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東京都議会議員| 玉川ひでとし | 公明党|大田区

平成25年度 第2回定例会で一般質問

2013年6月17日

6/13(木)、平成25年第2回定例会第2日目にて、一般質問をさせていただきました。
質問項目は、
1.広報について
2.防災意識向上について
3.防災教育について
以下、テキストにて質問内容を掲載いたします。


※写真クリックで、字幕付きのYoutube動画が見れます!(質問約16分、答弁13分)

大田区議会公明党の玉川英俊でございます。

はじめてこの場所で一般質問をしてから、早くも2年が経ちました。
ここで質問・提案をしてきた「学校避難所の将来像」や「ポケットサイズの防災ガイド」をはじめ、「呑川のユスリカ対策」、「宮城県東松島市の復興支援の継続」、「区内の情報を地域へ発信する仕組み」など、さまざま形を変えながらも目的に向かって実現してきていることは、大変にうれしいことであります。
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本日もさまざまな角度から質問・提案をさせていただきますので、実現に向けての答弁・取り組みをよろしくお願いいたします。
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それでは、はじめに大田区の広報について質問いたします。
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大田区では区政情報を広く伝えるためにさまざまな広報活動がされております。
紙媒体による「おおた区報」は毎月3回発行され、1日号は自治会・町会を通じて、11日、21日号は、大手6紙の新聞折り込みで配布されています。
また、区内の公共施設や鉄道の各駅設置の広報スタンドにも置いてあり、多くの区民の手に届くよう、工夫がされております。
この「おおた区報」の先月5月1日号では、区の情報発信について特集が組まれ、ホームページの活用方法や昨年10月から運営開始されたツイッター、区内安全・安心メールサービスの登録、そして、先月区内22か所に設置され、いまこの模様を生中継で配信している電子看板(デジタルサイネージ)など、緊急時の強い味方として、デジタル情報の活用が紹介されておりました。
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また、地域や施設、駅の掲示板に貼り出される「おおた写真ニュース」は毎月1回発行、広報番組「シティーニュースおおた」は毎月2回作成され、大田区内のケーブルテレビ、 JCN大田とイッツコムにて放送、これは大田区ホームページでも見ることができます。
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このように大田区の情報はさまざまなツールで発信されておりますが、JCN大田では、大田区の最新情報をいち早く届ける地域密着のニュース番組として、「デイリー大田」という番組を平日の夕方6時から毎日放送しており、再放送を含めて翌朝までに合計7回、週末土日には、1週間分をまとめて週間版として60分の放送をしております。
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この番組は、大田区内のイベントをはじめ、区民活動、行政の新事業、街の出来事などをわかりやすく紹介しており、いま話題の下町ボブスレーや、被災地支援ボランティアの活動などは何度も特集が組まれ、さらに大きなイベントでは、主催者がスタジオに登場しての事前告知やイベント会場での参加者インタビューなどで、現場の生の声を視聴者に伝えるという工夫が凝らされており、この番組を見ているだけで日々の大田区の出来事や取り組みが非常に良くわかる番組となっております。
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当然、この番組はJCN大田の加入契約をしていなければ見ることができませんが、同じ大田区で視聴したくてもケーブル網が整備されていないために視聴できない地域があります。わたしの住んでいる調布地域はまさにこの視聴できない地域であります!
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学校防災拠点本部事業のモデル校に選ばれた大森第六中学校での学校防災訓練や大田・目黒の両区長が来賓として参加された大岡山さくらまつり、地元の商店街を中心に数多くの団体が一緒になって活動している大岡山駅前花壇「おおた花街道」、そして、洗足池での伝統行事「春宵の響」など、この番組で取り上げられても、この地域に住む人たちは、この放送をまったく目にすることができないわけであります。
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以前、我が会派の広川議員が同様の質問をしておりますが、
(質問①)
このように地域によって情報格差が起きていること、貴重な情報が大田区全域に伝えることができていないという現状を、大田区はどのように考えていますでしょうか。
お聞かせください。

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同じような映像による広報番組として、冒頭で申し上げました「シティーニュースおおた」が大田区のホームページで公開され、JCN大田では毎日朝と夜の2回、イッツコムでは平日昼間1回の放送がされておりますが、月の前半、後半でそれぞれ約15日間、同じ内容の番組が再放送されているわけです。
これでは情報の新鮮さに欠けるのではないでしょうか。そこで提案なのですが、
(質問②)
この月2回の番組「シティーニュースおおた」から、毎週1回の「デイリー大田週間版」のダイジェスト番組の放送に切り替えてみてはいかがでしょうか。
欲を言えば、毎日最新版の「デイリー大田」を大田区ホームページで見たいものでありますが、月2回の更新から週1回の更新でいままでより新鮮な情報をお届けすることができるようになるわけです。実現可能かどうか、大田区の考えをお聞かせください。

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いまから2年前、2011年6月17日に発表された、第37回「日本ケーブルテレビ大賞」番組アワードで、この「デイリー大田」が応募134番組の中で準グランプリを受賞されております。
このときの受賞作品紹介のコメントは、
「常日頃、地域の皆さんの身近で役に立つ情報を求め、大田区内を隅々まで取材しているデイリー大田は、地元のあらゆる最新ニュースや話題をいち早くお届けする情報番組です。東日本大震災当日は緊急生放送を行い震災直後から大田区内の被害状況・公共交通機関への影響など様々な場面を取材し、“大田区にとっての東日本大震災”をリアルタイムで伝え、地域密着の震災速報を行いました。」 といった内容でした。
このように災害発生時の情報伝達番組として、多大な活躍をしたわけであります。
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先月、区内22か所に設置されたデジタルサイネージにより、災害発生時には防災情報を素早く配信していくとのことですが、各施設が閉館している早朝や夜間の時間帯ではその情報をキャッチすることができず、パソコンなど器用に使いこなせない世代に向けての情報発信は、やはり、お茶の間のテレビに届けることが大事であると思います!
(質問③)
今一度、防災の観点から、ケーブルテレビを活用しての区内全域への共有情報の提供、そして、情報格差が生じない環境づくりはできないものでしょうか。お聞かせください。

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続きまして、防災意識向上、防災教育に関する質問に移らせていただきます。
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3.11から2年が経った本年3月、東日本大震災の教訓と経験に基づき、
「これまでの震災対策は十分だったのか」という視点のもと、防災対策の抜本的見直しが行われ、「自助」と「共助」の取り組みの重要性を理解し、いざという時に主体的かつ具体的な防災行動マニュアルとして活用できるものとして「大田区わがまち防災計画」が作成されました。これは大変に素晴らしいものであると思います。
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「自助」「共助」「公助」といった言葉は、防災に関心ある人にとっては、あたり前の言葉として認識され、区民の防災意識も高まってきているのではないかと思いますが、先日、危機管理教育研究所、危機管理アドバイザー国崎信江氏の防災セミナーの中で「防災というものが一種の流行ものとなって、それが落ち着くと防災力が低下する、意識が上がってもまた風化してと、これの繰り返しであってはならない。」
さらに「防災は流行り廃りではなく、生活に定着させること、自然な形で防災に取り組んでいくものである。」との話がありました。
今回作成された「わがまち防災計画」を活用し、地域の防災力を高めていくためには、特に防災に関心が薄い人たちに、いかに防災意識を持たせて定着させていくかが重要な課題であります。
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しかし、防災の知識に疎かったり、関心の薄い人に防災の話を押しつけても消化できず、地域で防災訓練のお知らせがあったとしても、なかなか足を運ばないというのが現状なのではないかと思います。
そこで、無理に特別なものとして防災を押し付けるのではなく、日常的なものから防災に結びつけて、自然と防災を受け入れさせていく工夫が必要なのではないでしょうか。
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これは中野区での事例ですが、日ごろ買い物をされているスーパーや小売店において目にする身近な商品の中で、飲料水、クラッカー、レトルト食品、缶詰、乾電池、カセットコンロなどが、災害時に有効となる食品類・日用品であることに気づいてもらえるように、「わがやの防災」と書かれたシールを商品棚に貼り付け、災害に備えての防災に適した商品であること、防災常備品として利用できることを普及啓発する活動を行っております。これは買い物のたびに常に目にするので、日頃から防災について意識をさせる効果があるとのことです。
(質問④)
このような視点で、どこに行っても何らかの形で防災を意識するような取り組みがされていくことで、自然とあたり前のものとして防災を定着させていくことができるのではないかと思いますがいかがでしょうか。大田区の考えをお聞かせください。

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これからは、自治会・町会、商店街、地域の企業などと連携して、自然に防災意識を持たせていく取り組み、防災を生活に密着させていく活動も必要ではないかと考えます。
例えば、地域で開催されている運動会の種目の中に防災を意識したものを組み込んだ「防災運動会」といったものを開催されてみてはいかがでしょうか。
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毛布と竹竿で担架を作成し、負傷者と見立てた人形を安全に搬送するレース。
「おおたの輪」や「すくいの手」を使って土嚢をつくり、バケツリレーで運搬する競技。
「火事だぁ~~!」と叫ぶ大声対決や、正しい情報伝達を競う伝言リレー。
バトンの代わりに水消火器を持ってのリレー競争、アンカーは最後に放水してゴール。
これは、消火器の代わりにAEDでも同じようなリレー競争ができると思います。
また、お昼ご飯はお弁当ではなく、炊き出しを用意するなど、競技種目を考えるだけでも防災への意識が高まっていくのではないかと期待できます。
そして、これらの種目が定着すれば、防災意識だけでなく、緊急時の動作も自然と身についていくのではないかと思います。
(質問⑤)
以上、何点か提案させていただきましたが、このように大人も子ども参加でき、みんなで楽しみながら地域の防災意識を向上させていく活動の推進をされていってみてはいかがでしょうか。大田区の考えをお聞かせください。

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昨年8月、学校長被災地視察研修が実施され、80名を超える大田区内の小中学校の校長先生が宮城県東松島市へ訪問されましたが、
(質問⑥)
この視察で得てきた教訓から、大田区に戻られて、それぞれの学校現場において意識改革や具体的な行動において、何か変化はありましたでしょうか。お聞かせください。

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学校防災活動拠点の取り組みとして、昨年度モデル校となった大森第六中学校ですが、ご存知の通り、3.11の東日本大震災が発生する前から3年生の生徒全員が主体的になって学校避難所開設を行う訓練活動を継続してきております。
中学生へのヘルメットの配布もいち早く取り組まれ、今年の入学式の際には、全校生徒、来賓の全ての椅子の下にヘルメットが配置され、その防災意識の高さを実感しました。
災害時に中学生が守られる側ではなく、運営する側、災害に立ち向かう側になるということで、大田区でも高く評価をされているものと思います。
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感受性の強い中学生の頃から継続して訓練に取り組むことで、その生徒たちが卒業後、高校、大学、社会人となった後でも体で覚えた防災の記憶を留めていくことでしょう。
区民の防災意識を向上させていくために、子どもたちを対象に意識啓発を図っていくことは、防災意識が薄いと言われる若年層の底上げに必ず結びつき、将来、大田区の防災の担い手を育成することに必ずつながるものと思います!
先月5月23日には、一般財団法人「防災検定協会」が「ジュニア防災検定」という小学生高学年から中学生までを対象にした検定制度の立ち上げを発表いたしました。
東日本大震災を教訓に早くから防災や災害被害を減らす減災に関心を持ってもらおうと、子ども向けの防災意識の向上が必要との理念に基づいたものであります。
そこでお伺いいたします。
(質問⑦)
子どもたちに向けた防災意識の醸成を図ることの意義、および、その進め方について、大田区としての考えをお聞かせください。

