第10次被災地支援ボランティア②
12/24(土)
東松島市新東名での“クリスマスランチ交流会”当日を迎えました。
浦嶋荘のマイクロバス2台で会場へ向かい、昨日に引き続き準備開始。
一番心配していたのは天候ですが、前日ほどの寒さは無いもののまだまだ風が強い。
そんな不安をかき消すような思いで、2人組で角材をバールで杭のように地面に打ち付け、
その杭にビニール紐を括り付け、会場の枠を作っていきます。
女性陣は会場入口の飾り付けや受付での来場者への配布物(プログラムやカイロ)の準備。
そして、クリスマスプレゼントを男の子用、女の子用、大人用と3種類に分けて配置などなど。
ひと段落着いたところで、リーダーから「これを着てくださいね♪」と赤い衣装を渡されました。
白いヒゲもつけて、サンタクロースの格好になりました。
スキーウェアの上着を着たまま赤いズボンをはいたため、おへそ回りがポッコリ膨らみました。
このおなかの膨らみ具合がとてもよく似合うと好評でした。
この写真で風の強さがわかるのではないでしょうか。
しかし空を見ると雲ひとつ無い!
千羽鶴も飾られ、見事なクリスマスツリーも出来上がりました。
ランチ班は、大釜で調理を。支援物資班は、衣類や生活品などの配布準備。
レクレーション班は、着ぐるみ姿で子供たちと遊ぶ準備。音楽班は、ステージ・音響の準備。
開始直前には風も止んで、大晴天の中でクリスマスランチ交流会が開催されました!
会場入口では、子供にお菓子の詰合せのクリスマスブーツを「メリークリスマス!」と配布。
サンタクロースの私がその役をさせていただきました。
クリスマスプレゼント配布の時間になり、来場者1人1人にプレゼントの袋を配布。
子供たちはもちろんのこと、大人の方たちも「わたしたちにもあるんですか!」と大喜び。
ランチ班よりシチューとロールパン、ロールケーキが配布され、音楽班によるバンド演奏。
最後に大田区ボランティア合唱団による宮城民謡の斎太郎節、クリスマスソングを合唱。
来場者も一緒に歌われて、会場一体となって大合唱となりました。
そして、東松島市よりサプライズ!
「大田区のみなさんに食べていただきたい!」と松島漁港の漁師のみなさまから現地名産の焼きたてのカキがたくさん振る舞われました。
大成功させたいというメンバー全員の思いが天に通じたのか、前日の粉雪と身に凍みる寒風からは想像できない大晴天となり、事故も無く、想像してた以上の大感動のクリスマスランチ交流会となりました。
たくさんの笑顔があふれる中、大盛況で終了しました!
“クリスマスランチ交流会”終了後、プレゼントの入っていたダンボール箱をたたみ、キャンプ用のテーブル、イスを折りたたみテントの中へ。
40名以上のメンバーで、各持ち場をテキパキとあっという間に片付けました。
マイクロバス2台で浦嶋荘に戻り、ボランティア恒例の最終日前日夜の親睦会となります。
通常は浦嶋荘内で行うのですが、今回は人数が多いので電車で居酒屋に出ることになりました。
ここでメンバーから「みんなでサンタの格好で行こうよ!」との提案があり、希望者みんなでサンタの帽子をかぶって電車に乗りました。
自分はヒゲもつけて赤い上着も着たままでした。
別の班のメンバーとは、あまり交流が無かったのですが、この親睦会で今回のクリスマスランチ交流会の感想や、今後のボランティアの取り組みなどについて、さまざま語り合うことができました。