マサカリ投法、サンデー兆治
12/11(金)の午後は大田区民プラザで開催された大田区人権週間講演会に参加いたしました。
講師は、マサカリ投法で有名な村田兆治氏。
現在は野球解説者、プロ野球の現役時代はロッテオリオンズで投手として大活躍されました。
講演テーマは、「人生先発完投 ~相手を思いやる気持ち~」
登壇されまず一言、「こんにちはー!」との挨拶に、場内にいるみなさんも「こんにちはー」と返すも、「声が小さ~い、もういちど~!」「こんにちはー!」 と一喝。
場内のみなさんもさっきよりも大きな声で「こんにちはー!」と返して場内一体元気になってのスタートでした。
ヒジの故障からの復活劇、ご自身の通算勝利数215と同じ数ある全国の離島を回って少年野球教室をされている話など、熱い語りとともに会場全員でスクワットをやったり、客席の高校球児と硬球を使ってキャッチボールをしたり、大変ユニークな講演会でした。
離島での親善試合では真剣勝負で絶対に打たせない球を投げるとのこと。
それは、プロの凄さを伝えることで、頑張れと口でいうのではなく、本人に頑張ろうと思わせるためとのことでした。
また、客席の女性へプレゼントとサインボールを投げてポロリとこぼしつつも何とかキャッチして会場で拍手が起きると「こんなキャッチで拍手なんかしちゃダメだ」と、きちんとキャッチできるまで繰り返しました。
4回目で見事キャッチして場内大拍手、このようなやり取りの中で本当に「相手を思いやる気持ち」とは何か考えさせられました。
講演会終了後、懇談の場をいただきました。
「離島に頑張っている公明党には、さらに頑張ってもらいたい」と力強い握手で激励をいただきました。
また、「もう少し鍛えたほうがいいんじゃないか~」と、お腹を指してポンポンとアドバイスいただきました。
何人かがおねだりされたサインボールには、「人生先発完投 村田兆治」と。
「王貞治のサインも書けるよ、本人よりうまいから~」と冗談を言いながらも一球一球、一筆一筆、時間をかけて魂を込めて丁寧に筆を入れられていました。
身近に接して、男気があり、とても熱く、人間味あふれる魅力的な方だと感じました。
村田兆治氏から教えていただいた、妥協しない真っすぐさ、相手を思いやる気持ちをしっかり身に付けていきたいと思います。