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「地域包括ケア元年」と言われたのが2012年。

あれから早くも6年が経ちましたが、これまで地域包括ケアと言えば、高齢者に対する介護・医療・福祉のサービスの連携を意味しました。そしてようやく最近になって、障がい者、特に障がいを持つ子どもたちに光が当てられるようになりました。

現実、高齢者に対するサービスは、この6年間で非常に充実してきましたが、今もって、障がいを持つお子さんが入浴サービスを受けれらない、また緊急時に障がい児を預かってくれるサービスがない地域もあります。

全国どこでも高齢者に対するサービスを平均的に充実させてきた一方、「同じサービスを必要とする子どもたち」へのサービスの充実度は、地域によって格差が大きく、ここ大北地域は取り残されていると言っても過言ではありません。

これは非常に憂慮すべき事態ではないでしょうか。

国の進める地域包括ケアシステムの充実により、高齢者の親を介護するご家族の負担軽減は今後ますます進められていくことでしょう。

しかし、小さなお子さんを介護するご家庭の負担軽減も、同時に、そして平等に進めていくべきではないでしょうか。

本日、養護学校に通うお子さんを持つお母さん、お父さんからご要望をいただきました。

現場は切実です!!

働き盛りのお父さんが、養護学校へ通う肢体不自由のお子さんを遠く離れたバス停まで送り、自分で子ども抱きかかえて送迎バスに乗せ、座席から落ちないようにしっかり固定し、そして仕事へ駆けつけているんです!

そして仕事を持つお母さんが、遠くの養護学校まで肢体不自由のお子さんを送り迎えしているんです! どんどん成長し大きくなるお子さんを抱きかかえながら一人で車に乗せて・・・。

子どもの教育の機会も平等であるべきであり、小さなお子さんを持つ働き盛りのお父さん・お母さんが安心して仕事を続けられる社会であるべきです。

いまできることからしっかりと取り組んでまいります。

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本日、長野市内でICTを有効活用した議会の事例を学ぶセミナーに参加しました。

講師は、江口修一上越市議会議員、ソフトバンク株式会社コーポレート営業本部の片柳氏、そして東京インタープレイ株式会社代表取締役の米田英輝氏。

ICTは議会改革にとっても大きな効果を生み出す重要なツールとなりつつあります。

議会における予算書や決算書をはじめ、行政計画や広報誌のデジタル化は、今後全国の自治体の大きな流れになるものと思われます。

先日参加した図書館総合展でのセミナーにおいても、デジタル図書研究の第一人者である湯浅俊彦氏が、これからの図書館情報学のキーワードとして第一にあげられたのが「検索の時代」であるということでした。

「情報」とは「蓄積」するだけでは意味がなく「利用」されて初めて意味あるものとなるのです。

その意味で湯浅氏は第二のキーワードとして「所蔵から利用へ」と言われました。これは図書館に限った話ではなく、情報化の時代の必然的な流れであると感じます。なによりも、「検索」は「文字のデジタル化」によって初めて可能となるのです。

議会のICT化は、もはや時代の流れであると実感した今回のセミナーでした。

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1月16日、群馬県中之条町へ。中之条町役場を訪れ、担当課職員の方より「中之条ビエンナーレ」についてお話をお伺いしました。

2007年より始まった中之条ビエンナーレ。ビエンナーレとは2年に一度開催される芸術祭のこと。

2007年の第一回目の開催以来、回を重ねるごとに来場者は増え、2017年には開催当初の10倍近くに。参加アーティストも開催当初の58名から162名へ。

この日、幸運にも中之条ビエンナーレの総合ディレクターである山重徹夫氏にお会いすることができました。

ビエンナーレ開催に至るまでの経過とこれまでの取り組みについて1時間以上にわたりお話しをお聞きすることができ、更に中之条町の文化施設「中之条町ふるさと交流センターつむじ」にもご案内いただきました。

今回、私がお聞きすることができた山重氏の芸術祭にかける熱い思い、そして中之条町に対する深い思い。その中でも特に私の心に残っているのが、山重氏の地元の子どもたちへの思いです。

山重氏がずっと取り組んできた地元の子どもたちへの芸術教育。氏の言葉を借りるならば「芸術とは総合教育」であり、芸術作品を制作するためには、文系、理系、あらゆる知識を総動員しなければならない・・・。

