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本日、市立大町総合病院を守る会の主催による公開講演会が開催されました。

演題は「この10年を振り返り、そして未来へ」。

講師は、大町総合病院をこれまでずっと支えてこられた高木哲副院長(外科部長)。

演題に込められた高木先生の思い・・・。

本日こそは、自分は何としても参加したい・・・との思いで参加した今回の講演会。

この10年間の大町総合病院の取り組みを、その「証人」として語られる高木先生の言葉の一つ一つに心を打たれました。

信州大学医学部の医局の教授の一言で、ここ大町総合病院へ赴任された高木先生。

時は平成16年。当時は、今のように研修医が行き先を自分で選ぶような時代とは違う時代。

文字通り、病院を「経営面」から支える外科医としての「使命感」が高木先生を支え、そして大町総合病院に残ること以外の選択肢など思いもつかなかった・・・。

自治体病院の使命とは、地域の民間の医療が担うことができないが「無くてはならない」役割を担うこと。

すなわち、採算面で民間の医療が担うことを避ける医療を、自治体病院は、ある意味で赤字覚悟で担うことが宿命づけられている。もともとそのような「お金にならない」医療を担い、そして医師の「行きたがらない」小さな地方の自治体で、黒字化を期待される最も困難な経営を宿命づけられているのが地方の自治体病院だ。

この地方の自治体病院で、地域医療を支える医療従事者の思いを知ることなく、健全経営を「当たり前」のように語ることがどれほど酷なことか。

国には、もはや地方に医師を送り込む力はない。人口減少が進む地方の病院に「優先的に」医師を送り込む策などないのだ。

それは、都市圏の病院や大病院でなければ「専門的な知識・スキル」を磨くことは難しいとの「常識」を覆すだけの想像力・創造力がないからだ。

では結局、地方の病院を支えるのは誰なのか。

それは私たち市民ではないのか。

もしも本当に地域から病院がなくなってしまったら・・・。

健康で安心な生活を願う市民の心に寄り添い、市民の側に立って「大町総合病院」の大きな存在意義を、勇気を持って語っていただいた高木先生に、今日は心から感謝せずにはいられませんでした。

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先日4月18日に初めて訪れた「憲政記念館」。

その中庭に立つ尾崎行雄の像。

「憲政の父」と呼ばれた彼は、衆議院議員であった当時、「政権の争奪に手段を選ばず、疑獄沙汰と離るべからざるものとみられるまでに堕落した政党」(尾崎行雄『民権闘争70年 咢堂回想録』講談社学術文庫)の状況を憂い、じっとしていられなかったという。

また彼は、軍国主義に向かう当時の日本の状況、軍拡化する世界の動きを適確に捉えていた。

1931年、満洲事変が起こった直後の10月、尾崎行雄はニューヨークで、米・英・独・仏・伊など世界の名士400名程が参加する晩餐会で次のように演説している。

「すべての国家は、正義を基礎とせずして、力を基礎として築きあげられている。この国家存立の根本条件が改造せられないかぎり、国家相互間の非友誼的精神は、根絶するをえない。(中略)いかなる国家も、他の国を敵としていては、生存も繁栄もできないのである。しかし人類が国際主義でなくして、狭隘なる国家主義の教理によって教育されている間は、真の友誼の情操は、けっして満足に発達しない」( 同 前 )

当時のような状況下で、また世界の名士を相手にここまで踏み込んだ演説を行ったことに対し驚きを禁じ得ない。

政治の目的とは何か。それは国家の安泰、そして国民の幸福に他ならない。

この大事な目的を忘れ、自己の利益のみを求め、政治理念も捨て去った「偽善者」による「くっついたり離れたり」の見苦しい劇が、今またこの国で繰り広げられている。

今、尾崎行雄がこの日本の姿を見たらどう言うだろうか。

手段を選ばない「政権の争奪」のみにうつつを抜かし、知らぬ間に国が滅ぶのを後々になって悔いても知らぬ・・・!

ただただ感情に任せて、『批判』と『悪口』のみを繰り返し、非建設的な「全否定」に終始する者は、何も価値を生み出すことはできない・・・!

