大田区ハザードマップ(風水害編)改訂版
昨年10月の台風19号での教訓を経て、令和2年4月に大田区ハザードマップ(風水害編)が改訂されました。
今回の見直しでは、以下の内容が反映されています。
①水害時緊急避難場所の増設(89か所)
②丸子川流域を想定最大規模に修正(令和元年6月に丸子川流域の想定最大規模 浸水想定公表)
③情報学習面の強化
避難方法への理解を図るためのフロー チャートや 避難行動のタイミングを検討するためのタイムラインの掲載
こちらの大田区ハザードマップ(風水害編)は、防災危機管理課(本庁舎5F)、区政情報コーナー(本庁舎2F)、各特別出張所にて配付されています。
災害発生時、大田区のホームページへのアクセスが集中して閲覧できなくなることもありますので、災害への備えとして事前にダウンロードして個人の機器に保存されておくことをおすすめいたします。
・大田区ハザードマップ(風水害編)表面(PDF:3,668KB)hazardmaphusuigai_A
・大田区ハザードマップ(風水害編)裏面(PDF:3,370KB)hazardmaphusuigai_B
以下、大田区ハザードマップ(風水害編)の掲載内容を一部ご紹介いたします。
(大田区ホームページ 大田区ハザードマップ(風水害編)より)
ハザードマップ1-1 多摩川の氾濫(浸水の深さ)
多摩川が氾濫した際に起こり得る、最大規模の浸水想定です。青の線で囲まれている場所は、氾濫時に水流によって木造家屋の倒壊や流出する恐れのある地区となります。
ハザードマップ1-2 多摩川の氾濫(浸水が継続する時間)
多摩川が氾濫した場合において、浸水がどの程度続くのかを示した図となります。
ハザードマップ2-1 高潮の被害(浸水の深さ)
超大型台風が接近した際に、海面の吸い上げや風による吹き寄せ等によって発生する海面上昇(高潮)における、最大規模の浸水想定です。高潮の想定については、一部多摩川堤防の決壊を想定しているため、沿岸部以外についても浸水想定がなされています。
ハザードマップ2-2 高潮の被害(浸水が継続する時間)
上記2-1と同様の超大型接近時に発生した高潮によって、浸水がどの程度続くのかを示した図です。
台風や豪雨は、地震や火災と違って、事前に予測ができますので、早めに避難することができます。
風水害から身を守るポイントとして、
①ハザードマップの確認 ②避難方法の確認 ③避難行動の確認
この3点を日頃から確認して、備えておきましょう!
以上