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大森第六中学校で行われた学校防災訓練の成果は、防災意識の向上や訓練経験だけにとどまるものではありません。校長先生の話では、勉強もスポーツも得意ではなく、自分に自信を持てていなかった生徒が防災訓練の活動をする中で、「自分にも人の役に立てることがあるんだ!」と、希望を持つようになったとのことです。
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さらに、大森第六中学校では、ホタルの幼虫を育てて洗足池の水生植物園に放流したり、大岡山駅前花壇のメンテナンス作業に参加したりと、環境を守るといった自然の大切さを学びながら、地域のコミュニティ活動に積極的に参加し、地域住民との交流も自然と行ってきております。
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このように、命の尊さを学び、人間と人間との交流を大切にし、困っている人を助けるということを学んでいくなかで、大森第六中学校では「イジメ」が一切無くなったとのことです。
そこでお伺いいたします。
(質問⑧)
今後、学校防災活動拠点の取り組みが拡大されていきますが、防災の知識や行動を教えるためだけの教育ではなく、防災教育を通じて、人の命の大切さ、困っている人を進んで助けるといった道徳心を身に付けていくという視点が大事ではないかと思いますが、大田区はどのようにお考えでしょうか。
お聞かせください。

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以上、地域力を活かした、人に優しいまち「大田区」への発展を願い、大田区議会公明党、玉川英俊の一般質問を終了させていただきます。
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ありがとうございました。

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~ 理事者の答弁~
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津村区長政策室長
(回答①)
ケーブルテレビ局が大田区内に2局あることから生ずる情報格差について、区はどう考えるかというお尋ねでございます。
ご案内のとおり、大田区内は第二京浜国道を境に二つのケーブルテレビ会社が営業しており、それぞれが地域情報番組を制作しております。
JCN大田はデイリー大田、イッツ・コミュニケーションズは地モトTVおかえり!として毎日放送されています。JCN大田では、営業エリアが大田区内に限られていることから、大田区の地域情報に特化した情報番組として制作されているのに対し、イッツ・コミュニケーションズでは、営業エリアが大田区より広範囲であることから、営業エリア内の地域バランスを踏まえた情報番組として制作されています。
このことから、二つのケーブルテレビ加入者間で大田区に関する情報量に差が生ずる結果となっております。
しかし、区内の出来事を広く区民の皆様に知っていただくことは大切なことだと考えており、そのことからイッツ・コミュニケーションズに対し、大田区の情報をより多く放送いただけるよう申し入れを行ってまいりました。
最近では、馬込橋の架け替え工事に伴う環状七号線の一時通行どめに関するお知らせを通常の番組とは別に放送いただくなどのご協力もいただいているところでございます。今後も引き続き、機会を捉えて積極的に働きかけてまいりたいと考えております。
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(回答②)
シティーニュースおおたから、デイリー大田週間版に切りかえてはどうかというご提案をいただきました。
JCN大田が制作するデイリー大田週間版は、その週にあった区内の出来事などを知ることができる情報鮮度の高いすぐれた番組であると理解しております。
一方、シティーニュースおおたは、区の施策やイベントなどを正確かつわかりやすくお伝えするため、番組企画に事業課がかかわる区の広報番組であり、制作目的が異なるものでございました。
したがいまして、シティーニュースおおたの制作は、今後も引き続き必要であると考えております。
また、デイリー大田週間版は、企業の取り組みなどを紹介する場合があること、取材の際にケーブルテレビでの放映を条件に取材していることなどもございまして、そういった点から大田区ホームページに掲載することは難しい面があると理解をしております。
ただ、議員ご指摘のとおり、大田区に関する情報を鮮度よく、広く区民の皆様にお届けすることは大切なことと認識をしております。
区におきましても、イベントやトピックスなどの旬な情報をタイムリーにお届けするべく、ツイッターの活用やホームページのイベントカレンダー、出張所の地域情報コーナーに写真を多く掲載するなどの工夫を行い、内容の充実に努めてまいりたいと考えております。
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(回答③)
防災の観点から、ケーブルテレビを活用しての情報の共有化についてのご質問をいただきました。
災害時の情報提供につきましては、防災行政無線をはじめ、ホームページ、区民安全・安心メール、ツイッター、デジタルサイネージなど、あらゆる広報手段を用いて、それぞれの特性を生かして有効に発信することが重要であると考えております。
ご指摘のように、テレビはリアルタイムで情報提供が可能で高齢者なども利用しやすく、とりわけケーブルテレビは地域に密着した災害情報をそのエリアに発信できるメディアであり、災害時の情報伝達手段としてすぐれた特性を持っております。
区では、平成18年に株式会社JCN大田ケーブルネットワーク及びイッツ・コミュニケーションズ株式会社との間で、災害時におけるケーブルテレビ事業者との相互協力に関する協定を締結しております。
災害時において、ケーブルテレビの特性を生かして地域が必要とする情報を提供していただくよう、迅速かつ正確な情報提供を行うとともに、ケーブルテレビ加入者間で情報格差が生じることのないよう、より具体的な連携策を検討してまいりたいと考えております。
また、災害時にスムーズな意思疎通を図ることができるよう、平常時から区とケーブルテレビ会社との密接な連絡体制を整えてまいります。
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町田防災・危機管理担当部長
(回答④)
区民が日常的に防災を意識できるようにする取り組みに関するご質問ですが、日常生活の中で区民が自然と防災を意識できるようにすることは重要な視点であると考えてございます。
総合防災力強化検討委員会の提言でも、防災意識の日常化を五つの柱の一つとして掲げてございます。
現在、区では防災用品のあっせん、防災講話や防災訓練など、あらゆる機会を通じて防災意識の向上に努めておりますが、防災意識をいかに啓発していくかというのは大きな課題だと捉えてございます。
関心の薄い方にとっては、防災への備えを特別なものと捉えていることと思います。
防災対策は特別な取り組みではなく、議員が事例として取り上げていただいたように、防災に適した商品を日常の生活の中で目にし、取り入れられるようにしていくというようなことも大変大切なことだと思ってございます。
大田区においても、商店街連合会と連携を図り、区内の商店街でもそのような取り組みができるか検討してまいります。
また、大田区で作成いたしました大田区わがまち防災計画や我が家の防災チェックブックという冊子の中でも紹介しておりますが、いざというとき、お風呂の残り湯を生活用水に使うためすぐに捨てないとするような例など、区民の生活の中に自然な形で防災意識が根づき、防災対策が広がる取り組みについて、引き続き啓発してまいります。
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(回答⑤)
防災運動会を例にされ、地域の防災意識を向上させていく取り組みに関するご質問でございますが、区民の生活に身近な活動を通じて、地域の防災、減災につながる対策に取り組んでいくことは大切であるという認識を持ってございます。
ご提案いただきました防災運動会では、小さな子どもたちから高齢者に至るまで幅広い年齢層の区民が防災の視点を盛り込んだ種目に取り組むことで、体を動かし楽しむ経験を通して防災意識を自然と養うことができ、その啓発効果も高いものと思っております。
そのほかにも、区内では防災をテーマとした文化祭を開催し、子どもから大人まで楽しめる防災クイズや音楽を通じたイベントを企画したり、地域の行事と防災をコラボレーションしてスタンプラリーを実施するなど、防災を身近に意識できるように地域イベントに積極的に取り入れているところもございます。
自然な形で防災意識を持ってもらうためには、楽しみながら参加できるイベントを通じて防災意識を啓発することが非常に有効であると考えてございます。
今年度、地域で行われる先進的な事例や興味深いイベントなどを防災事例集としてまとめ、広く紹介してまいりたいと思ってございます。
議員からご提案いただいたことをきっかけに、運動会や地域イベントなど、参加者が親睦を深めながら防災に触れられますよう様々な情報提供を行い、防災意識の啓発に努めてまいりたいと思っております。
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(回答⑥)
子どもたちへの防災意識の醸成の意義及びその進め方に関するご質問ですが、防災意識を向上させていくためには、大人だけでなく次代を担う子どもたちに対しても、防災意識の醸成を図ることは重要であると思っております。
実際に東日本大震災では、被災地の中学生が多くの避難所の運営に携わっておりました。
中学生はふだんから学校を利用しており、校内の様子に詳しいため、災害ボランティアとしての活躍が期待されております。
昨年度、学校防災活動拠点化の取り組みのモデル校となった大森第六中学校では、議員から指摘いただいたようにヘルメットについても配布しておりますが、昨年に引き続き4月27日にも、生徒が中心となった避難所開設訓練等が実施され、生徒の皆さんの防災意識向上に大きな成果を上げているものと考えております。
大田区では、先生方の指導のもと、学校内で中学生ができることであれば災害ボランティアとして、支援する側として主体的にかかわりを持ってもらうというように期待を申し上げているところでございます。
一方、小学生については、防災意識を高めてもらう機会を多くつくるということが重要と考えまして、一例でございますけれども、備蓄しているクラッカーを配付する機会に、家庭においても備蓄の必要性や意義などをわかりやすく伝えております。
このように、子どもたちにも啓発や体験を通じて防災意識を自然に身につけてもらい、将来の防災の担い手になるよう育成していくことに努めてまいります。
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勢古教育総務部長
(回答⑦)
まず最初に学校長被災地視察研修で得た教訓と学校現場における変化についてお答えをさせていただきます。
実際に被災地の状況を見るとともに、現地の教員等から直接話を聞くなど、自然災害への対応や子どもたちが果たした役割について、日常的な啓発と実用的な訓練の必要性を学んでまいりました。その上で学校では、学校長が職員会議等において教職員への周知を図り、また、児童生徒には集会の場や学校内の掲示を活用し、自助、共助について理解を深める取り組みを行ってございます。
さらに学校では、津波を想定した避難訓練や消防署などと連携した防災訓練も増えているという現状がございます。
また、自然災害に立ち向かう場としての理解を深めるために、避難所運営連絡協議会での周知や学校だよりやホームページ等を活用した保護者への周知も行ってございます。
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(回答⑧)
学校における防災教育についてでございますが、防災教育は、まず自分の命を守り、次に身近な人を助け、さらに地域に貢献できる人材の育成を目指すものでございます。
このことは豊かな人間性の育成に有効な教育の一つであると考えてございます。
現在、小中学校では、過去の歴史を振り返り、先人が伝える防災の教えを学べる防災教育補助教材3・11を忘れないを活用しながら学習してございます。
災害発生時の情報収集と活用に当たりましては、根拠のないうわさに惑わされないなど、災害時のためだけでなく、ふだんの暮らしや学校生活においても役に立つ理論と技術を学ぶ場となってございます。
今後も、学校防災活動拠点事業をはじめ、防災教育を通して子どもの道徳心はもちろん、生きる力の育成を図ってまいりたいと考えてございます。
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以上

