平成26年 第2回定例会で一般質問②防災・ロコモ
6/12(木)、平成26年第2回定例会第2日目にて、一般質問をさせていただきました。
長文になるので、数回に分けて質問内容を掲載いたします。
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大森第六中学校で取り組んできた学校避難所の開設や中学生が運営側になる訓練は区内に広がりを見せ、幾つかの学校で中学生が放水作業をしたり、発電機を動かしたり、仮設のトイレを組み立てるといった訓練が実施され、わたしもその訓練現場に足を運び、いろいろと見てまいりました。
その中で、学校での訓練回数やサポートの教職員、消防団員の経験値にもよりますが、防災備品の扱いに温度差があると感じました。
特に仮設トイレの組み立てに関しては、ある学校では大人が数人で組み立てようとしましたが、最後まで組み立てられなかったという場面を目にいたしました。このような、できなかった経験のまま終わってしまうと、逆に自信が無くなり、いざというときに敬遠してしまうのではないかと思います。
特に仮設トイレの組み立てに関しては、ある学校では大人が数人で組み立てようとしましたが、最後まで組み立てられなかったという場面を目にいたしました。このような、できなかった経験のまま終わってしまうと、逆に自信が無くなり、いざというときに敬遠してしまうのではないかと思います。
この点について、3月の予算特別委員会では、付属マニュアルだけでなく、映像による配信やDVDの作成・配布などを要望させていただきましたが
この防災備品を取り扱っている業者に、もう少しわかりやすいマニュアルや映像のDVDを作っていただくということはできないものでしょうか。
新たに、防災備品を購入する際、そのような交渉をされてみてはいかがでしょうか。
今後の対応についてお聞かせください。
大森第六中学校では、「学校防災訓練」に続く、防災教育の一環として、生徒による「まちなか点検」が、来月実施されるとのことです。
自治会、消防団、防災課、教職員がグループとなって地域の点検活動を行い、学校に戻って防災マップを作り、発表会を行うというものです。
まだこれから実施されるものではありますが、
(質問③)
このような取り組みを大田区はどのように評価されておりますでしょうか。
お聞かせください。
~ 理事者の答弁~(要約)
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町田 防災・危機管理担当部長
(回答②)
防災物品を購入する際にわかりやすい教材を併せて納入することを働き掛けることや、購入条件の一つとして仕様に組み込むことに取り組んでいく。
(回答②)
防災物品を購入する際にわかりやすい教材を併せて納入することを働き掛けることや、購入条件の一つとして仕様に組み込むことに取り組んでいく。
(回答③)
中学生が自分の住むまちを歩き、消火器や消火栓、ポンプ置場などの防災資源及び危険な箇所を確認することにより、生徒自身の防災意識が高まる。また、大人にとっても防災意識の向上に有効な事業になると考えている。
続きまして、健康づくりに関する質問に移ります。
今から申し上げる7項目のうち、1つでも当てはまれば、その疑いがあります。
①片足立ちで靴下がはけない②家の中でつまずいたり滑ったりする③階段を昇るのに手すりが必要④家の中のやや重い仕事が困難⑤2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難⑥15分くらい続けて歩けない⑦横断歩道を青信号で渡りきれない
この1つでもあれば、「ロコモティブシンドローム」の疑いがあります。
略して「ロコモ」と呼ばれる運動器症候群のことでありますが、骨や関節、筋肉といった運動器の衰えや障害によって、要介護のリスクが高まっている状態のことです。
「ロコモ」は、「メタボ」や「認知症」と並んで、「健康寿命の短縮」、「寝たきりや要介護」の3大要因のひとつになっております。
厚生労働省は、2012年に開始された21世紀における国民健康づくり運動「健康日本21」において、ロコモの国民への認知度を10年後に80%まで向上させるという数値目標を設定しました。我が公明党女性局においても、3月の女性の健康週間を中心にロコモ対策、ロコモ予防運動の普及、啓発に取り組んできております。
「おおた健康プラン(第二次)」健康づくりにむけた身近な運動の推進におきましても「加齢による身体機能の低下、特に筋肉低下の予防、ロコモティブシンドロームの対策のため身近な場所で楽しく運動習慣を身につけることのできる事業を実施します。」と記載されております。そこでお伺いいたしますが、
(質問④)
ロコモ対策を身近な場所で楽しく習慣づけさせるため、またその認知度の向上に対して、どのような取り組みをされていきますでしょうか。お聞かせください。
ロコモ対策を身近な場所で楽しく習慣づけさせるため、またその認知度の向上に対して、どのような取り組みをされていきますでしょうか。お聞かせください。
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新しい運動や体操をこれからはじめるには億劫だという人もいるかもしれませんが、日本人なら誰もが一度は経験のある体操があります。
それはラジオ体操です。
昨年2月に大田区総合体育館で開催された「健康づくりフェア」の中で、ラジオ体操講座が開かれ、運動のための準備体操というイメージが強いラジオ体操も、動きのポイントをおさえて正しく行えば、美容や脂肪燃焼、ヒップアップや肩こり改善などが期待できると、200名近くの受講者が興味深く学ばれていました。そこで提案なのですが、
(質問⑤)
身近な場所で楽しく習慣づけさせる、はじめのきっかけ作りとして、誰もが知っているラジオ体操、ゼロから覚える必要のないラジオ体操を初心者の入口として推進すれば、誰もがスタートしやすいのではないかと思いますがいかがでしょうか。
(質問⑤)
身近な場所で楽しく習慣づけさせる、はじめのきっかけ作りとして、誰もが知っているラジオ体操、ゼロから覚える必要のないラジオ体操を初心者の入口として推進すれば、誰もがスタートしやすいのではないかと思いますがいかがでしょうか。
実は、わたし自身も洗足池公園の勝海舟のお墓の近く、桜広場にて毎朝行われている朝のラジオ体操にたまに参加をしております。ます。.
早起きの習慣だけでなく、参加を続けていくことで、顔なじみの人も増え、新しい出会いもあり、身体だけでなく、心も健康になり、気持ちのいい1日のスタートをきっていくことが実感できております。
また先月、この桜広場には「パラレルハンガー」というぶら下がり器具が設置されました。
腹筋ベンチ、あん馬ベンチに続いての新しい健康遊具です。旧雪谷出張所跡地にある東中公園にも、十字懸垂ベンチ、背のばしベンチ、腹筋ベンチがあります。そのベンチの横には利用方法と利用による効果、利用上の注意がイラストとともに1枚の板で表示されており、公園を訪れた際に気軽に運動を行うことができます。
(質問⑥)
先ほどのロコモ予防の7つのチェックなど、このような健康遊具などと共に掲示されてはいかがでしょうか。ぜひ周知のための工夫をお願いいたします。
~ 理事者の答弁~(要約)
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石原 保健所長
(回答④)
3月に策定したおおた健康プラン(第二次)において施策の方針を掲げている。
(回答④)
3月に策定したおおた健康プラン(第二次)において施策の方針を掲げている。
健康のために運動習慣を身に付ける事業は、ロコモティブシンドローム予防に有効であると考えている。
今後は、ロコモティブシンドロームの認知度の向上に向けて、関係各部局が連携して普及啓発に努めていく。
(回答⑤)
運動習慣を身に付ける方法として、ラジオ体操を含め自分のライフスタイルに合った運動を見付け、実践していくことが有効である。
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八嶋 都市基盤整備部長
(回答⑥)
(回答⑥)
健康遊具をより多くの区民が効果的に利用するためには、ロコモティブシンドローム予防の7つのチェックなどに基づいた遊具の利用方法やその効果などをわかりやすく掲示することが重要であると考える。