きっとそう言われるに違いない。

ゲーテは言っている。

「いっさいの否定的精神、いっさいの悪意や悪口を、そして否定するしか能のないものを、きびしく排除せよ。というのも、そうしたものからは何物も生まれてこないからである」(『ゲーテ全集』13〈潮出版社〉 所収「文学論」小岸昭訳)

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本日も地元小学校で読み聞かせを。
3年生の子どもたちに名作『小さいおうち』を読みました。

 

「むかしむかし、静かな田舎に、きれいで丈夫なちいさなおうちがありました・・・」
そのうち、小さなおうちの周りは広い道路が敷かれ、自動車や電車が走るようになり、ビルが建ち並び・・・
かつて楽しんだ、お月様や星のきらめきは失せ、懐かしいヒナギクの花や月夜に踊るりんごの木はどこへ・・・

 

出版から70年以上経っても色褪せることのないバージニア・リー・バートンの名作は、今もって「子どもから大人まで」読む者の心をつかんで離しません。
ストーリーも絵も美しい『ちいさいおうち』は、これからも、いつまでもいつまでも読み継がれていくことでしょう。

 

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春爛漫の清々しい季節。

新しいことを始めたくなるこの4月。

仕事にもますます力が入ります。

人口減少と高齢化が進む日本。これまで日本を支えてこられた大先輩達。

これまでお世話になった方々への報恩感謝の思いを今こそ形にして表す時。

時代は常に変化変化ですが、現代の変化のスピードは一昔前とは比較にならないもの。

この大転換期を乗り切るためには、世代を超えて智恵を結集していかなければなりません。

若い世代の活躍が目覚ましい今日。多く学ぶべきものがあります。

北アルプス国際芸術祭の開催を機に、力強く新たな活動を始めているのも若い世代の人たちです。

若者は敏感です。「時」を本能的に的確に捉えている。

若者たちの行動をみれば、次の時代が見えてくるのです。

国際芸術祭の開催が大町市の「未来」に何をもたらしてくれるのかを、若い世代は敏感に肌で感じると同時にすぐさま「行動」へと移している。

若者の頼もしい行動を、しっかりと後押ししていくこと・・・それこそが大町市の未来を開く鍵であり、私たち大人の役目ではないでしょうか。

若い息吹を、爽やかな桜花と重ね合わせながら、ふと思うままに・・・

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本日、長野市内にて「おぎ・もぎ・あべ 鼎談」(長野県・県教委他 主催)が開催されました!

600名を超える来場者が。

「尾木ママ」こと尾木直樹氏、脳科学者の茂木健一郎氏、そして阿部守一長野県知事の三者による豪華なトーク・セッション。

長野県総合5カ年計画「しあわせ信州創造プラン2.0」の大きな柱である「学び」。

今の日本の教育の現状は。世界の最先端の教育とは。生涯教育とは。

出だしから尾木ママも茂木さんもアクセル全開!!

お二人のいつもの話術で会場がグイグイ引き込まれていきました!

尾木氏は、「学びとは自由になれる」ものであり、「学ぶことは人間の本質」そして「自分を解放していく」ものであると語られました。

また、オランダ、フィンランドなどの最前線の教育に触れながら「日本の教育は完全に遅れている」と言われ、「偏差値を上げるとかいう時代ではない」とも。

また、今日本の高校で最も元気なのが農業科などの職業科の高校であり、力量が豊かで実践力があると高く評価されました。また最先端の高校は、災害で大きな被害に遭ったフクシマへ入って地元の人たちと関わりながら「生きる意味」を学んでいると紹介されました。

そして、これからは知力を重視する IQ(アイ・キュー)の時代ではなく、「共感」など心の能力を重視するEQ(イー・キュー)の時代であるとも。

茂木氏は、一人一人が自分の課題を見つけて「学習」する重要性について語られ、「心臓が常に身体中に血を送っているのと同様に、脳も常に働いている。学びとは学校だけにあるわけではなく、学校を卒業した後も続いていくもの。そして『学ぶ方法』について教えるのが本来の学校の役割だったはず」と語られました。

また、「子どもたちは、学びについて何が必要かを本能的に分かっている」と言われ、大人は子どもに教えるだけでなく、子どもと接する中で、子どもからもたくさん学ぶことができるし、そういった姿勢が大事であると指摘されました。

そして、特別な能力を持つ「ギフテッド」といわれる子どもたちや、発達障がいや学習障がいなどの障害も持つ子どもたちなどに対する教育のあり方について、ダイバーシティや個性を尊重する少人数の教育が今求められていると訴えられました。