平成25年度 予算特別委員会 審査第5日

2013年3月31日


平成25年度 予算特別委員会 審査第5日の3/18(月)、款別質疑「産業経済費」におきまして、「下町ボブスレー」の取り組みについて、安倍総理の大田区訪問、施政方針演説による新たな支援の有無、「下町ボブスレー」のロゴやネーミングの取り扱い、資金集めの状況や今後の方法、応援グッズ・関連グッズの提案、大田区の技術を次のステップへどうつなげるかなど、具体的な質問・提案を行ないましたので、以下のとおり質疑の内容を掲載いたします。


大田区議会公明党の玉川英俊でございます。

「梅ちゃん先生」の放送が終了してから、早くも半年が過ぎ去ろうとしております。
ちょうど1年前の今頃は、梅ちゃん先生の放送まであと2週間と待ち遠しく、ワクワクしていたことを思い出します。
この「梅ちゃん先生」に関しましては、明日開催される「梅ちゃん先生推進委員会」にて、さまざま意見交換がされると思いますので、少し話題を変えさせていただきます。

昨年の5月22日、東京スカイツリー、そして、大型商業施設 「東京ソラマチ」が同時に開業されました。これは日本だけでなく世界中から大きな注目を集めるものであったと思いますが、この東京スカイツリー、東京ソラマチ開業の前日、 5月21日の東京新聞にて、あるニュースの記事が大きく1面のトップを飾りました。その見出しには、

五輪目指し「下町ボブスレー」
国産マシン開発 町工場滑り出す
大田の5社「技術力示す」

といった活字が大きく並んでありました!

そして、さらに面白いことに、女優の吉瀬美智子さんが東京新聞のテレビのコマーシャルの中で、「わたしもファンです。 東京新聞の」と言って、手に持って読んでいる新聞は、まさに、この5月21日付けの東京新聞になります。

しかもTV画面に、その見出しの下町ボブスレーとの活字もバッチリと映ります!

ご存じなかった方は、ぜひ注意してご覧になってみてください!

それでは、その「下町ボブスレー」に関する質問に移らせていただきます。


先月2月27日、安倍総理大臣が大田区の町工場を訪れ、経済産業省の中小企業庁による「”ちいさな企業”成長本部」、第1回目となる初会合が開催されました。
この会合には、松原区長も同席され、政府関係者と中小企業の経営者の方々により、日々の経営に関する課題や成長に向けた取り組みについて意見交換が行われました。
そのときの模様は、政府インターネットテレビで紹介されており、安倍総理大臣の真横で、下町ボブスレーネットワークプロジェクトの細貝委員長が和やかにプレゼンテーションを行う姿は、全国の多くの方がご覧になったのではないかと思います。
さらに翌日の2月28日、安倍総理大臣が衆議院本会議の施政方針演説の中で「小さな町工場から、フェラーリやBMWに、果敢に挑戦している皆さんがいます!」とプロジェクト委員長の細貝さんの名前とともに大田区の町工場がものづくりの力を結集して世界に挑んでいるということを取り上げられました。

「高い技術と意欲を持つ中小企業・小規模事業者の挑戦を応援します。
試作品開発や販路開拓など、新しいチャレンジを応援する仕組みを用意します。
ひたすらに世界一を目指す気概。こういう皆さんがいる限り、日本はまだまだ成長できると、私は、確信しています。
今こそ、世界一を目指していこうではありませんか!」

と力強く語られ、本会議場は大喝采となりました。

(質問①)
そこでお伺いいたします。
安倍総理大臣の大田区訪問や施政方針演説で下町ボブスレーが取り上げられたことで、大田区では、何か新たに支援する動きはありますでしょうか。お聞かせください。

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(回答①:産業振興課長)

下町ボブスレー推進プロジェクトへの支援の動きについてのご質問ですが、2月28日の安倍首相の施政方針演説では、「世界一を目指す気概」の事例として、下町ボブスレープロジェクトが取り上げられ、技術と意欲を持つ中小企業・小規模事業者の挑戦を応援しますと述べられました。

前日の2月27日には、経済産業省の中小企業庁による、「ちいさな企業成長本部」の初会合が区内の中小企業で開催され、会合では、安倍総理などの前で、下町ボブスレーのプレゼンテーションが行われたことが総理の印象に残ったものと思われます。
国においても、下町ボブスレープロジェクトに注目し、経済産業省関連の補助事業の利用について働きかけがあり、現在、区は国の助言を受け、活用の可能性を検討しております。
また、数多くのメディアにおいて、このプロジェクトが取り上げられたことから、お問い合わせもいただいております。
現在、公益財団法人大田区産業振興協会では、下町ボブスレーへの寄附受領の窓口を開設し、寄附金の募集を行うとともに、大手企業等に対してもスポンサーとしてプロジェクトに参加いただけるよう呼びかけております。

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真っ黒なボブスレーのボディに映える真っ赤な「下町」、真っ白な「ボブスレー」の文字。

この「下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会」のロゴは、とてもかっこいいデザインだと思うのですが、
(質問②)
このロゴはどのように作られたものなのでしょうか。



(回答②:産業振興課長)

下町ボブスレーのロゴの経過についてのご質問ですが、下町ボブスレープロジェクトは、大田区内の中小企業の有志が協力し、大田の技術力で国産ボブスレーソリを製作し、日本代表のボブスレーチームに採用してもらいソチ五輪を目指すプロジェクトです。

この趣旨に賛同した約30社の大田のものづくり企業が無償で部品加工に協力しソリを完成させました。
ロゴマークにつきましても、このプロジェクトに賛同したNPO団体に製作協力を募り、その中の若手デザイナーによって作成されたものです。

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「梅ちゃん先生」のときは、NHKの番組だったため、ロゴを使用するにはさまざま制約があったようですが、

(質問③)
この「下町ボブスレー」のロゴや「下町ボブスレー」というネーミングを使用する場合には、何かルールはありますでしょうか。



(回答③:産業振興課長)

「下町ボブスレー」のネーミングとロゴマークの使用ルールについてのご質問ですが、下町ボブスレー推進プロジェクトには、これまでも区内外から、様々な形での応援や支援をいただいております。2台目のソリの製作も計画しており、本プロジェクトを成功に導くには、さらに多くの企業や団体、区民の皆様を含めた広範な方々からの支援が必要と考えております。

ネーミングとロゴマークの使用につきましては、現在、大田区産業振興協会が商標登録の準備をしております。多くの皆様に広くネーミングとロゴマークを利用していただき、地域を盛り上げてもらいたいと考えております。そのため、ネーミングとロゴマーク使用のルール化を現在検討しているところです。

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ボブスレーを1機作成するには約3000万円、海外へ運搬するだけでも約100万円と、ボブスレーの開発・遠征には多額の資金が必要とのことです。

公益財団法人 大田区産業振興協会のホームページでは、「下町ボブスレープロジェクト」へのご支援・ご協力のお願い~おおたのモノづくり力でフェラーリ・BMWに挑戦!~ と寄附金を募っておりますが、
(質問④)
現在までの寄附の状況を教えてください。



(回答④:産業振興課長)

「下町ボブスレー」への現時点の寄附状況についてですが、数多くのメディアにおいてこのプロジェクトが取り上げられており、ソチオリンピックに向かってプロジェクトの更なる盛り上がりも期待できると思っております。

寄附金の窓口となっている大田区産業振興協会には、寄附についても多数のお問い合わせをいただいております。
現在、区民の方々はもとより地元企業・金融機関等からも寄附をいただいており、寄附金額は約250万円強となっております。
今後、寄附額を増やしていく必要から、寄附金についてお問い合わせをいただいた企業には、産業振興協会の職員が説明に伺い丁寧に対応するなど、寄附金を広く募ってまいりたいと考えております。

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(質問⑤)
このような資金は大企業を巻き込んで、広告宣伝費などで資金を集めることはできないものでしょうか。



(回答⑤:産業振興課長)

大企業にロゴマークを使用させて、広告宣伝費を募ってはどうかというご質問ですが、

ロゴマークは、現在、大田区産業振興協会が商標登録の準備をしております。
登録後は、ロゴマークを使用する企業などからロイヤリティ収入を得ることが可能となります。
一方、区内外の企業に対して、スポンサーとなっていただくための協力を求めているところです。
なお、スポンサーになっていただいた場合は、スポンサーとしてボブスレーの関係文書やポスター、ステッカーにその旨の表示をするなど、協賛の特典を用意すると聞いております。

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下町ボブスレーは、昨年の11月に見本市で初公開、12月の長野での初走行、そして、全日本選手権で好タイムを出して優勝してから、一気にさまざまなメディアに取り上げられるようになり、いまや大田区の代名詞になってきています。

「梅ちゃん先生の大田区」ではなく、「下町ボブスレーの大田区」になってきています。
このようなチャンスを逃してしまうのは、非常にもったいないのではないでしょうか。
大田区内の町工場や中小企業、技術への支援だけでなく、「下町ボブスレー」を題材に大田区を盛り上げて、みんなで応援していってはいかがでしょうか。
応援グッズなど、すでにさまざまなアイデアが出ているのではないかと思いますが、大田区内の地域をあげての応援キャンペーンや、下町ボブスレーの関連商品をはじめ、食料品や日用品などでもボブスレーの形をした、さまざまな商品を作って、販売して、地域の活性化を図る取り組みができるのではないかと思います。

あさって、3月20日、春分の日には、萩中通り商店会のイベントでアメリカでの激戦から帰ってきた下町ボブスレーの展示が行なわれるとのことですが、このようなイベントが行なわれるときに、応援グッズや関連グッズの販売などがあれば、さらに盛り上がるのではないかと思います。
以下、わたしを含む区民の方々から寄せられたアイデアをちょっとあげてみます。

まず、下町ボブスレー応援グッズとして欠かせないのが「ピンバッヂ」。
いま多くの人が2020年東京オリンピック招致のピンバッヂをされていますが、「下町ボブスレーを応援しています!」という意思表示のピンバッヂを作成してはいかがでしょうか。
また、「日本からの挑戦状。」というキャッチコピーの下町ボブスレーのポスターが大田区産業振興協会で無償配布されていますが、

