汗ばむほどの日差しの中、大森ふるさとの浜辺公園にて合同水防訓練が開催。
大田区をはじめ第二消防方面本部・各消防署・各消防団のほか様々な関係団体が参加し、被害想定に基づいて迅速に水防体制を整えていく訓練が披露されました。
【訓練想定】
台風X号の接近に伴って雨脚が強まり、5月17日6時00分、東京地方に大雨・洪水警報が発表されたことから、大田区は水防監視態勢、東京消防庁は水防態勢を発令し河川水位の監視等警戒中である。
8時00分、台風X号の勢力はいよいよ拡大し、大田区は水防二次態勢を発令し警戒の強化を図った。大田区内は豪雨による住宅、ビル地下室への浸水危険、河川堤防の越水危険が迫っている。
この措定の基、7種の水防工法が披露されました。
①大型積土のう工法
②改良積土のう工法
③積土のう工法
④窯段工法
⑤連結水のう工法(越水・浸水)
⑥ビル出入口浸水防止工法
⑦家屋浸水防止工法
約400名を超える参加者の様子から見ても、全国で多発している集中豪雨などに対する水害への備えは、大田区としても喫緊の課題として問題意識が非常に高くなっていることが分かります。
その点からも、本日、各工法を披露して下さった関係者の皆さんとの連携は、自助・共助・公助といわれる災害対策における重要な取組みであります。
本日の訓練で見えた課題などもしっかりと精査をし、より一層の水害対策・災害対策の拡充に取り組んでいきたいと思います。