阿部知事も、茂木氏のお話を受けて、長野県ではすでに長野尋常小学校の晩熟生学級において特別支援が行われていた歴史について触れられながら、子どもたちの習熟度に応じて個々の能力を伸ばしていく教育、多様性を尊重し個性を尊重する教育の重要性について語られました。

また、今長野県が進めている「信州学」について触れられ、県内各地の高校が「地域の活性化」に大きく貢献している例を紹介されました。

日本の教育が今大きく変わろうとしています。

今回、三者が共通して指摘されたこれまでの「画一的教育」「偏差値教育」から「多様性」を尊重する教育への転換。

教育の目的とは「子どもたちの幸福」なのですから。

(写真は、鼎談を前に「信濃の国」を合唱する北信地区の高校合唱部の代表の皆さん)

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本日、大町市役所庁舎内において、大町市・信州大学定住促進共同研究 平成29年度研究報告・空き家活用セミナー「空き家は、地域に何をもたらすのか」が開催されました。

空き家問題は、多くの複合的な課題を抱えております。

今回は、都市工学・建築・法律・不動産の専門家の方々を講師にお迎えし、空き家問題の課題について、また空き家の活用における多くの可能性についてもお聞きいたしました。

空き家活用の様々な取り組みが、全国各地で行われておりますが、アート・ITなどの関係者による空き家活用なども増えてきております。また今では「田園回帰」と言われるような動向や「関係人口」という考え方などが話題となっています。

関係人口という考え方は、「人口」というものを、これまでのような「定住・移住」という固定したものとしてではなくて、もっと柔軟に捉える考え方です。

いまや、これまでのような「都市の魅力」一辺倒の時代から、「地方」の豊かな資源に若者たちが目を向けるようなトレンドが顕著な時代へと変化しています。

このような価値観の変化が、田舎の魅力、地方の魅力を高め、おそらくこれからは地方の資源・資産の価値も、どんどん高くなっていくのではないでしょうか。

その変化は、今後、地方の空き家の有効な活用に躊躇していた人々の心にも、大きな変化を促す刺激になるのではないでしょうか。

今回のセミナー、空き家活用の色々な可能性を感じることができました。

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昨日3月8日は国際女性デー。

「元始、女性は太陽であった」

雑誌『青鞜(せいとう)』の発刊の辞の中で平塚らいてうが、こう力強く宣言されたのは1911年。

あれから100年以上の年月を経て、今ようやく「女性の活躍」が叫ばれるようになりました。これまでの日本における男女同権の人権意識というものは決して高くはありませんでした。

それは家庭においても、地域においても、また職場等においても同様の状況でした。

また、かつて世界の多くの国々では男女の参政権は決して平等ではありませんでした。日本において女性に参政権が認められるには、第二次世界大戦の終結を待たなければなりませんでした。

しかし、これは法律の話であり、男女平等の参政権が認められた後においても、現実には家庭においても社会的にも、女性の実質的な地位は決して男性と同じではありませんでした。

そして、今もって日本の男女平等の人権意識は未熟であると言わざるを得ません。

これまでの歴史において、常に弱い立場に追いやられ、辛い目に会わなければならなかったのも女性です。

私の家庭においても、認知症になった祖母の面倒を最後まで見続けたのは母でした。もう30年以上前の話しですので、介護保険も無ければ介護施設もありません。祖母はずっと家で生活をしていました。母は居酒屋を営みながら、朝から家事を行い祖母の面倒を見て、夕方には私たちの夕飯の準備をしてから仕事へ駆けつけました。当時、中学生・高校生だった私は、ほとんどその母の手伝いをした覚えがありません。母は祖母の下(しも)の世話から食事まで全て面倒を見ていました。そして母は夜中2時、3時に帰宅し、私が起床する頃にはすでに朝食の準備から洗濯まで行なっていました。

こんな生活が約8年ほど続きました。

母はいつ休んでいたのかと、今考えるとゾッとします。今更ながら感謝の念が込み上げてきます。

今も介護といえば、まだまだ女性の役目であるという風潮があります。

今もって、結婚、出産、介護を機に、それまで続けてきた仕事を辞めざるをえないのは女性です。子育ても女性。介護も女性。

女性は偉大です!

母は偉大です!

そして女性は、母は太陽です!

