今朝は、大田区環境清掃部によるオンライン講座「南極北極から見た地球温暖化」。講師は日本局地研究振興会の藤井良一氏。南極探検隊越冬隊として第23次と第32次の2回参加されています。
「南極と北極の概要」「南極と北極の歴史と自然」「南極・北極が与える地球環境への影響」「地球環境が南極・北極に与える影響」について詳しくご説明頂きました。
北極は地球全体の平均の3倍のスピードで温暖化しているそうで、1980年には北極海を覆っていた海氷が2020年には半分近くに減っています。雪は太陽光の10〜20%しか吸収しないが、水は90%を吸収してしまうので、北極海の氷が減ると太陽熱がより多くの海に吸収され、北極海の氷が完全になくなると、地球全体の温暖化は2倍のスピードで進むとの報告もあるそうです。
一方、南極は氷が厚いので、太陽光を吸収し難いため、温暖化のスピードは地球と同じですが、南極の外周にある棚氷の下の方が周辺の海水温度の上昇によって融解してきて、南極の一部で氷の崩壊が急速に進んでおり、トッテン氷河流域の氷が全部溶けると世界平均で4mの海面上昇があるそうです。
ツンドラの永久凍土が溶けると、長い間閉じ込められてきた大昔の病原菌が出てきて、現代人に免疫がない感染症が流行る危険性がある、貴重なお話を伺う事ができました。
大田区内の小中学生をはじめ多くの区民に視聴の機会が出来るといいですね。
※撮影不可のため写真がなくで残念です









