶ親水性のある散策路を一体的に結び、多くの区民にご利用いただけるよう整備を進めているところです。

 特に、多摩川では、西六郷や南六郷、本羽田付近の完成路線におきましては、ランニングやウォーキング、サイクリングなどの区民の健康や体力維持に有効な空間となっているだけでなく、都市の貴重な潤い空間ともなっています。

 しかし、現状の未整備区間につきましては、部分的に散策路が狭隘なことなど、様々な課題があることから河川管理者である京浜河川事務所による堤防の耐震化工事に併せて散策路を整備するなど、河川管理者と連携して進めてまいりたいと考えております。

          

 この区間にある羽田レンガ堤(づつみ)は大田区の文化財であり、この度観光課で作成された「羽田空港周辺で楽しむ3時間」でも紹介されていることから、区民のみならず多くの方々に楽しんでいただけるよう検討願います。

           

            

 次に多摩川堤防の護岸工事についてお伺いいたします。

 多摩川の源は関東山地南部に位置する2,000m級の山々にあり、そこから一気に総延長138kmを流れ下る急勾配の川で、洪水時の流れが強く、その強い流れとともに多くの砂利が混ざって流れてくるために河岸が削られやすく、古くから「あばれ川」との別名が付けられるほど水域は洪水被害にさらされてきた地域でありました。

 半面、運ばれてくる土砂によって構築された肥沃な堆積層は様々な作物を育て、明治・大正時代の大田区や川崎区内には梨畑が広がり、俳人・正岡子規はその風景を見て『多摩川を 汽車で通るや 梨の花』と詠んだと記録されています。

 こうした背景を持つ大田区では、洪水対策・高潮対策のための堤防改修工事を重ねてきた歴史があり、近年では平成23年の東日本大震災以降に大師橋から六郷橋までの堤防の護岸工事が進められてきました。また、昨年12月の都市整備委員会で報告のあった通り、本年1月からは多摩川田園調布南上(かみ)の護岸工事が着工となっています。

 さて、大田区の最南端に位置する仲六郷四丁目地域は、既に大規模改修工事が完了していた西六郷地域と、昨今工事が完了した東六郷地域の間にあり、かつ京浜急行とJRの鉄橋に挟まれた地域で、未だ護岸工事の計画が明らかにされていない状況と聞きます。

            

③そこで、この地域の護岸工事について、現時における京浜河川事務所との協議の状況をお伺いいたします。

            

答弁:都市基盤課長

 国土交通省京浜河川事務所による護岸工事につきましては、大師橋から東六郷3丁目にかけて整備が完了し、引き続き、今年度は田園調布南地域の整備に着手したところです。また、上流側の西六郷地域におきましても整備が完了しております。

 委員お話しの仲六郷四丁目地域につきましては、JR線や京浜急行線の橋桁が堤防上を通っており、工事にあたっては鉄道を通しながら整備していくこととなります。このため、整備にあたっては、鉄道の運行に支障がないよう鉄道事業者と協議を行っていく必要があります。

 このようなことから、京浜河川事務所より、今後、鉄道事業者と協議を行い、事業を計画的に進めていきたいとの説明を受けているところです。大田区といたしましては、引き続き耐震護岸整備の必要性を強く河川管理者である京浜河川事務所に伝えてまいります。

           

さらに、この工事内容について、

            

④連合町会や地元住民への情報共有をどのように行っているかお知らせ願います。

              

答弁:都市基盤管理課長

 連合町会や地元住民への情報共有については、平成279月に起きました関東・東北豪雨災害を受け、地域住民を含めて共同で現地を確認する共同点検を平成2710月に実施しております。その後、京浜河川事務所より地域関係町会長に対し、護岸工事に関する事項について説明いたしました。

 また、この間の新規に堤防の工事を実施する場合におきましては、関係地域において大田区も出席の上、事業者である京浜河川事務所が関係町会長会議での工事説明会を行い、その上で住民説明会を開催し、必要な情報共有を行っています。区といたしましても、京浜河川事務所に対し、地域に影響の大きい堤防工事の際には地域への情報共有について丁寧に行っていくよう要請してまいります。

          