これまでの女性の歩んできた不平等な歴史に終止符を打つには、なによりも男性の意識変革がなければ到底叶いません。

まずは私自身が意識変革を! 家庭においても。仕事においても。地域においても。

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いよいよ冬が終わり、春の香りが漂う心地よい季節が訪れました。

市内の皆様のお宅を回りながら、いつも大町市の美しい自然に癒され、大町に生まれたことに感謝の思いが込み上げてきます。

そんな大町市も、他の多くの自治体と違わず、人口減少に直面し多くの課題を抱え、その課題克服のために必死に取り組んでいます。

いま、多くの政治家や識者が人口減少社会を乗り切るための方途を探り、そして様々な提言を行っております。

その中で、特に多くの方が指摘しているのが、これからは「地方の時代」「地方自治の時代」であるということです。地方の時代と言っても、決して東京などの大都市に対抗意識を燃やし「強がっている」というのでもなく、非常に冷静に、大きな説得力を持って、自然の流れ、時代の流れとして語られているという印象です。

またそれと同時に、不思議なくらい多くの方が口を揃えて指摘するのが、行き詰まりつつある資本主義的・個人主義的考え方、すなわち物質的な豊かさを追求する志向に代わる、精神的な豊かさ、特に文化芸術の振興、また地域文化・地域コミュニティの重要性です。

平田オリザ氏は文化政策に関する提言を精力的に行ってきた方ですが、非常に説得力があります。地方における文化政策の可能性について次のように述べています。

「文化政策に関しておもしろい点は、他の政策は日本は非常に中央集権官僚国家なんだけど、文化政策だけは中央省庁がないという特殊な環境にあることです。<中略>そのため、中央の縛りがない分、やる気のある自治体はすごく伸びる。やる気のない自治体と差がつきやすい分野です」(平田オリザ・藻谷浩介共著『経済成長なき幸福国家論』毎日新聞出版)と。

これからは、自分の住む地域の文化の価値を正しく見積もり、それを磨き高めていける自治体、そして新たな文化を生み出すことができる自治体が生き残るということではないでしょうか。

そのような文化的・精神的な価値を磨くためには、これまでの価値観、すなわち経済成長最優先の拝金主義的な価値観を脱しなくてはなりません。そのような新たな時代を担う人材は、これまでの知識詰め込みの教育では育ちません。小さな頃から、若いうちから本物の文化・芸術に触れ、文系理系を超えた古今東西の精神的遺産を学び、正しい価値判断のできる能力を身につけるための教育が必要になります。

ますます教育が重要になる時代となりました。

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昨日、松本市内にて、前国土交通大臣の太田昭宏衆議院議員をお迎えし、政経懇談会を開催!!

自民党務台俊介衆議院議員を始め多くのご来賓の皆様にご出席いただき、代表の方々よりご挨拶を賜りました。そして先の衆議院議員選挙で初当選した太田昌孝衆議院議員より国政報告があり、最後に太田前国交大臣が登壇されました。

人口減少に直面する日本。この現実を悲観するのか、それともチャンスと捉えるのか。

これまで太田前国交大臣が取り組んでこられた「観光立国日本」へ向けての観光戦略。その種はいまや日本の大きな「希望」となって花開きつつあります!
そして外国人観光客は、かつての860万人から2860万人へと、2000万人の増へ!!

これからの日本の経済にとって、もっとも大きな可能性をもっているのが観光です!

太田前国交大臣の力強い「声」に触れ、私も沢山の「希望」をいただきました!

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大町市議会議会だより編集員会の視察研修、2日目。
名古屋市内にて「住民が読みたくなる議会広報紙づくり」を受講しました。
講師は、広報アナリストの吉村潔氏。

議会広報は、いま大きく変わっています。
かつてのような「議員が伝えたい内容」をお伝えするという視点ではなく、市民の皆さんが「読みやすい」「わかりやすい」そして「手にとって読んでみたくなる」ような工夫が求められています。
なによりも、市民の皆さんが議会を身近に感じることができない大きな理由は、「議員の仕事」「議会の仕組み」についてよくわからないからだと言われます。
議会広報が果たす役割がいかに大きいか。
今日は、非常に優れた議会広報を作成している全国の地方議会の事例を学ぶことができました。

また今後は、広報の電子化、そして電子媒体との連携が進められていきます。
スマホ、タブレットの普及により、広報のあり方もどんどん変わっていきます。
大町市議会の議会だよりも、もっと「読みやすく」「わかりやすく」「手にとりたくなる」ものを目指してまいります。

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大町市 太田昭司
ueishota68@yahoo.co.jp