まさに、芸術教育の目指すものこそ総合知・・・。いわゆるリベラルアーツとしてのアートを学ぶことができる中之条の子どもたちはどれほど幸せか。

劇作家の平田オリザ氏は「文化の自己決定能力」ということを言っていますが、それは地方の子どもたちが大都市の子どもたちと渡り合っていくためにどうしても身につけなければいけない能力・・・。そしてこの能力は小さな頃から「本物の文化・芸術」に触れていくことでしか育たないものであると・・・。

中之条で育った子どもたちの中から、きっと将来、多くのレオナルド・ダ・ヴィンチ、エジソン、アインシュタインが現れることだろう・・・そう確信いたしました。

山重氏は言われています。

「山村の廃校から始めた中之条ビエンナーレは、私に様々なことを気付かせ考える切っ掛けを与えてくれた。この土地からしか見ることが出来ない視点、社会、価値観。

よりよく生きるということが、単に右肩上がりの経済発展ではないということを実感させてくれた。時代の波によって失われるものは数多くある。これから私たちが何を残して伝えていくのか、選択し行動しなければならない」(読売新聞 2013年8月3日掲載  文化欄連載エッセーより)

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一昨日、衆議院第一会館で開催された、岡本三成衆議院議員の主催による学習会に参加いたしました。

講師は、株式会社小西美術工藝社代表取締役社長、元ゴールドマン・サックス証券金融調査室長のデービッド・アトキンソン氏。

デービッド・アトキンソン氏といえば、『新・観光立国論』『世界一訪れたい日本のつくり方』等、ベストセラーの著者としてご存知の方も多いことと思います。

客観的データによる冷静な分析、そして歯に衣(きぬ)着せぬストレートな言説。

どこまでもデータに忠実に日本の観光のあるべき姿を提言される氏の言葉には、聴くものを心から納得させるパワーがあります。

急激に人口が減少する日本。その日本を救う唯一の方法こそ「外国人観光客」を呼び込むことに他なりません。

そして「観光立国」となるための条件として、アトキンソン氏が挙げるのが、①気候、②自然、③文化、④食事 の4つです。

実は、日本はこの4つ全ての条件が整っている世界的にも最高に恵まれた国であると言います。しかし、現在の日本は決して観光立国とは言えません。日本はこの「好条件」をしっかりと活かし切れていないと言うのです。

そのために日本はどうするべきなのか・・・。

アトキンソン氏のベストセラー『新・観光立国論』の復習ともなった今回の学習会。実際にアトキンソン氏が語る「観光立国論」をお聞きして、心から納得することができました。

ぜひ『世界一訪れたい日本のつくり方』も早速読みたいと思います。

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激動の一年となった2017年。

北アルプス国際芸術祭の開催は、大町市の未来にとって大きな希望となりました。

今回の芸術祭の開催は、第一回目ということもあり様々な課題も残りました。

課題というものは、どんな事業においても出てくるものであり、完璧な事業などありません。課題が出たなら、それをいかに次に生かしていくか。

「全否定」ほど「非建設的」なものはありません。

今回の芸術祭も、最終的には議会の議決により予算が決まり開催となったわけですが、芸術祭の予算に賛成した議員にしても、決して「完璧な事業」を求めて賛成したわけではありません。

政治とは現実主義であり、「完璧な事業でなければ賛成できない」となると、予算も決算も誰一人として賛成などできません。

全ては「タイミング」であり、「現実を踏まえた決断力」です。

タイミングを逃した事業は、結局台無しとなり、莫大な予算の無駄遣いとなる! これほど市民を裏切る背徳行為はない。

より大きな効果を上げるために「何を」「どんなタイミングで」行うべきか、その重大な決断を下す責任を担っているのが政治家です!

市民を一番裏切る行為、それは「ブレる」ことです。

一貫性を欠く行為ほど不誠実なことはない!!

どれほど苦しい決断であっても、「どんなに時間がかかっても市民に対して説明責任を尽くす」と腹を決めた上での決断は、結果的に「市民を守る」こととなる!

目先の利害に囚われた決断は、市民を裏切ることとなり、結果的に「悪」となる!

それは「くっついたり、離れたり、また戻ったり」の某党の状況を見れば一目瞭然ではないか!!