区商連の加盟の有無にかかわらず応援店として名乗り出た商店には、「下町ボブスレーを応援しています」という意思表示の応援ポスターや応援ステッカーを店頭に張って、梅ちゃん先生の時のような「のぼり」も設置可能にして、「下町ボブスレー」のロゴやネーミングも無料で使用可能にするなどどうでしょうか。
ロゴやネーミングも使用可能となれば、さまざまなアイデアでオリジナル商品が作れるかと思います。
実際に走る下町ボブスレーのおもちゃ、携帯ストラップ、しおり、インテリア品をはじめ、食料品では、下町ボブスレーの形をしたパン、チョコレート、サンドウィッチ、海苔巻き、焼き菓子、洋菓子、和菓子、ドーナツ、ケーキ、煎餅、焼き海苔・・・などなど。
下町ボブスレーの形ではなくても、ロゴの焼き印を入れた食べ物なども考えられます。
日用品では、下町ボブスレーの形の筆箱、ポーチ、小物入れ、折りたたみ傘の収納袋、スリッパ、靴下・・・などなど。
下町ボブスレーのデザインのネクタイやネクタイピンなど、素敵ではないでしょうか!
他にも、下町ボブスレーを真似たものをダンボールなどで作って多摩川土手を滑らせるイベントなどを開催しても面白いのではないかと思います。
ちょっと斬新なアイデアも含めて、いろいろと列挙してみましたが、
(質問⑥)
応援グッズや関連商品につながるロゴやネーミングの使用、応援キャンペーンなどで、下町ボブスレーの応援を継続していく仕組みは作れないものでしょうか。



(回答⑥:産業振興課長)
応援キャンペーンなどで、下町ボブスレーの応援を継続していく仕組みは作れないかとのご質問ですが、「梅ちゃん先生」の際には、推進委員会という組織を立ち上げ大田区全体を盛り上げようと、区商連を始め、多方面の方々の協力をいただきました。
「下町ボブスレー」は、多くのマスコミに取り上げられ、安倍総理の施政方針演説にも引用されるなど、大田区のプロジェクトから日本全国にもその話題が広まりつつあります。
応援組織としては、区内産業関連団体等をメンバーとする「下町ボブスレープロジェクト実行委員会」が発足しており、推進委員会のメンバーに対し、各種のアドバイスや応援を行っております。
さらに地域を上げて応援いただけるように、大田区商店街連合会にも協力を呼びかけ、商店街のお祭りやボブスレーにちなんだイベントを開催してもらうなど、地域から区全体を盛り上げられるようにご協力いただけるようにしてまいります。

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これから製作される「下町ボブスレー2号機」は、6月までに設計を終え、7月から部品を調達し、9月に入ってから組み立てる計画のようです。
その間、この下町ボブスレーの熱が冷めないように、さきほどの質問では、応援を継続していくための提案をさせていただきました。
下町ボブスレーネットワークプロジェクトは、ボブスレー製造に挑戦することで、一般の人にわかりにくい大田区の加工技術や企業間ネットワーク力、そして、モノづくりの将来の可能性を次世代に伝え、世界にPRして、新たな市場の受注獲得を目指しているものであると思いますが、
(質問⑦)
このプロジェクトを一過性のお祭りで終わらせずに、大田区の技術を次のステップへとつなげるために、大田区はどのように考えていますでしょうか。お聞かせください。



(回答⑦:産業振興課長)
一過性のお祭りで終わらせずに、大田の技術を次のステップにつなげるためにどう考えているかとのご質問ですが、下町ボブスレーは、大田区の中小企業約30社が手弁当で180余りの部品を製作し、組み立てた国産初のものです。


ボブスレー競技で勝敗を左右するものは、①選手の能力と②ソリの性能です。
ソリの性能を高めるために、1号機でも区内ものづくり企業の技術が結集されております。
具体的には、氷と直接、接するランナーの低摩擦化による技術の高度化が必要となります。

また、空気抵抗を減らすためにボブスレーソリ土台の金属部品とボディのカーボン樹脂とを融合させる技術は航空機産業の需要に応えられると考えられます。
オリンピックを目指すとともに、そこに投入された区内ものづくり企業の技術をアピールすることで、航空機産業や風力発電などの環境エネルギー開発分野への進出の足掛かりになるものと考えております。

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梅ちゃん先生では、最後に蒲田の町工場が新幹線の部品を手がけることになるという、大きな夢をかなえてハッピーエンドとなりました。

下町ボブスレーネットワークプロジェクトは、2014年の冬季オリンピックでの活躍がひとつのゴールであり、その先には、次世代エネルギー開発や航空機産業などに参入していくという大きな夢があります。
小さな町工場から、フェラーリやBMWに、果敢に挑戦しているというこのプロジェクトはフィクションではない、リアルなドラマであります。
大田区と大田区民とで力を合わせて、リアルタイムでこのプロジェクトを応援し、次世代に大田のモノづくりの可能性を伝えていけるように、夢物語ではなく、現実のドラマとなっていくことを願いまして、玉川英俊の質問を終了いたします。ありがとうございました。

※なお、この質疑の翌日3月19日(火)付の公明新聞の中小企業支援の欄で、「下町ボブスレー」のことが引用されました。

平成25年度 予算特別委員会 審査第2日

2013年3月31日


平成25年度 予算特別委員会 審査第2日の3/13(水)、款別質疑「総務費」におきまして、
大田区の被災地支援ボランティアの新規参加者募集の取り組みや今後の活動計画、防災塾受講者の役割、災害ボランティアの体制などについて質問・提案を行ないましたので、以下のとおり質疑の内容を掲載いたします。

大田区議会公明党の玉川英俊でございます。

3.11、東日本大震災が発生して、早くも2年が経ちました。

この未曾有の大震災により亡くなられた方々に 哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に 心からお見舞い申し上げます。

この震災当日、私はまだ区議会議員ではなく、翌月に控えた自身の区議会議員選挙の準備活動で地域をまわっているところでした。

地震発生時、近隣の住宅の窓ガラスがガチャガヤと音を立て、周辺の木はガサガサと大きな音を立てて揺れだし、電線は生き物のように波を打ち、いままで見たことの無い異様な光景でした。

携帯電話はつながらなくなり、夜は駅周辺に帰宅困難者があふれ、幹線道路は自動車が身動きできない大渋滞。歩道は歩いて帰宅をされる人の波。

翌日以降は商店の棚からは食料品が消え、薬局では開店前からトイレットペーパーを買う人で長蛇の列。

ガソリンスタンドも信号を3つ4つまたぐというはじめて目にする長蛇の列がしばらくのあいだ続きました。

いまではもう「あのとき」のことかもしれませんが、東北の被災地では、まだまだ復興が進まず、3.11から時間が止まったままの地域がたくさんあります。

この大震災をただの悲しみの終わらせるのではなく、未来への教訓として、さまざま学んでいく必要があると思います。

昨日の総括質疑にて我が会派の丸山委員から「大田区の被災地支援」について質疑がありましたが、わたしからも大田区の被災地支援ボランティアに参加してきた経験を踏まえて、いくつか質疑させていただきます。
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(質問①)
大田区では昨年10月に大田区の管理職員による被災地視察研修が実施されました。この視察で得てきた教訓から、どのような意識変革がありましたでしょうか。お聞かせください。
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(回答①:総務課長)
昨年の10月25日から、1泊2日で東松島市へ管理職員32名、私含めました事務局が4名、合計36名で視察を行ってまいりました。現地では、テレビでは見られない被災地の姿や被災者と日々接しておられます東松島市の職員の生の声を聞くことができました。また、参加した管理職はボランティア作業にも従事してきました。

その中で、管理職員は、管理職としてのその場で的確かつ短時間で判断を下さなければならない、そういう責任の重さ、責任の大きさ、さらには臨機応変な判断ができるかできないか。また、業務を継続していくためには部下職員の健康・安全、そういったものを管理職として自分たちの両肩にずっしりとかぶさってくるという意識を一様に受けとめてきたところでございます。そういう中で、帰って来るバスの車中ですとか、研修を受けた当日の夜話し合った中では、これまで以上に区民や職員の生命・財産を守るために、管理職として常にこれからも危機感を持って精進していかなければならないという思い、感想を一様に持ったということは私の受けとめた感想でございます。
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大震災から2年が経った現在、全国での被災地へのボランティア参加者もピーク時の一割にも満たないほど激減しているとの報道を耳にしますが、大田区は変わらぬ姿勢で被災地支援ボランティアを継続し、先月の2月末時点で3131名、延べ9330名の方々が、区民ボランティアとして、被災地の宮城県東松島市における現地支援活動に参加されております。

私もそうでしたが、一度だけの参加では満足いかず、次は友達を誘って参加したり、一緒に活動した人と仲良くなって、次も一緒に参加しましょうと計画を立てたりと、毎回の被災地支援ボランティアの参加者は意識の高いリピーターが半数以上を占めているのではないかと思いますが、
(質問②)
約3000人の参加者のうち、1回だけ参加された人と2回以上参加されているリピーターの方の割合はどのような感じでしょうか。
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(回答②:区民協働担当課長)
2月末までに、約3,000人の区民ボランティアが参加されていますが、1回だけ参加された方と2回以上参加されているリピーターの参加比率はおおよそ3対2です。1回だけで終わらないリピーターの多さが伺われると思います。)

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(質問③)
まだまだ、はじめてボランティアに参加される方もいらっしゃいます。このような新しい参加者は何をきっかけに参加に至っているのか。区として把握されていましたらお聞かせください。
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(回答③:区民協働担当課長)
新しく参加された方に参加したきっかけをお聞きすると、一番多いのは大田区のホームページや区報でございます。ほかに、ケーブルテレビや区設掲示板に張られた被災地支援ニュースで知ったという方もおりました。会社の先輩や友人など、口コミで知ったというケースも多いようです。高校生ですと、学校の掲示版やご家族からボランティア募集を教えてもらったなどありました。

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わたしも自身の参加体験を話し、被災地へ足を運ぶように、映像などではなく自身の眼で被災地を見ておくべきだと、被災地支援ボランティアの参加を呼びかけておりますが、何かしたい気持ちはあるけれど、なかなか参加に踏み切れないという方が多いいのが現状です。

その踏み切れない理由を聞くと、「まとまった休みが取れない」、「体力に自信が無い」、「知っている人がいないとちょっと不安」、「朝早くに区役所に集合できるかわからない」、「長時間、高速バスに乗っているのが辛そう」、などといったものなのですが、

(質問④)
区としては新たな参加者を募るためにどのような工夫をされていますでしょうか。
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(回答④:区民協働担当課長)
ボランティア募集の際に、各回とも必ず初参加者を優先する枠を設けて参加しやすい工夫をしているほか、参加者のアンケートや交通事情が改善されたことから、出発時間を朝の6時から6時30分にするなど参加しやすい環境を整備しています。また、ふれあいフェスタや成人のつどいなどの区の行事の際に、パネルや写真を掲示して活動の様子を知っていただいたり、参加者の説明などで呼びかけているところです。区のツイッターで活動のお知らせなどもしています。引き続き、参加者の声を取り上げるなど、広報に力を入れてまいりたいと考えております。

