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カテゴリー(会派視察)
30日午後から、この4月1日から開設される市内3ヶ所目の児童相談所となります、「北部こども相談センター」の見学会に参加させて頂きました。
残念ながら、実態として、児童虐待は増加の一途を辿っており、一時保護を必要とするような事案に対応するために、児童相談所機能の充実・強化を図らざるを得ません。
本施設は、最新の設備・機能を有し、対象児童の様々な状況・変化に応じて適切に支援するための個室や相談室などの環境改善が図られ、北部方面での児童虐待事案に十分対応できるよう随所に工夫がなされており、大いに期待されます。
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3月31日
西 のりひと

◎ 所感

本市においては本年4月、歴史的な公営地下鉄事業の民営化実施が為されたが、その点を踏まえた上で、会派としてもこれを機に公共機関の在り方を含め、超高齢社会にあって、大阪市民の足を守る新しい交通手段の必要性、重要性を認識し、これからの50年、100年を見据えた交通ビジョンを掲げるべきと考え、オンデマンドタクシーの取り組みの先進事例を中心に行政視察を行った。

天童市での認知症カフェ、「あったかフェ」は全国的にも珍しい設置主体が市である直営方式で運用されていると聞き、その運営状況に着目していたが、介護色の強い事業として、市職委員(認知症支援推進員・係職員)と県グループホーム協会、包括支援センターボランティアスタッフも交えて、市内各地域で営まれている地域カフェとは異なる特色を出しながら活動を行っているとのことであった。

予約制乗合タクシー「ドモス」は、区域乗合型2区域(停留所区間輸送)1日10便、定路線乗合型3区域(戸口輸送)1日10便を運行路線とし、人口62000人の市勢において、年間約8600の利用があり、何と言っても、一般で400円、障がい者などの割引利用で200円と格安で利用できるのが特徴である。

平成30年度予算ベースで2150万円の補助事業ということで、費用対効果としてはかなり良好ではないかと感じた。

本市においても、交通弱者救済のために、こうしたオンデマンドタクシー事業を導入する時期が来ていると強く感じた。

山形県における中小企業支援策においては、特に、「やまがた希望創造パワー」事業に着目、東北電力とタイアップして、県が発電した売電量の範囲で、対象企業向けに電気料金の割引を行うとのことで、既存企業の場合、年間料金低減効果として、最大約23万円となり、かなりの支援効果が期待される。

昨年から募集を開始するも、当初予想の伸びが鈍く、新年度に入って再募集(要件緩和)をしてようやく枠が埋まりつつあるとのことであった。

このような支援策はやはり適切な要件設定と周知徹底が重要であり、本市においても固定資産税の新しい減免制度などの実施にあたっては、こうした点で気を付けなければならないと感じた。

次に、「日本地下水開発(株)」が事業展開している、無散水・散水消雪システムなどの説明を受けたところ、比較的早い段階(昭和30年代)から、地下水利用の散水消雪が行われていたことに驚くとともに、環境への配慮から、地下水還元式無散水消雪システムが考案され、平成に入り、それが主流になると、更にこのシステムを活用した、帯水層蓄熱冷暖房システムが考案された。

こうした事業展開を踏まえて、地下水熱(地中熱)エネルギーの活用を目的とする環境省の委託事業として実施された、「帯水層蓄熱実証試験」については、既に実験段階を終え、「高効率帯水層蓄熱システム」として運用の段階に入っているが、比較的コンパクトな設備で、環境にやさしいこのシステムの考え方は本市のうめきた開発にも導入されていると聞き、その取り組みにも注目したいと思う。

「山形市子ども・子育て支援事業計画」においては、平成27年3月の計画策定にあたって、待機児童数、保育施設の認可定数、事業所内保育所の施設数など、多岐にわたる数値目標が設定されていたが、当初3年間は待機児童数が0であったものが、最新の調査では既に待機児童が約30名程度発生しているとのことで、本市同様、その対策の難しさと対応状況について共感を覚えた。

