5月21日(水)、荒川区で新規整備された『永久水利』を視察させていただきました。

           

昨年度の大田区議会第3回定例会での一般質問で私は、大田区内における上水道管の耐震化工事の進捗状況を鑑み、防火水槽の拡充と防災マップへの正確な情報提供を述べさせていただきました。

その関連で他区の状況を調査していたところ、この荒川区の取り組みを先輩議員に紹介していただき今回の視察となりました。

                    

『永久水利』が整備されている”あらかわ遊園”に伺い、初めに所管担当の皆様から事業概要・設備内容について説明をいただきました。

                

荒川区は大田区と同様に木造家屋密集地域が多く、現在危惧されている首都圏直下型地震発災時における大規模火災への対策が必須となっています。

このため防火に対するインフラ整備をはじめ、区民消火組織並びに区内の小学校に対して180台のD級可搬ポンプを整備するとともに、区民レベルでの消火体制の拡充に取り組んでおられるとのこと。

               

貯水量の決められた防火水槽では、おおよそ1地点で消火できる火災には限界があります。

この防火水槽の『枯渇』対策として、隅田川の豊富な水資源を利用するというのが永久水利でした。

              

あらかわ遊園の「せせらぎ」用に元々整備してあった取水設備や搬送管を拡充し、高圧・大量の河川水を約500m先の内陸部への送水を可能としました。

                 

(貯水・浄水施設)

              

(自家発電機)

              

(内陸部に設置の取水栓)

            

ここから75φ消防ホースを接続して消火活動を展開します。

また、すぐ傍には資機材倉庫が附設してあり、D級可搬ポンプをはじめ延長ホースやバルーン型投光器などの機材が収納されていました。

                

今後荒川区では、永久水利の構想を基とした消火体制を構築していくとのことで、具体的には、現在配備中の180台のD級可搬ポンプや自動中継機能付きポンプを併用することで水源の確保を行い、木造家屋密集地域での消火活動を支援するものでした。

           

大田区にも多摩川や呑川、また洗足池などの豊富な水資源があります。こうした資源を有効に活用した消防体制の構築が可能であると思いますので、今後、所管防災課と一緒になって調査を進めてまいります。

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