 堤防に関連して、河川敷へ不法に投棄された大量のゴミについて一言申し述べます。

 私は平成24年第4回定例会の一般質問で、六郷地域における不法投棄ゴミの問題を取り上げ、大田区が日常的に行っている地域内パトロールをはじめ、警察や都道、国道の管理所管と連携をとり不法投棄対策を進めて下さっている状況もありますが、不法投棄は法で定めた犯罪であるとの観点から、防犯カメラ設置など一歩進んだ取り組みを検討するべきと主張させていただきました。

 所管が異なるため質問は致しませんが、更なる対策の強化を要望させていただきます。

            

           

 次に、この堤防にかかる階段の手摺りについてお伺いいたします。

 これまで、六郷地域にお住まいの方々から種々お話しをいただいている中で、「多摩川堤防にかかる階段に、何故手摺りが付いているところと付いていないところがあるのか?」「河川敷を歩きたいが、階段を下りる時に手摺りが無いため怖い」など幾つかありました。

 また、昨年末には、日中、階段に腰を下ろし一休みした後に立ち上がろうとした高齢者がよろめき、転倒して軽いけがをした事例をお聞きしました。

 特に、毎年8月に行われる「花火の祭典」の会場となっている西六郷の多摩川緑地では、堤防を境に内陸部は手摺りが整備されているにも関わらず、河川敷側には未設置となっている場所も幾つか存在します。区内外から大勢の来場者を受け入れる場所でありますので、花火の祭典開催の時は仮設対応されていますが、多くの区民が健康増進のために利用されている日常を鑑みると、堤防の手摺りの整備は重要であると考えます。

               

⑤まず、多摩川はこれまで様々な洪水被害にさらされてきた地域であることは先ほど述べましたが、実際に近年、2001年及び2002年の大型台風による大規模増水によって被った多摩川河川敷の被害状況、及び区の対応などについてお伺いいたします。

                  

答弁:都市基盤管理課長

 2001年では、多摩川河川敷の完遂被害は『台風15号』により1回ございます。この台風により多摩川の水位が上昇し「多摩川洪水警報」が発令されております。区の水防態勢といたしましては、「水防一次態勢」となり区職員125名を動員して水防対応しております。

 多摩川河川敷の被害状況としましては、「サッカー場3面」、「野球場13面」、「テニスコート19面」、「広場等」が冠水被害を受けております。

 2002年では、『台風21号』により1回ございます。この台風により多摩川の水位が上昇し、「多摩川洪水警報」が発令されました。区の水防態勢といたしましては「水防一次態勢」となり、区職員147名を動員して水防対応しております。

 多摩川河川敷の被害状況としましては、「硬式野球場2面」、「軟式野球場2面」、「サッカー場3面」、「野球場15面」、「テニスコート10面」、「広場2か所」が冠水被害を受けております。

 以上のように、多摩川河川敷の運動場施設に多くの被害がございました。

             

 堤防や河川敷への構造物の設置は、ただ今ご答弁いただいた集中豪雨などによる河川増水時に、漂流物が構造物に纏わりつく事により二次的被害が発生することが想定されるため、その設置許可については大変厳しいとお聞きしています。

 河川法第26条には、「河川区域内の土地において工作物を新築し、改築し、又は除却しようとする者は、国土交通省令で定めるところにより、河川管理者の許可を受けなければならない。」と定められており、 ガードレールや手摺りの設置(既設工作物への添加を含む)や撤去についてはこの工作物の新築等に該当するため河川管理者との協議が必要となります。

 現状、護岸工事が完了している堤防にかかる階段やスロープには、強固な造りの2段手摺りが設置されておりますが、こうした構造物は、河川増水時における二次的被害を最小限に抑える構造になっていることと思われます。

               

⑥こうした状況を踏まえ、今後、河川敷や多摩川緑地の安全環境の整備、特にこうした階段手摺りの整備等について、大田区としての見解をお伺いいたします。

              

答弁:都市基盤管理課長

 多摩川河川敷は、日常から多くの利用者がいるだけでなく、災害時には広域避難場所として指定されているなど、区民だれもが利用しやすい施設にしていくことが求められています。

