燃料電池自動車、トヨタ「MIRAI」
次世代エネルギーの水素で動く燃料電池自動車、トヨタ MIRAI が大田区の公用車として活用されることとなり、大田区役所地下駐車場での内覧会で試乗させていただきました。
この燃料電池自動車は、燃料の水素と空気中にある酸素を取り込んで発電し、電気で走る環境にやさしい車です。
ガソリン車が20km走行時に5kg排出されるというCO2の排出量はゼロ!
同様の排出量ゼロの電気自動車と比較すると、1回の燃料補給で走行可能距離は650kmと3倍以上、燃料補給時間は10分の1の約3分です。
※走行可能距離、燃料補給時間はガソリン車と同等です。
ボディには、大田区の新たな観光シンボルとして進めている「アオスジアゲハ」、別名「ブルートライアングル」が大田区を舞うイメージでデザインがラッピングされています。
また、今、テレビドラマ下町ロケットで世界に負けない技術を持つ大田区の町工場が話題となっていますが、このトヨタ「MIRAI」の車両側充てん口(レセプタクル)には、大田区仲池上にある日東工器株式会社が開発する高圧水素充てん用迅速流体継手「HHVカプラ」が採用されております!
水素ステーションでノズルを介して高圧水素ガスを供給する際、車両側からの水素ガスの逆流防止や車両への異物の流入防止といった機能を備えているとのことです。
11/7(土)・8(日)に開催された「OTAふれあいフェスタ2015」緑のエリアでも、この燃料電池車の展示・試乗が行われました。
さらに平成28年2月には、大田区の環境整備として、池上8丁目に水素ステーションがオープンする予定です。
燃料電池自動車、トヨタ「MIRAI」が公用車として大田区内を走行することで、環境にやさしいまちづくりをアピールし、環境学習や地球温暖化対策の普及啓発事業に活用していくとのことです。