2月19日(水)、平成25年度 大田区自殺予防対策ゲートキーパー実践講座が蒲田にある消費者生活センターで開催されました。
これは昨年11月19日に開催された基礎講座を修了された方が対象で、今回20名を超える区民が実践講座を受講。
基礎講座では、全国/大田区内の自殺者数や自殺に追い込まれていく要因、さらにゲートキーパーの役割などを『聞く』講座でした。
本日の実践講座では、3人1組のグループに分かれてそれぞれが相談者・相談員・観察者の役に就き、自殺の要因とされるお題について疑似相談会(ロールプレイング)を体験。
汗をかきかき、緊張しながらも充実した体験学習ができました(^0^)
(ゲートキーパー実践講座 修了証書!!)
大田区では、長期基本計画『おおた未来プラン10年』で“こころの健康プラン”として自殺予防対策の充実を計画しており、平成23年度から初級(基礎編)を年2回開催してきた経緯がありますが、今回“実践編”をして開催ができたのは初めてのこと。
今後も継続することによって、一人でも多くの方が救われていくことを強く希望し、この事業の促進を訴えていきたいと思います。
大田区議会公明党のグループで、福岡~岡山への行政視察を行って参りました。
視察項目は両市とも『自転車の安全利用』についてとしました。
2月3日(月)、福岡市役所を訪問。駅前の自転車押し歩きを含めた『福岡市自転車の安全利用に関する条例について』行政視察致しました。
大田区では、JR蒲田駅・大森駅並びに京急蒲田駅周辺で自転車押し歩きを推進していますが、なかなか周知徹底が難しい状況。また、いぜんと放置自転車の対策も喫緊の課題となっており、ますますこの対策に力を入れていかなくてはなりません。
翌2月4日(火)は岡山市へ。
岡山市は温暖で晴れの日が多く、市域南部に向けて平坦な地形が広がっていることから、全国の都市と比較しても自転車利用に適した環境と言えるそうです。
このため、岡山市では通勤・通学時の交通手段として『自転車』を利用する人口は全国で5番目。
一方で、通行インフラの整備不足や駐輪環境の悪さなどから、自転車利用に対する市民満足度はかなり低い値となっています。
この市民満足度向上に向けた取り組みのなかで、『岡山コミュニティーサイクル【ももちゃり】』事業について行政視察致しました。
初期導入台数は140台と少ないため、導入後約半年の成果として放置自転車・駐輪環境の大幅な改善とはいかないものの、市民の自転車利用に対する意識向上や環境美化などに大きくつながったとのこと。
今回学ばせていただいた事業についてしっかり精査をし、大田区の自転車環境整備に反映するべく取り組んで参りたいと思います。