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(質問⑤)
震災から2年が経過し、被災地の状況やニーズもさまざまな変化し、支援活動の形態も変化してきていると思いますが、その変化の状況や今後の新たな活動計画をお聞かせください。
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(回答⑤:区民協働担当課長)
普及から復興へと被災地の状況が変化していく中で、昨年暮れにはスクールバス待合所を建設するなどしましたが、今はごみ集積所や備蓄倉庫、子どもの遊び場の整備などのニーズが生まれています。時間の経過とともに孤独感が増してくるため、訪問活動のほか、大田区のNPOが開発した安心ノートを活用するために書き方講座などを開催し、高齢者の孤立化防止の取り組みを進めております。
今までも実施しておりますが、東松島市東名地区で大田区が開催しているランチ交流会に集まることを地元の方が楽しみにしております。今後はランチ交流会の前に、地元の皆さんとボランティアが一緒に、子どもの遊び場になるところにガラス片が多数散らばっている状況もございますので、こちらを整備したり、あるいは郷土料理を地元の皆さんにつくっていただくなどして、地域の皆さんが主役になる雰囲気づくりをサポートしてまいります。)

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次世代のメンバーにも被災地でのボランティア活動を通じ、防災意識と地域活動参加の意義を学んでもらいたいと、昨年7月より、高校生ボランティアの取り組みを開始されました。

私も昨年末、7度目のボランティア参加、現地でのクリスマス交流会の支援で、はじめて高校生ボランティアと一緒に活動を行いました。

ただでさえ職業もさまざまで、親子以上の世代を超えた集まりである被災地支援ボランティアに、若くて元気な高校生が加わり、とても新鮮でこちらも元気をいただきました。そこでお伺いいたします。
(質問⑥)
現在までの高校生ボランティアの参加状況および、その成果について、区の評価をお聞かせください。
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(回答⑥:区民協働担当課長)
昨年7月から今年2月までに、21の高校、94名の高校生がボランティアとして活動しました。東松島現地では、大田区の高校生は被災者の高齢者の皆さんに積極的に話しかけ、孫世代ということもあって、現地では元気がもらえる、話しやすいと大変好評でございます。また、大田区の一般ボランティアにとっては、高校生の率直な感想や非常に一生懸命に活動に取り組むことから、初心に返って頑張ろうという影響が見られます。
活動の成果でございますが、例えば都立つばさ総合高校では、ボランティア活動をした高校生が、1月ですけれども全校集会で写真などを使って被災地の現状やボランティア活動の意義を発表するなど、参加していない高校生にもみずからの体験を伝えるなど広がりが生まれています。

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東松島市での学校避難所においては中学生ボランティアを募り、水の配給や物資の運搬、トイレの水の確保などを行い、校舎内の廊下や階段などの清掃は小学生も一緒に進んでやってくれたとのことです。

大田区の大森第六中学校では、毎年の学校避難所開設訓練で中学生自らがさまざまな訓練を行ない、防災意識の向上だけでなく、行動すること自体を学んできております。(質問⑦)
このような訓練を受けてきた次世代メンバーに、さらにその意識を高めた活動を継続し、経験を積んでもらうためにも、中学校卒業後に高校生ボランティアとして参加できることを呼びかけたり、その存在をアピールしていく必要性があると思いますが、区はどのように考えていますでしょうか。
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(回答⑦:区民協働担当課長)
東日本大震災で大きな被害を受けた東松島市においても、地元の中学生・高校生が学校が閉鎖されている期間、初期の時代におきましてはボランティア活動の重要な担い手でございました。
大田区の中学校での取り組みでございますが、例えば東調布中学校では、昨年PTAが主催しまして東松島市野蒜まちづくり協議会会長や大田区の被災地支援ボランティア調整センター事務局長を呼んで被災地の現状やこれから、それから大田区の防災について講演会を開き中学生やその保護者が学ぶ機会をつくるなどしました。また、池上地区の中学校でもOBが被災地支援ボランティアで活動しているということで、OBを招いて学習会を開いたり、そういう取り組みをしているところもございます。
引き続き、区内の中学校で被災地について学ぶ機会があれば協力してまいりますし、区内の全高校にはボランティア募集を周知してまいります。さらに、被災地での高校生ボランティアの活動をさまざまな媒体を通じて広く広報するなどして参加を促してまいりたいと考えております。
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区民ボランティアが被災地での活動経験を活かして、大田区で災害が起きたときに活動するための知識や技術を習得するための講座として、昨年より防災塾(基礎編)を開講され、平成25年度はその基礎編の修了者を対象に防災塾(応用編)を開講されるとのことですが、各地域には消防団や市民消火隊といった自分たちの地域は自分たちで守ると日頃から訓練を行なっている人たちがいます。
(質問⑧)
この防災塾修了者は、災害発生時、地域においてどのような役割になるのでしょうか。
防災塾の受講者、修了者へ区が期待している役割、位置づけをお聞かせください。
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(回答⑧:区民協働担当課長)
各地域には、消防団や市民消火隊をはじめ、市民防災組織が地域防災の重要な担い手として日ごろから訓練に励んでおられます。一方、防災塾では被災地ボランティアに被災地での活動を生かしつつ大田区の防災を学んでいただき、区の災害ボランティアセンターの担い手となることを期待しております。
したがって、区内で災害が起きましたときには、災害対策本部の指示に基づき、災害ボランティアセンターを設置します。防災塾の修了者につきましては、この災害ボランティアセンター運営を担う中核であり、全国から来られるボランティアを受け入れるリーダーやコーディネーターの役割をやっていただきたいと考えております。)

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今年の1月14日、成人の日に朝から大雪が降りました。

この日は3連休の最終日ということもあり、遠方へ出かけられた方々は大変な思いをされたのではないかと思います。

予想もしなかったかなりの量の積雪で、区内の道路ではいたるところで自動車が立ち往生してしまい、首都圏の鉄道関係の交通網も麻痺してしまう事態でした。

わたしも大田区総合体育館で開催された「成人の集い」に参加しており、大雪の影響で帰宅するまで大変時間がかかりました。

雪が止んだ後、地域の各所ではスコップを持って雪かきする姿が見られましたが、数日に渡って雪は解けず、雪かきをされていない道路では歩行者が足を滑らせて転倒するのではないかといった危険な箇所も多く目にしました。

このようなときに大田区内の安全確保のために、被災地の支援ボランティアの経験者や防災塾受講者などを招集して、緊急的な作業対応などできないものかと思いました。
(質問⑨)
台風や大雨、洪水、そして、このときの大雪といったような自然災害が発生した際に、ボランティアを招集して受け入れる体制、災害ボランティアセンターを設置するという実務訓練を兼ねた動きをしていってはいかがでしょうか。

ボランティアの招集は、何も問題がなければすぐに解散をすればよいわけで、シナリオどおりの訓練とは異なり、マニュアルどおりに運営できるのかどうか、正しい情報が収集できるのかどうか確認をすることができます。

このような動きを日頃から実施することにより、さらに大きな災害が起きたときのためのさまざまな課題が見えてくるのではないかと思いますがいかがでしょうか。大田区の考えをお聞かせください。
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(回答⑨:区民協働担当課長)
防災塾修了者を対象に、総合防災訓練や避難所運営訓練などに災害ボランティアとして参加することを通して、災害時の対応を学んでいただくとともに、地域との顔の見える関係づくりをしてまいりたいと考えております。
また、防災塾修了者が大田区の災害時に活動する経験を蓄積するためにも、委員の事例にありました大雪のような災害時に、実際に訓練も兼ねて地域の活動を応援する取り組みも検討していく必要があると考えます。
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(質問⑩)
被災地支援ボランティア参加者の有志が合唱隊を組んで、区内のさまざまなイベントに参加して、歌とともに「被災地のことを忘れない」、「震災のことを風化させてはならない」とアピール活動をされております。

イベントで関わりを持たれた方々などは、大田区の被災地への取り組みやボランティアの存在を理解していかれるかと思いますが、各自治会・町会や避難所となる小中学校や福祉施設などで、災害時に活躍するであろうボランティアの存在を知っていただくためにも、地域との連携、仕掛け作りなどのコーディネートをしていく必要があるのではないかと思いますがいかがでしょうか。
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(回答⑩:区民協働担当課長)
被災地でのボランティア活動から生まれたボランティア合唱隊は、音楽を通して大田区と被災地を結び、昨年5月には蒲田で開催された大田区と東松島市絆音楽祭の原動力となるなど、ボランティアならではの自由な発想で音楽交流や被災地支援活動の宣伝などを行っており、頭の下がる思いでございます。
ほかにも、被災地支援活動からはさまざまなボランティア活動が生まれており、大変喜ばしいと考えております。こうしたボランティアの取り組みと大田区の目指すものが一緒であるときは積極的に連携してまいりたいと考えております。

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「被災地から必要ないと言われるまで、わたしたちは何度でも行きますよ」

これは、わたしの知っている区民ボランティアの方々の口癖です。

このような心意気を持った区民ボランティアの存在、そして、「大田区方式」という独自の被災地支援を継続してきている大田区の取り組みを誇りに思います。

この支援活動の継続により、被災地の一日も早い復興と、さらなる地域防災力の向上へと突き進んでいくことを願いまして、大田区議会公明党、玉川英俊の質疑を終了させていただきます。

ありがとうございました。

平成25年第1回定例会・予算特別委員会

2013年3月31日


平成25年2月21日(木)~3月27日(水)まで、35日間の日程で平成25年第1回定例会が開催されました。
そして、2月28日(木)~3月25日(水)の期間には、平成25年度予算特別委員会が行なわれました。

この予算特別委員会の款別質疑において登壇しましたので、そのときの動画を公開いたします。
※動画開始は、画像をクリックしてください。

3/13(水)、大田区予算特別委員会、審査第2日目。
総務費での質疑、区民協働担当課長とのやり取りの動画(19:33)。

大田区の被災地支援ボランティアの新規参加者募集の取り組みや、今後の活動計画、防災塾受講者の役割、災害ボランティアの体制などについて質問・提案を行ないました。


3/18(月)、大田区予算特別委員会、審査第5日目。
産業経済費での質疑、産業振興課長とのやり取りの動画(18:24)。

「下町ボブスレー」の取り組みについて、安倍総理の大田区訪問、施政方針演説による新たな支援の有無、「下町ボブスレー」のロゴやネーミングの取り扱い、資金集めの状況や今後の方法、応援グッズ・関連グッズの提案、大田区の技術を次のステップへどうつなげるかなど、具体的な質問・提案を行ないました。
なお、テキストは別途掲載いたします。

決算特別委員会 審査第4日

2012年10月5日

審査第4日の10/5(金)、款別質疑「土木費」におきまして、
調布地域の呑川周辺で大量発生するユスリカの対策についての質問とともに、
「ユスリカの見える化」の提案を行ないました。
以下のとおり質疑の内容を掲載いたします。


※写真クリックで、Youtube動画が見れます!