ブレブレの「その場しのぎの」市民ウケのパフォーマンスと「言い訳」の「みっともない」こと!

一貫性のない人間が、最終的に行き着く先は、保身のための醜い行為・・・

それは、

自己を顧みず「他者を批判する」ことに終始すること。

手段を選ばず他人の足を引っ張ること。

そして、もはや引き返すこともできず、「醜い行為」をやり続ける以外にないということ。

その場しのぎの「保身」が生んだ「一貫性のなさ」という「不誠実さ」が、返って身を滅ぼすという「自滅」。

一貫性を保つこと以外に「自分を守る」ことはできない。

それはつまり、「自身を犠牲にしてでも市民を守る」との誠実さが結果的に身を守ることになるということ。

不誠実な人間を野放しにしては市民を守ることなどできません。

2018年が市民の皆さんにとって素晴らしい一年となりますよう、全力で戦ってまいる所存です。

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本日午後、市庁舎において大町市議会議員研修会を開催しました。

講演のタイトルは「一般質問の質問力を高めるために」。

講師は龍谷大学政策学部教授の土山希美枝氏。

数々の議員研修会で講師を勤められ、また公共政策や地方議会に関する多くの著作も。

今日の研修会には、行政側からも代表の方々にご出席いただきました。

議員として一番の力が試される質問力。

しかし、その能力を高めるための方法や体系的な知識を習得をする機会には、なかなか恵まれないのも事実です。

今日は、そのような意味でも非常に貴重な機会をいただきました。

これまでの自身の議員としての取り組みを見直す大事な機会ともなりました。

第一に重要なことが「情報の収集」。

そのために一番心がけなければいけないことが「現場の声」を聴くということ。

現場とは、市民の皆さんのお声であり、また行政の現場の声。

現場の声こそが、課題を正しく認識するための「生きた情報」。

私自身が特に心がけてきたことでもあります。

またその課題を解決するための情報を、あらゆる手段で入手する努力。

ネットでもかなりの情報を得ることができます。

そこで得た情報を元に、さらに専門的知識を得るために図書館や書店へ。

これまで、私はほぼ毎回の定例会で一般質問を行ってきましたが、準備にはどうしても一ヶ月以上はかかります。

情報の収集は簡単でも、それを読み込むにはかなりの時間を要します。

「正しい理解」が「正しい質問」へと繋がることを考えると、どうしてもここの手が抜けないのです。

これは私たちの宿命のようなもの。

本日、研修会に参加させていただいたことで、これまでの自身の取り組みを見直すことができたとともに、自信にも繋がりました。

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昨日19日に12月定例会が閉会となりました。

この最終日、牛越大町市長より「北アルプス国際芸術祭」の次期開催について表明がありました。次回の開催は2020年、3年に1度のトリエンナーレ形式の開催を宣言されました。

今議会の一般質問で、最も多く取り上げられたものの一つも、この北アルプス国際芸術祭についてでありました。

本年6月4日より7月30日までの57日間にわたり開催された北アルプス国際芸術祭。

当初予想していた来場者数と経済効果を遥かに上回る結果となったことは心より嬉しいかぎりであり、今後の大町市の創生に向けて、希望の光となりました。

しかし、今後の開催に向けて課題も残りました。二次交通のあり方、高齢者や障がい者に優しいユニバーサル化について、またお土産品の商品化について。そして、なによりも、この芸術祭の開催を地域の活性化に価値的につなげるために、市内外の産業連関を意識した地域経済のあり方、すなわち「地域にお金が回る仕組み」をいかに築き上げていくか、これは最も大きな課題の一つとなったことは間違いありません。

大町市の産業の中心は、やはり観光業であることは言うまでもありません。それは観光業が市内の産業の中でもっとも多くの利益を上げているという意味ではなく、地域の活性化にとって最も重要なキーとなる産業であるという意味においてです。

この観光業を中心に、その周辺には多くのサービス業が存在します(観光業自体が多くの業種を含んでいると言った方が良いかもしれませんが)。

観光業の潤いは、多くのサービス業に波及し、そしてその他の製造業や農業など第一次産業にもその効果が及びます。

多くの人たちの往来があるところには、活気が生まれ、魅力が生まれます。魅力のあるところには、産業も目をつけます。何よりも「人が訪れる」ということが第一に重要になります。昨今「交流人口」と盛んに言われる所以であります。

この観光の起爆剤としての「北アルプス国際芸術祭」の効果を、いかに早急に地域の観光業、その他の産業の活性化に生かしていくか。これは一刻を争います!!  2020年まで、あと残り3年をきっているのです! 「地域にお金が回る仕組み」を「いま」真剣に考えなくては間に合いません!「鉄は熱いうちに打て」であります!! そのキーはどこまでも「観光」です!!