 現状におきましては、全てのスロープや階段に手摺りが設置されていない状況となっています。特に、川表側は手摺りが設置されていない箇所が多く存在します。これは委員お話しのように、河川管理者の判断により河川の流水阻害が懸念されることから設置が控えられていたものです。

現 在は、高さ1ⅿ程度の手摺りなどの施設については、出水時に撤去できる構造とし、治水上の影響が少ないとの判断ができる場合については、設置が可能となっています。このような状況から、区といたしましては区が管理している未設置個所について京浜河川事務所の判断のもと、手摺りの設置が可能かどうか相談し進めてまいります。

                

 これから整備が進む臨海部の散策路から多摩川上流域までの良好な環境づくりに、今後も鋭意取り組んでいただけますようお願いいたします。

              

             

 次に、京浜急行連続立体交差事業に関連して、交通環境の改善に資する取り組みについて確認させていただきます。

 この事業は、鉄道の高架化によって、慢性的な交通渋滞等の要因となっていた28か所の踏切を取り払うと共に、高架下空間を自転車駐車場などの施設用地としての有効活用や各駅のバリアフリー化の促進、また沿線地域の住環境整備を促進するもので、平成28年度をもって、自転車駐車場や防災設備の設置など一部の付帯工事を除き事業が完了いたします。

 この連続立体交差事業の進捗に合わせ関連側道の整備も進み、新たな交通ネットワークの構築に伴い周辺住民の生活導線も変化していきました。しかし、快適性が押し出された反面、自動車・自転車・歩行者の交錯が各地の交差道路で見られるようになり、不安の声が少なからず寄せられている状況であります。

 平成28年度都市基盤整備部事業概要には、大田区内における自転車事故の推移が示されており、これによると平成23年の事故件数1,120件、平成24年928件、平成25年759件、平成26年649件、平成27年は503件となっており、区内の自転車事故件数は減少しているように読み取れますが、一方で、こうした報告に上がらない事故や、ヒヤリハットの事例などを考慮すると、まだまだ事故対策を促進していく必要があると考えます。

 先日も地域の方から、「大田区立仲六郷小学校横の交差道路の横断時に危険を感じる」とのご意見をいただき、早速、地域基盤整備課につないだところ早々に安全対策を施していただきました。有難うございました。

 このような、自動車や自転車などの錯そうが日常的に見受けられる場所では、例えば、南蒲田地域では小学校の登下校の時間帯に合わせて、地元町会の方々が自主的に安全誘導を行って下さっている場所もございます。

             

⑦このような現状について、地域からはどのような声が挙げられているか。また、その声に対する区の対応や警察との協議の状況についてお伺いいたします。

            

答弁:地域基盤整備第二課長

 京浜急行電鉄の連続立体化事業に際し、新たに開通した関連側道は、多くの自転車や歩行者が利用する一方、在来の区道と交差する箇所において、新たに交通が交錯する箇所が発生しているところがあります。

 仲六郷地域においえは、特に地域から信号機の設置等の具体的なご要望はいただいておりません。

 関連側道の整備にあたっては、計画時より交通管理者である警察と十分に協議を行い、各交差点において横断歩道の新設やカラー舗装による交差点の明示、さらには自発光式の交差点中心鋲(びょう)を設置するなどの対策を行ってまいりました。

 さらに今年度は、関連側道に自転車ナビマーク、ナビサインを設置しました。

 委員お話しの仲六郷小学校そばの交差点につきましては、信号機の設置を地域の声として所轄警察署に伝えてまいります。

 今後も、地域の道路環境を整備するため地域の皆さまのお声をお聞きしながら、関係機関と連携・協力し、更なる交通安全対策を実施してまいります。

                  

 昨年10月7日、私たち大田区議会公明党は「平成29年度予算要望書」を松原大田区長あてに提出させていただきました。その中でも、都市基盤整備部所管の項目において、1、多摩川の土手沿い、本羽田3丁目公園から五十間鼻の間にトイレを設置すること。1、多摩川土手のサイクリング道路整備。1、多摩川河川敷手摺り未設置階段に手摺りの設置をすること。など区民の声を要望させていただいております。

 大田区におかれましては、是非ご検討のうえ積極的にお取組みいただくことを要望し、質問を終わらせていただきます。

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