3月1日、大田区民プラザにて『平成26年度 大田区青少年健全育成大会』が開催されました。
【大会宣言】
時代の変化とともに、青少年を取り巻く社会状況は大きく変わってきました。しかし、未来を担う青少年が心身ともに健やかに成長していくことは、私たち区民すべての願いであることには変わりありません。この「大田区青少年健全育成大会」も、その願いの実現をめざして取組みを始めてから今年で26年目となりました。
現代には、青少年の健全な育成に悪影響を及ぼす様々な要素があります。スマートフォンをはじめとする通信機器の発達は、我々の生活に多くの利便性をもたらす一方で、インターネットへの依存や人間関係のトラブルをもたらす危険性を含んでいます。幅広い情報へのアクセスが容易となっている今、危険ドラッグ等の薬物乱用も、子どもたちと決して無関係ではありません。
このような時代だからこそ、子どもたちが地域社会の中でのつながりを強くもつことが重要となります。地域の人との関わりは、思いやりや信頼関係、規範意識を育み、青少年にとって健全な環境をつくります。
本日ここに参加した私たちは、家庭や学校、自治会、町会、青少年対策地区委員会をはじめ地域の様々な組織が手をつなぎ、力を合わせていくことで「地域力」を発揮し、青少年を取り巻く環境浄化と健全育成活動の輪を、より一層広げていくことを誓い、次のように宣言します。
一、家庭、学校、地域は、青少年が安心してすごせ、自分の存在意義を見出していける場所や時間の創出につとめます。
一、青少年が地域の一員として自立し、心豊かな人間に成長していくよう、彼らを受け止め、責任と役割を持たせます。
一、子どもたちが安心して生活することができるよう、「どの子もわが子」という視点で、地域における安全確保と有害な環境の浄化を推進します。
平成27年3月1日
大田区青少年健全育成大会
3月1日(日)、大田区立障がい者総合サポートセンター(さぽーとぴあ)が開設の運びとなり、多くのご来賓が参列する開所式が執り行われました。
『さぽーとぴあ』は、障がいのある方、区民の方々や関係機関のみなさんの意見をお聞きし設立した、障がい者の生活サポートの「拠点」施設です。
障がいのある方もない方も、ともに支えあう出会いとつながりを目指し、常に進化する施設を目標としています。
【障がいのある方の暮らしを総合的にサポートします】
①地域交流支援~地域やボランティアとの交流を支援します~
②相談支援~相談しやすい窓口を目指します~
③就労支援~働きたいを応援します~
④居住支援~地域で暮らし続けていくために~
⑤ユニバーサルデザイン~どなたにもやさしい工夫をしています~
2月22日(日)、六郷地域力推進センターにて『六郷地区 防災フェスタ』が盛大に開催されました。
東京都の補助事業を活用し、六郷地区における防災対策の啓発を主眼とした大規模なイベントとなりました。
松原大田区長は冒頭のあいさつで、六郷地区は大田区内において最も「防災・減災」に力強く取り組んでいる地区で、他地区の模範となっていることに敬意を表するとし、以下4点にわたり紹介して下さいました。
①六郷地区独自の「防災ガイドブック」の作成
②市民消火隊の操法発表会を連合町会で行っている唯一の地区
③ご近所に学ぶ防災「ご近所の力」を徹している
④障害者との訓練、介護からみた訓練、女性の視点からにた避難所運営などの充実
この後、(公財)ダイヤ高齢者会研究財団の澤岡様による『被災地から学ぶ、街を守る「ご近所の力」』との基調講演を拝聴。
防災対策の観点から地域コミュニティーの大切さや、“老年学”から学ぶ『人のつながり』をテーマに地域での居場所づくりを提案されていました。
その他、各階には地域の皆さんが制作した様々なパネル展示が紹介されていて、特に、六郷地区にある『東京都立城南特別支援学校』の皆さんが作られた防災マップは、丁寧なインタビュー記事もあり非常によく出来ていて関心しました。
今後も、こうした『地域力』を活かした災害に強いまちづくりに、六郷地区一体となって取り組んで参りたいと思います。