このことを今議会で強く訴えたわけですが・・・。

そして、国際芸術祭の開催は、実はさらに大きなことを私たちに教えてくれました。

それは「おおまちの文化」の素晴らしさを自覚できたということ。

今回開催した国際芸術祭、そのもっとも大きな効果は、経済効果や市のブランディング、市の認知度の向上といったものよりも何よりも、私たち大町市民が、自らの素晴らしい「文化」を見直すことができたということ、これ以外にありません!

これは、最も長期的な視野で大町市の未来を遠望することを可能とする視点、大町市の存在そのものを問う「アイデンティティ」に関わる視点です。

そして、経済最優先の現代社会にどっぷり浸かっている「麻痺した感覚」を覚醒させる重要な出来事、それが北アルプス国際芸術祭という出来事だったのです!!

この視点は、感動冷めやらぬ「いま」こそ本気で追求していかなければなりません!

現代アートとは何か、芸術とは何か、文化とは何か、その追求の果てに最終的に行き着くところは、実は私たちの足元、自身の拠(よ)って立つところの「おおまちの文化」であるということ。

このことを意識せずして、この芸術祭の本当の意味を問うことにはならないのです。

現代アートそれ自体は本当に素晴らしい! 世界レベルの国際芸術祭でした!

しかし、この現代アートの芸術祭を通じて、私たちは大町市の自然、食、行事、方言、民話、そして人々・・・つまり、自身の「文化の力」を知ることとなりました。

この大町市の文化の持つ「かけがえのなさ」、それを自覚し、今再び磨き上げていく、この作業がなかったならば、どんなに市の経済効果、市の認知度が上がろうとも、残念ですが、それは一過性のお祭りに終わらざるを得ないのです。

また、大町市の文化を大事にするとは、もっと深い次元で考えるならば、それは・・・

私たちの中に眠る、おおまちの古(いにしえ)の文化を継承する遺伝子・・・

すなわち、いま大町に住む人々を大事にする・・・これこそが芸術祭開催によって分かったこと!

つまるところ、私たち自身を大事にすることなくして「おおまちの文化を大事にする」ことなど絵空事でしかありません。

そして、おおまちの文化を愛する人を。おおまちへ来てくれた人を。おおまちに縁した全ての人を。

北アルプス国際芸術祭の開催は、私たち自身の「自覚」を促す、またとない機会となりました。

2020年までに大町市がするべきことは多い。

しかし、それは「明確」であるということです。

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今日は「世界人権デー」。

 

ユネスコの音楽平和大使でもあるジャズベーシストのマーカス・ミラーは、一昨年リリースしたアルバム『アフロディジア』について次のように語っている。
「迫害された状況のなかでも、人間の能力は素晴らしい。奴隷であっても、すごいものを生み出す力を持っているという事を、僕はこれで出したかった。いわば、人間讃歌のアルバムだ」。
※参照 http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/6773

 

自分より下に他の人間を置きたがる人間の愚かさ。その差別の迫害の中で、非人間的な偏見の心との闘いの中から生まれた音楽がジャズだ!
独特の黒人のリズム、グルーブ・・・強く私の心を掴んで離さない。

 

ジャズのみならず、ブルース、ソウル、R&B、ラップ・・・すべてブラックミュージックの根底に流れるこの「抵抗の魂」「闘う心」。その心が私の心に深く響いてくる。

 

文化を馬鹿にする人間には「人間の尊貴さ」など到底分かるはずもない。
独裁者は、必ず、民衆の中から生まれた自由な文化を徹底的に破壊しようと試みる。
いつの時代でも、独裁的な人間は、自由な表現者に対し「こんな不真面目な・・・」と言い出す。
それは、ジャズも同じだ!