大田区議会公明党の玉川英俊でございます。
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9月8日から劇場公開中の映画、「夢売るふたり」。
西川美和監督作品、松たか子さん、阿部サダヲさん主演で、現在大ヒット上映中ですが、地元地域、東雪谷の希望ヶ丘自治会館が警察の交番に見立てて、ロケで使用され、映画の中で登場しております。
また、テレビドラマでは、向井理さん主演の「ハングリー!」や香里奈さん主演の「私が恋愛できない理由」の中でも、同じくこの希望ヶ丘自治会館が交番として登場しております。
この地域は、山田洋次監督作品の映画「おとうと」のロケ地になったことでも有名で、他にもさまざまなドラマや映画のロケ地として使用されています。
これからも、よき文化の発祥の地となっていくことを地域の皆様と共に願っております。
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それでは、この地域を中心として、長年の課題となっている、呑川のユスリカについての質問に移らせていただきます。
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大田区内の呑川の上流部となる調布地域、仲池上、久が原、東雪谷、南雪谷、石川町の周辺では、長年にわたって呑川のユスリカの発生に悩まされております。
伝染病や寄生虫症の媒介をする「衛生害虫」に対して、ユスリカは、大発生などで人に不快感を与える「不快害虫」になります。
この「不快害虫」のユスリカは、多くの自治体でもその対応に苦慮されており、さまざま調べてみても、これといった決め手が無いものであります。
昨年の第4回定例会でも質問させていただきました、「呑川のユスリカ対策」について、今度は発想を変えて、ユスリカを理解して、ユスリカとうまくつきあっていく方法として、
ユスリカがどういうときに多く発生するのか、その発生に対して、どう気をつけていけばいいか、地域の住民の方々がわかるような 「ユスリカの見える化」 について、考えていきたいと思います。
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まず、ユスリカについて、確認をしておきたいのですが、
(質問①)
ユスリカの多く発生する時期、天候、気温、時間帯など何か特徴はありますでしょうか。
例えば雨が降った後はあまり発生しないなど、ユスリカの発生に関する生態の特徴が何かありましたら教えてください。
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(回答①:調布まちなみ維持課長)

一般的にでございますが、ユスリカは1年の中でも春から秋にかけて多く発生をいたします。蚊柱でございますが、これは一種の繁殖行動でございまして、1日の中でも朝と晩につくられることが多いと知られているところでございます。
また、蚊柱の形成は、気温と風の影響が強く認められておりまして、暑くも寒くもない過ごしやすい気温、そういう状態で大量発生し、風速が強まると蚊柱は減少する傾向にございます。
なお、生態としてでございますが、成虫には、いわゆる口がございません。消化器も退化をして、餌を取ることができませんので、羽化を、羽が生えますと1、2日で死滅すると、こういう状況でございます。

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ユスリカの大量発生を抑えるため、ユスリカの産卵場所となる、呑川の川底の藻を取り除く清掃作業を実施しており、平成21年度から区の職員の提案により抜本的見直しを行い、それまでの手作業から河川清掃車の使用へと切り替え、同じ予算内で年4回から年40回以上の清掃が可能となりました。これは大変すばらしいものであると思います。

そこで、この河川清掃車の使用状況につきましてお伺いいたします。
(質問②)
この「河川清掃車」による呑川の清掃作業は、1年間のどれくらいの期間、どれくらいの間隔で実施されていますでしょうか、年間スケジュールなど決まっているのでしょうか。
お聞かせください。
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(回答②:調布まちなみ維持課長)

今、ご指摘いただきましたように、区ではユスリカの大量発生を抑えるために、平成21年度より呑川の清掃作業を抜本的に見直しまして、河床を走る河川清掃車を導入いたしました。これにより、走行可能であります千束地域、それから雪谷地域でございますけれども、今までとほぼ同等の費用で清掃回数を年4回から43回に増やして、ユスリカ対策の強化に努めているところでございます。
この清掃作業は、ユスリカが多く発生する4月から10月までの期間は、ほぼ毎週実施をしてございます。また、作業計画書を提出してもらっておりますので、この中で年間スケジュールを確定してございます。さらに、雨天の場合は、その都度、協議の上、日程等を変更している、こういった状況でございます。
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(質問③)

この清掃作業によって、ユスリカの発生は何日ぐらい抑制できるものなのでしょうか。
いままでの実績や調査研究結果等から、何かつかんでいるものがありましたらお聞かせください。
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(回答③:調布まちなみ維持課長)

この清掃でございますが、川底に繁茂する藻にユスリカの卵が付着して、幼虫の成育の場となることがございますので、その発生を抑えるために機械や人力によって、藻を除去しているという状況でございます。
しかしながら、ユスリカの発生の傾向は把握してございますが、気温、風速等、他の要因もありますので、清掃による正確な効果を客観的に把握できる調査研究は現時点で把握してございません。今後、ユスリカの生態がさらに解明されることを期待しているところでございます。
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呑川と中原街道が交差する場所には、「清流の復活―呑川―」との看板が設置されています。

これは東京都環境局自然環境部によって設置されたもののようですが、落合水再生センターにて高度処理された再生水が呑川に流れてきていることが、簡単な地図とともに説明されており、心のやすらぐ水辺環境づくりをめざしている東京都の思いがつづられております。
このような説明を発信して、理解を深めてもらうことは大事なことであると思いますが、
(質問④)
大田区におきましても呑川のユスリカについて、そして、そのユスリカの大量発生に対する区の取り組みについて掲示するなど、工夫されてみてはいかがでしょうか。
大田区の考えをお聞かせください。
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(回答④:調布まちなみ維持課長)

先ほど申し上げましたように、ユスリカの生態は、まだまだ不明な点が大変多くございます。
しかしながら、現時点でわかっていること及びその対策についてでございますが、具体的には川で生息する卵から幼虫へふ化する時期。それから、羽化した後は繁殖のため蚊柱をつくってわずかな生命期間しかございませんで、そういうユスリカのライフサイクル、あるいは気温や風速等の要因によって大量発生の仕組みがあると、こういったこと。そして、その対策として河川清掃車を独自に開発しました。
そして、卵や幼虫の駆除に努めていること、こういった事柄はパネル掲示や広報などいろいろな啓発書を使って、今後、検討してまいりたいと思っております。
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さまざまな自治体での取り組みを調べていく中で、神奈川県座間市ではホームページでユスリカ対策について、わかりやすく掲載されているのを見つけました。

農林水産省から、できるだけ住宅地周辺で農薬を使わないように指導されたことや、ユスリカによる健康被害はあるのか、なぜ大量発生するのか、対策はどうしているか、といった、市民が安心して暮らせる情報を提供して、市としての対応を説明して、市民に理解をしていただき、協力をお願いするといったものでした。
ぜひ、大田区でもこのような取り組みをしていただきますことを強く要望いたします。
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先月、石川町1丁目の石川台中学校の前と、東雪谷5丁目の新幹線鉄橋付近に
「ソーラー補虫機αスイトル君」というソーラーパネル付の補虫機が設置されました。
ユスリカ対策のために大きな一歩を踏み出したということで大変にうれしいことですが、
(質問⑤)
この補虫機の特徴はどういったものなのでしょうか。
また、まだ設置されたばかりですが、その稼働状況と成果についてお聞かせください。
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(回答⑤:調布まちなみ維持課長)

この捕虫器でございますが、成虫の光に集まる性質を利用して、近紫外線のランプに集まった成虫をファンにより吸引捕獲する仕組みでございます。
現在、試験的に9月18日からでございますが、これを設置し稼働しておりますが、まだ設置されて間もないということ、それから、このところの厳しい残暑、台風等の影響でユスリカの発生が比較的まだ少のうございます。
成果について、まだ十分な検証ができておりません。これからは、装置の改善を図るとともに、ユスリカの発生、捕虫器の捕獲状況の関係を分析し、より効果的な運用を図りたい、このように考えているところでございます。
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お隣、目黒区の目黒川沿いには、中目黒駅から池尻大橋駅付近にかけて電撃殺虫機が設置されておりました。

1機、2機ではなく、数えてみたところ40機もありました。
残念ながら3.11の大震災以降は、節電のため稼動させていないとのことで、その殺虫効果を見ることはできませんでしたが、この電撃殺虫機には、1番から40番まで番号が振られており、全ての場所に
「この電撃殺虫機は、ユスリカを駆除するためのものです。」
「高電圧のため大変危険です。絶対に手をふれないで下さい。」
「電撃殺虫機およびユスリカに対する問合せ先は、目黒区健康福祉部生活衛生課」と
いった掲示がされておりました。
先ほどの大田区に設置された補虫機ですが、設置場所前の石川台中学校は、ちょうど私の子供が通学しており、「これはいったい何だろう?」と話題になったとのことです。
(質問⑥)
目黒区の電撃殺虫機のように、大田区の補虫機の付近にも、その目的や注意事項、問合せ先などの掲示をすべきではないかと思いますがいかがでしょうか。
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(回答⑥:調布まちなみ維持課長)

先ほど、ご指摘をいただきましたとおり、ユスリカの大量発生等に関する区の取り組みについて、こういったことをパネル展示をしていくということを申し上げましたが、それとあわせてこの捕虫器の目的や注意事項、問い合わせ先などの掲示を今後、検討させていただきたいと思います。
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(質問⑦)

大田区の補虫機の太陽光発電、ソーラーシステムについても記載をすれば、子供たちは自然エネルギーなどにも関心を持つのではないかと思います。
そういったことも他の関係部局などと連携して考えてみてはいかがでしょうか。
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(回答⑦:調布まちなみ維持課長)

東日本大震災を契機に、電力不足の対応や自然エネルギーの関心が高いということ、さらにこの捕虫器につきましては、試験稼働ということもあって、ソーラーシステムを今回、採用させていただきました。関係部署との連携の中で、環境学習や地球温暖化対策における省エネの啓発の一助になればという思いでいるところでございます。
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冒頭で「ユスリカの見える化」を考えていきたいと述べましたが、区民の理解を得るには

「大田区の取り組みの見える化」が大事なのではないかと思います。
長年の区の取り組み、努力の成果をもっと区民に知ってもらい、ユスリカのことももっと知ってもらうことにより、現場地域から知恵も生まれ、一緒に考えながら最良の対策が生み出されていくのではないかと思います。
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呑川の周辺地域が、その清流と共に、よき文化の発祥の地となっていくことを願い
公明党、玉川英俊の質問を終了させていただきます。
ありがとうございました。

決算特別委員会 審査第2日

2012年10月3日

9/19(水)から大田区議会平成24年第3回定例会が始まっており、
10/2(火)より決算特別委員会が始まりました。
審査第2日の10/3(水)、款別質疑「総務費」におきまして、AED設置場所の周知、お隣の目黒区の掲示板を参考にした区設掲示板の活用方法などの質問・提案を行ないました。
以下のとおり質疑の内容を掲載いたします。
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※写真クリックで、Youtube動画が見れます!

大田区議会公明党の玉川英俊でございます。

9月29日に「梅ちゃん先生」の放送が終わって、早くも4日目となりました。
4月から半年間、毎日のように「梅ちゃん」の顔を見て過ごしてきましたので、その笑顔が見られなくなると、ちょっと寂しいものがあります。(笑)
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大田区は、この「梅ちゃん先生」の舞台地ということで、7月に設立された「朝ドラ舞台地ネットワーク連絡会議」に参画されました。
早速、来月11月10日には、「朝ドラサミットin岸和田」というイベントが「カーネーション」の舞台となった岸和田市で開催されることとなり、「朝ドラ舞台地が連携し、地域の元気を全国へ発信!」とのことで、舞台となった地域との新たな交流も生まれ、今までにない形での地域活性化への道が開かれていくのではないかと期待しております。
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私は、東京葛飾区の生まれですが、葛飾出身と言うと、「男はつらいよ」の「寅さん」、若い人では、「こち亀」の「両さん」とすぐに話題になります。
これからは『大田区といえば「梅ちゃん」』が定着していくことを願っておりますので、「梅ちゃん先生」を活かした、さらなる取り組みをよろしくお願いいたします。
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それでは、質問に移らせていただきます。
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区内897箇所に設置されている「区設掲示板」につきまして何点かお伺いいたします。
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昨年の款別質疑におきまして、「区設掲示板や公園内の看板などにその場所から一番近いAED設置場所の地図や施設名称、連絡先などを常時掲示しておくことはできないものか」との質問に対し、
「今後、区設掲示板を使ったAEDの設置場所の周知について、どのような方法があるか検討していく」との答弁をいただきました。そこでお伺いいたします。
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(質問①)
区設掲示板の活用、公園の看板の掲示につきまして、その後の進捗状況をお聞かせください。
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(回答①:地域振興部参事〔地域振興課長〕)
AEDの設置場所の周知につきましては、現在区のホームページで施設の一覧をお示しさせていただいているところでございます。
また、公園内での周知につきましては、AEDを設置しております水泳場のある東調布、萩中、平和島公園において、野球場や交通公園などに、それから多摩川河川敷の運動施設については、野球場のスコアボードや庭球場の入り口に案内を掲示させていただいているところでございます。
区設掲示板の活用につきましては、掲示の効果を考え、掲示板の形状を研究している状況でございます。
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ここ1ヶ月、地域の数箇所の防災訓練に参加させていただきましたが、AEDを使用する訓練はどの会場でも実施され、すでに多くの方に馴染みのあるものになっていますが、
「本物のAEDはどこに設置されているのか?」「どこに取りに行けばいいのか?」といった声がまだまだありました。
(質問②)
区設掲示板に限らず、何か他に、AEDの設置場所を周知させる方法を検討されていましたらお聞かせください。
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(回答②:保健所次長〔保健衛生課長〕)
AEDの設置場所の周知方法でございますが、現在、来年25年度で178台の一斉更新を予定してございます。
この中で、区民の皆様がわかりやすい案内ができるように、周知方法の見直しを行っているところでございます。
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「区設掲示板」、区内897箇所すべてを確認したわけではないのでわからないのですが、4種類のタイプがあるようです。
(質問③)
この区設掲示板の面の大きさは、それぞれどれくらいのスペースがあるのでしょうか。
ポスターなど、どれくらいのサイズのものが何枚貼ることが可能なのか教えてください。
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(回答③:地域振興部参事〔地域振興課長〕)
現在の区設掲示板でございますが、ちょっと細かくなりますが、旧Ⅱ型、それから新型・新Ⅱ型というものと、アルミ型の4種類のタイプがございます。
仕様は3種類になっておりまして、掲示面の大きさについてのお尋ねでございます。
旧Ⅱ型が1メートル50掛ける1メートル、それから新型・新Ⅱ型は1メートル57掛ける90センチ、アルミ型が1メートル55と90センチという状態でございまして、全ての掲示板の掲示面が3分割をするようになっておりまして、中央に「おおたふれあい情報」、それから両脇にB3判横型もしくはそれ以下のポスターが4枚掲出できるという形状でございます。
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私の住まいは目黒区に隣接しておりまして、日常生活の中で目黒区の道路を通ることがよくあります。
よって、目黒区の「区設掲示板」もよく目にすることがあるのですが、目黒区では掲示板の下の空間を活用されていました。
この掲示板の下の空間の活用は、公明党の総括質疑で飯田委員も取り上げましたが、この空間の統一した場所に、さきほどのAEDの設置場所の情報、「この場所からどっち方向に何メートルの場所にあります」といったような表示をすることはできないものでしょうか。
(質問④)
掲示物は定期的に張り替えられてしまいますが、統一した場所に常にAEDの設置場所の表示があれば、住民の方々は日常生活で目に触れていく中で、どのあたりにAEDがあるのかと潜在的に覚えていき、地域の誰もが知っている情報へとなっていくのではないかと思いますがいかがでしょうか。
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(回答④:地域振興部参事〔地域振興課長〕)
ご指摘のように、区民の安全・安心を考えていく上で、AEDの設置場所の表示は広く知らしめるという意味で、重要であると考えております。
現在の区設掲示板での表示につきましては、掲示板の形状などから、安全性ですとか耐久性の面では、難しい状況があると思っております。
したがいまして、今後掲示板の形状変更を研究する中で、ご提案の目黒方式を参考にしてまいりたいと考えております。
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また同じく目黒区の「区設掲示板」の下の空間には「大震災時の避難場所」として、防災マップが掲示されていました。
しかも英語での表記もある二ヶ国語対応です。
(質問⑤)
「国際都市大田区」として、災害時、緊急時に関する情報に対しては、外国語での表記をこれからは増やしていく必要があるのではないでしょうか。
これは掲示板に限らず、さまざまな表示物で必要かと思いますがいかがでしょうか。
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(回答⑤:災害対策担当課長)
委員ご指摘のとおり、災害時に日本語で意思の疎通が十分にできない方に対し、必要な情報を伝達する手段として、外国語での表記は重要であると考えてございます。
掲示板以外の表示として、災害時には区のホームページで、英語、中国語、ハングルの3カ国語で情報提供をしていきます。
また、学校防災活動拠点事業の中でも、現在聴覚障がい者向け、外国人向けのコミュニケーションボードの導入を進めているところでございます。
これからも災害時に、必要な情報が多くの方に届くように努めてまいりたいと考えてございます。
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外国語表記のために、新たな設置物を作るのは大変かと思いますが、この「区設掲示板」の下の空間を活用することで、対応できるのではないかと思います。
随時、最新のお知らせを提供していく掲示と、緊急時のため、いのちを守るために常に情報を掲示しておくべきものがあるかと思いますので、さらに「ひと工夫」の取り組みをお願いいたします。
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以上で、大田区議会公明党の玉川英俊の質問を終了させていただきます。
ありがとうございました。

9/20(木)一般質問 動画配信

2012年9月25日

9/20(木)、大田区議会平成24年第3回定例会2日目の
一般質問の模様が大田区HPで動画配信されました。
http://www.city.ota.tokyo.jp/gikai/g_chuukei/h_24/2403_chukei.html
玉川英俊質問
・00:40~02:38 冒頭挨拶
・02:38~08:31 被災地支援
・08:31~15:30 成年後見
・15:30~19:38 熱中症対策
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理事者答弁
・19:56~21:05 地域振興部長(熱中症対策)
・21:15~26:24 地域力・国際都市担当部長(被災地支援)
・26:30~29:45 福祉部長(成年後見)
・29:51~31:39 教育総務部長(熱中症対策)
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お時間があればぜひご覧になってください。

9/20(木)一般質問④熱中症対策

2012年9月20日

この夏、大田区では、熱中症の予防のために消防庁、環境省のリーフレットをはじめ、保健所独自の予防パンフレットを作成して配布、「おおた区報」の6月21日号でも1面に大きく「熱中症は予防できます」との記事を掲載。
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また、高齢者向けには、さわやかサポートの見守りコーディネーター、民生委員の訪問にて注意を促すなど、熱中症の予防の取り組みをされてきたことと思います。
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「おおた区報」の記事では、注意する場所として「炎天下の屋外」、「閉め切った車の中」だけでなく、「気温の高い室内」、「体育館」などもあげられておりましたが、大田区内の空調設備の無い施設、区民センター、文化センターの体育館などでの熱中症の発症はありませんでしたでしょうか。
このような視点で、熱中症のハード面の対策について質問いたします。
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馬込文化センターでの太極拳教室、健康体操などに参加をされている地域の方々から「センターの体育館は空調設備が無く、熱がこもって暑くて耐えられない。」といった声や「運動をして汗をかくのは当たり前だけど、健康のために参加しているのに暑くて身体の具合が悪くなってはしょうがない。」といった声が寄せられました。
そこでお伺いいたします。(質問7)
熱中症の予防の観点から、このような空調設備が無い施設で運動をされている状況を大田区としてどのように考えますでしょうか。お聞かせください。
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8月下旬、大田区中学校バドミントン大会が開催され、私の子どもが出場していたので、馬込中学校の体育館に試合観戦に行きました。
この体育館は、大田区中学校の卓球大会でも使用されており、以前も観戦に来たことがありましたが、バドミントンや卓球の競技条件は非常にデリケートで、競技中は、外からの光や、すき間風を一切遮断しなければならず、体育館の全ての窓、全てのカーテンが閉められ、出入口もカーテンで塞がれている状態でした。
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真夏の体育館で、当然エアコンも無い中、閉め切った状態で競技を行っているわけです。
私は2Fのバルコニーから観戦しようとしたのですが、会場内は熱がこもって蒸し風呂のように暑苦しく、すぐに頭や腕から玉のような汗が吹き出し、目当ての試合が始まるまでとても会場内に いられる状態ではありませんでした。
選手たちは、朝から弁当を持参して大会に臨んでおります。
熱中症だけでなく、持参した弁当が傷んで食中毒を起こしてしまうことも考えられます。
(質問8)
このような空調設備が無い施設での熱中症対策、食中毒対策は何か取り組みをされていましたでしょうか。お聞かせください。
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小・中学校の体育館は、災害時の避難場所にも使用されるということで、昨年の議会では、学校避難所の冬場の冷え込み対策や、断熱、遮熱などの効果を発揮できる「特殊セラミック塗料」について質問、要望をさせていただきました。
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区の財政が厳しい中、区内施設の体育館や、小・中学校の体育館に空調設備を後から設置していくことは難しいのかもしれませんが、昨年度の大田区産業振興協会「優工場」新製品新技術コンクールにて「おおたECO推進賞」に選ばれた「高日射反射率塗料」や「特殊セラミック塗料」などの技術を熱中症対策に活用していくことはできませんでしょうか?
(質問9)
老朽化した体育館の改修工事などと合わせて、耐震だけでなく耐熱も一緒に取り組んでいくべきではないかと思いますが、大田区の考えをお聞かせください。
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また、空調設備の無い区内施設への「大きな温度計」の設置も あわせて要望させていただきます。
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以上、
時代の変化に対応しつつ、持続可能な体制作りのために 新たな取り組みを展開され、「ものづくりのまち大田」から「未来をつくるまち大田」へと飛躍されていくことを願い、
大田区議会公明党、玉川英俊の一般質問を終了させていただきます。
ありがとうございました!