 

真の平和が産まれるところには、必ず自由な文化が花開いている。
そこでは、多様性を愛し、その多様性の中に人類共通の普遍性を、すなわち、一人残らず「全ての人間の命の尊さ」を説く思想が、必ずその文化の中に脈打っている。

 

ハービー・ハンコックは言う。
「ジャズも、苦悩の大地から生まれ、鍛え上げられた音楽だからこそ、生命を鼓舞する強さを持っているのではないでしょうか。これこそ文化の究極の力です」。

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青年たちとお話する機会が。
「未来志向」「ポジティブ」な若者たち。
そして何よりも、「誠実」であることこそが青年らしさ。
「誠実」とは、友人、同僚、隣人たち、そして出会った全ての人を裏切らないこと。

 

ある青年から「これからの僕たちにとって何が一番大切か、アドバイスいただけませんか?」との質問を頂きました。
私は指導などできる立場ではありませんが、一先輩として「青年として大事なことは沢山ありますが、先ずは、自分の持ち場で皆から信頼されることではないでしょうか。自分らしく全力で頑張ってください」とお話しさせて頂きました。
付け加えて、「そしてその上で、今の仕事に直接関係ないことでも、いろいろな分野に興味を持ち、時間を見つけてはどんどん勉強し視野を広げていくことだと思います」と。

 

これからの少子高齢化・人口減少社会で、私たちが今後頼るべきは、今の若者たちです。
若者を信じ、そして育んでいくのは私たちの責任です。
失敗など恐れず、どんどん前へ前へ進んで行って欲しい。

 

やはり、青年たちと語るときが、一番素になれる。安心できる。
「誠実」な人間が、これからの「社会をより良い方向」へ導いてくれるのだ。

社会学者の宮台真司氏が、先のシンポジウムでルソーの「ピティエ(哀れみ)」について言及され、「民主主義」について語った言葉が思い起こされる。
「人々が分断されて仲間意識が存在せず、誰もが自分の損得勘定だけを考えて多数派を形成していこうという場合には、その社会は終わるということです。ジャン・ジャック・ルソーはフランス革命の30年弱ぐらい前にこうしたことを言いました。ルソーが言ったように展開していると思いませんか。

<中略>

政治哲学の伝統は人々の感情の働きに注目してきた」。
(「日本自治創造学会誌」2017 Vol.9より)

 

資本主義の限界が見えてきた今日、心ある人たちは皆「人間の感情」「人間性の陶冶(とうや)」について考え、そこに光明を見出そうと必死だ。
すなわち、どんなに社会体制や政治を論じ、そこだけを変えようとも、「人間の価値観」「人間自身の心」が変わらなければ、私たちの「未来」はないということではないか。

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11月21日と22日の二日間に渡り、大町市内6カ所において「市民と議会の意見交換会」を開催しました。
市議会の16名が3グループ(1グループ5〜6名)に分かれ、それぞれのグループが一日一カ所で意見交換会を開催。
参加された市民の皆さんから多くのご意見・ご要望をいただきました。
色々なご意見がある中で、ある市民の方からは、大町市の未来についてどのよう考えているかとの質問を受け、議員一人ひとりが自分の考えを述べさせていただく場面もありました。
市民の皆さんが議員に対して求めているのは、少子高齢化・人口減少時代の大町市の将来に対する、しっかりとしたヴィジョンと方策であると実感いたしました。
ここ数年の意見交換会で感じられるのは、いま議員が求められているのは、これまでのような「地域の代表」「同じ世代の代表」「業界の代表」といった、一部の人々の利益を追求する代表としではなく、あらゆる世代、組織、業界、地域のことを考え、市全体の公益を考える、真の「市の代表」としての議員像であるということです。市民の皆さんの中にも、市全体の利益のためには、時には自分自身が我慢しなければいけないこともあると考えておられる方が増えていることに、ほんとうの民主主義が芽生えつつあることを感じます。

これは、少子高齢化・人口減少という、もはや避けては通れない現実を、市民の皆さんがしっかりと直視されているということの表れであると実感いたします。
その意味でも、少子高齢化、人口減少時代の大町市の未来を、行政と共に、同じ目的に立って本気で考え、寸暇を惜しんでの研鑽と、多くの市民の皆さんのお声を常日頃からお聞きする努力が求められていることをゆめゆめ忘れてはならないと深く決意させていただく機会となりました。
これからも、多くの世代、色々な立場の方々との意見交換会ができたらと思っております。

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大町市 太田昭司
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