9/20(木)一般質問③成年後見制度

2012年9月20日

「成年後見制度」、これは、認知症高齢者や知的障害者、精神障害者など、判断能力が十分でない人が、日常の生活を営む上で、契約や財産管理について不利益を被ることがないように、家庭裁判所が本人や親族の申立に基づいて、本人の代理をする権限を持った「成年後見人」などを決める制度として、平成12年4月1日、新しい制度として施行されました。
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施行開始から12年が経ち、だんだんと申立の件数は増えていますが、まだまだ利用が少なく、成年後見制度はわかりにくい、聞いたことはあるけれど良くわからないといった声を聞きます。
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大田区社会福祉協議会成年後見センターでは、「成年後見制度」の講演会を開催したり、大田区報8月1日号では「ご存知ですか成年後見制度」と大きな記事で掲載をしたりと、普及啓発のためにさまざま工夫をされていると思いますが、
「後見人になった人は、その業務内容を家庭裁判所に報告すること」、
「後見人は被後見人の医療に関する同意権はないこと」、
「被後見人になると選挙権がなくなってしまうこと」、
「家族というだけで代理するのは違法であること」
などについて、あまり知られておらず、「成年後見制度」そのものが多くの区民に十分に周知されてないのが現状ではないかと思います。
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実際に大田区社会福祉協議会成年後見センターに行って、「成年後見制度」に関する資料を求めたところ、「ご案内します 成年後見制度」という、4つ折りのガイドと水色の法定後見、桃色の任意後見、それぞれの「てつづきガイド」をいただきました。
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4つ折りのガイドは、後見、法定後見、任意後見についてコンパクトにまとめられており、細かな流れなどは、別の「てつづきガイド」にそれぞれ詳しく記載されているのですが、紙面を占める活字が多く、さらに難しいものと感じさせてしまう印象を受けました。
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この「制度」に積極的に取り組んでいるという、ある区の成年後見センターに行って同様に資料を求めたところ、「マンガで読む 成年後見制度」といった冊子と 同センターでのサービス内容が紹介された冊子をいただきました。
マンガの冊子は、「高齢者のひとり暮らしの場合」、「高齢夫婦の二人暮らしでご主人が脳梗塞で入院してしまった場合」、「障害を持つ子供の場合」など、各種事例が短い物語で書かれており、法定後見、任意後見の手続きの仕方や身上監護、財産管理といった後見人の仕事内容などについて、イラスト付でイメージしやすい形で書かれていました。
また、もうひとつの冊子では、どんなときにどんなサービスが受けられるのか、チャートでみる利用手続きや、身近に親族のいないひとり暮らしの高齢者や障害者の方のための「あんしんサービス」の紹介などが記載されておりました。
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大田区におきましては、少ない財源の中で工夫されているのだと思いますが、この区の冊子と比較してみて、もっとわかりやすいものにできないものか、もっと力を入れるべきではないかと感じました。
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「おおた未来プラン10年」の本年5月の修正版における、基本目標1「生涯を健やかに安心していきいきと暮らせるまち」の中の「成年後見制度を知っている区民の割合」とのモノサシでは、最新値で27.2%、平成25年度で50%、平成30年度には70%の目標を掲げられています。
そこでお伺いいたします。(質問4)
来年平成25年度で50%を達成させるために「成年後見制度」の周知、利用推進は、今後具体的にどのように取り組んでいきますでしょうか。お聞かせください。
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平成24年4月1日、老人福祉法改正で「老人福祉法第32条の2」が創設され、市町村は後見等の業務を適正に行うことができる人材の育成及び活用を図るため、「研修の実施」、「後見等の業務を適正に行うことができる者の家庭裁判所への推薦」、などに努めなければならない。
と定められました。
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独自の市民後見人養成事業を開催し、「市民後見人」の育成、活用に積極的に取り組んでいるある区では、
・市民後見人は、社会貢献意欲に富み、地域活動の延長で後見活動を目指す人が多い
・市民後見人は、親身になって、きめ細かい活動が期待できる
との評価をしており、司法書士や弁護士などの「専門職後見人」の不足を補う「補完」としてではなく、地域で必要とされる、新たな「第三者後見人」として「市民後見人」を位置付けています。
そこでお伺いいたします。(質問5)
このように、「市民後見人」に対して明確な定義があるかどうかで、取り組み方も大きく変わってくるのではないかと思いますが、大田区が考える「市民後見人」に対する定義、位置付けをお聞かせください。
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東京大学では、3年前から「市民後見研究実証プロジェクト」による「市民後見人養成講座」が開かれており、これまで約1500人の修了生を輩出してきています。
この修了生の多くは「市民後見NPO法人」の立ち上げや、後見人になるための準備を行うなど、地域で活動を開始されています。この「市民後見人養成講座」をきっかけに、今年の7月4日に、一般社団法人「後見人サポート機構」が発足されました。
「これまで成年後見人の過半を占めてきた親族後見人から、今後は市民後見人や法人後見人などの比重が増すと見込まれること」、また、「市民後見人などに対するバックアップ機能が社会的に整備されていないこと」 などを踏まえて、活動中の市民後見人のアドバイザー役となること、市民後見人制度への信頼を高めることを目指して、この「後見人サポート機構」は設立されました。
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今週末の9月23日には、「後見人サポート機構」の入会説明会が開催されますが、「成年後見に取り組む自治体等との連携事業も実施していく」との案内がありました。
(質問6)
このような「後見人サポート機構」の新しい動きに大田区は、どのような連携を考えていますでしょうか。また、大田区での「市民後見NPO法人」の立ち上げについてどのようにお考えでしょうか。お聞かせください。
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高齢者が「成年後見制度」の充実している地域に魅力を感じて、住み慣れた大田区から離れてしまわぬよう、明確な考えを示していただくことをお願いしまして、
次の質問に移ります。

9/20(木)一般質問②被災地支援

2012年9月20日

3.11東日本大震災から1年半が経ちましたが、大田区では今でも宮城県東松島市にボランティアを派遣し、現地のニーズに応えるべく、支援活動を継続してきております。
この夏には、26名の高校生がボランティア体験コースに参加されたということで、次世代のメンバー育成の取り組みが始まったものと期待しております。
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「被災地のために何かしたい、でも自分には何ができるのか?」と歯がゆい思いをしている高校生、中学生も多くいるのではないかと思いますが
(質問1)
今回の高校生ボランティアを大田区は今後どのように展開されていきますでしょうか。
また、次世代の子供たちに被災地のことをどのような形で伝えていこうと考えていますでしょうか。お聞かせください。
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被災地支援ボランティアの参加メンバーは、リピーターの方も多く、汚泥除去や草むしりなど、ハード面での復旧の手伝いの他に、現地の人が喜ぶために何かできないものかと、年齢や職業も異なるさまざまな有志が集まり、「縁プロジェクト」というボランティアのグループを立ち上げ、メンバーの発案・企画で、昨年の12月にクリスマス交流会を実現させました。
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また、この交流会でクリスマスソングや松島民謡の斎太郎節を歌い、会場のみんなが笑顔になったことをきっかけに、今度は「大田区ボランティア合唱隊」が結成され、被災地のこと、ボランティア活動を知ってもらうことを目的に区内のさまざまなイベントに参加して、「被災者と共に歩む」というメッセージを歌声とともに伝え続けてきています。
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さらに「縁プロジェクト」の発案・企画にて、東松島市の音楽活動をされているメンバーを大田区にお迎えしての「絆音楽祭」が今年の5月に実現し、盛大に開催されました。
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つづく7月には、東松島市で開催された「とっておきの音楽祭」に、今度は大田区側から「大田区ボランティア合唱隊」が参加しました。
私も2つの音楽祭に参加させていただき、東松島市の人たちと、さらなる絆を深め合うことができ、東松島市の阿部市長とも直接お話をすることができました。
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阿部市長は、「これからも音楽だけでなく、文化・スポーツなど、さまざまな活動で大田区のみなさんとの交流を広げていきたい、続けていきたい。」とおっしゃられていました。
そこでお伺いいたします。(質問2)
5月に開催された「絆音楽祭」は、第2回、第3回と続けて開催していくことを考えられていますでしょうか。
あるいは何か他の形態での交流イベントを考えていますでしょうか。お聞かせください。
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「縁プロジェクト」は、合唱隊のほかに文化活動として、現地の住民と一緒に花やハーブのプランターで、まちを明るくしていこうという「お花いっぱい計画」を開催。
スポーツ活動では、現地の子供たちと野球をやろうと野球チームを結成。
すでに区内の野球チームと練習試合も行い、夏の体験コースに参加された高校生3名も参加しました。
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また、他のボランティアの有志は、毎年10月の体育の日に開催される「松島マラソン」に参加をして、現地を盛り上げようと、初心者を含めて、総勢80名を超えるメンバーが「マラソンチーム」を結成。当日の完走を目指して多摩川土手や皇居周辺にて定期的に練習を続けてきております。来月の「松島マラソン」には応援団を含めて、100名近くのメンバーが大田区から現地に向かうとのことです。
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「縁プロジェクト」をはじめ、被災地支援ボランティアの有志は、現地の声を聞いて、現地のニーズを感じて新たな発案をし、メンバーの横のつながりで新たな取り組みを次から次へと展開してきております。
そこでお伺いいたします。(質問3)
このような現地のニーズを最前線で感じているボランティアのメンバーの声を、大田区は、どのように吸い上げ、今後どのように展開されていきますでしょうか。お聞かせください。
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「縁プロジェクト」は、「大田区被災地支援ボランティア調整センター」とともに、11月1日に東京ドームで開催される「“よい仕事おこし”フェア」に出展の声がかかったとのことです。
このフェアには約630のブースが設けられますが、大田区からは民間企業88社の他、産業振興協会や大田幸陽会、日本工学院専門学校なども出展されます。
東京ドームという大きな会場で、大田区の被災地支援の取り組みや、まだまだ復興にはほど遠い被災地の状況を広く知らしめる絶好のチャンスであると思いますが、
(質問4)
大田区は、この東京ドームでの出展をどのように活かしていくのでしょうか。お聞かせください。
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「縁プロジェクト」は、社会教育関係団体として、大田区教育委員会の認定を受けていますが、地域力応援基金助成事業(スタートアップ助成)の認定はされませんでした。
9月9日の新聞報道によりますと、東日本大震災で被災された岩手、宮城、福島3県の42市町村のアンケートの結果、震災の風化を懸念する首長が半数に上ったとのことで、国民の関心が薄れつつあり、支援や協力が得にくくなると不安視していることが背景にあるとみられるとのことでした。
「縁プロジェクト」をはじめ、被災地支援ボランティアの有志も同じように、震災の風化を懸念しております。
大田区がどこよりも被災地復興支援をリードし、次世代ボランティアの育成をはじめ、被災地支援の持続可能な体制作りをしていかれることを強く要望し、次の質問に移らせていただきます。
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