続いて、同じ政令指定都市である、仙台市において、「仙台市子どもの貧困対策計画(つなぐ・つながる仙台こども応援プラン)」の概要について説明を受けたのち、意見交換を行ったが、子どもをとりまく現状については、人口規模が大きくなるにつれて、その貧困問題も複雑化し、特にその問題が見えにくいということ自体が、子どもの生活全般に悪影響を及ぼすことに繋がるという事実が共通認識として持つことができた。

世代間の連鎖を断ち切るためには、行政が主体となって就学や親の就労も含めた多岐にわたる、継続的な支援策が必要であり、特に仙台市の取り組みで注目したのは、生活保護世帯において、ケースワーカーがその役割を担っているということであった。

本市においては、本年4月から、子どもの貧困対策の一環とした、新しい生活支援対策がモデル事業として実施することとなったが、比較して、どちらが良いのかという議論よりも、制度重複があったとしても継続的に様々な形で家庭支援に入るマンパワーの存在が大変重要であると認識している。

最後に、東日本大震災における宮城県内で最大の被災地である、名取市にある「仙台閖上地区」を訪問したが、震災復興の進捗状況などを見聞すると、この7年間で、確かに堤防の嵩上げも施行され、復興住宅の建設も垣間見られたが、この地区では、盛土事業が進められているもののまだまだ宅地開発に至らず、むき出しの荒れ地が拡がる広範な光景を見ていると、遅々として復興が進んでいないように感じた。

まだまだの感が否めないが、一日も早い復興を成し遂げ、かつての人の営みが復活するよう祈念させて頂いた。

今回も再認識した、現地入りしてみなければ得られない貴重な視察内容について、今後の議会活動にしっかりと活かして参りたい。

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5月16日

西 のりひと

 

◎ 第2日目【5月11日(金)】

1 10:00~11:00「山形市議会」を訪問

山形市議会会議室にて、山形市議会事務局次長より歓迎のあいさつを賜り、公明党大阪市会議員団西幹事より御礼のあいさつを行った。

視察④山形市子ども・子育て支援事業計画について

山形市子育て推進部こども保育課長より、「山形市子ども・子育て支援事業計画」及び待機児童の状況等について説明を受けたのち意見交換を行った。

Ⅰ 山形市子ども・子育て支援事業計画について説明聴取

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2 14:10~15:10「仙台市議会」を訪問

視察⑤子どもの貧困対策について(説明概要)

仙台市議会会議室にて、仙台市議会事務局調査課長より歓迎のあいさつを賜り、公明党大阪市会議員団西幹事より御礼のあいさつを行った。

続いて、仙台市子供未来局子供育成部子供家庭支援課家庭支援係長より、「仙台市子どもの貧困対策計画(つなぐ・つながる仙台こども応援プラン)」の概要について説明を受けたのち、意見交換を行った。

Ⅰ 仙台市子どもの貧困対策計画について説明聴取

 

3 15:40~16:20「仙台閖上地区」を訪問

視察⑥仙台閖上地区

東日本大震災における宮城県内で最大の被災地である、名取市にある「仙台閖上地区」を訪問し、震災復興の進捗状況などを現地視察、案内人より現地での被災状況や震災以降の復興の取り組み等について説明を受けた。

Ⅰ 仙台閖上地区を現地視察

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5月15日

西 のりひと

5月10日(木)~11日(金)の日程で、教育こども委員の金沢議員、建設消防委員の明石議員、交通水道委員の山本議員とともに、山形県(天童市・山形市)・宮城県(仙台市)【視察先:天童市議会・天童市総合福祉センター・山形県議会・日本地下水開発(株)・山形市議会・仙台市議会・仙台閖上地区】へ会派視察に参加いたしました。

以下、視察の概要についてご報告いたします。

◎ 第1日目【5月10日(木)】

1 10:00~12:00天童市議会を訪問

天童市議会会議室にて、予定開始時間より30分早く開会、天童市議会議長より歓迎のあいさつを賜り、公明党大阪市会議員団西幹事より御礼のあいさつを行った。

視察①「天童市議会・天童市総合福祉センター」を訪問

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 一旦、市役所より総合福祉センターへ移動

Ⅰ 認知症カフェ「あたっかフェ」現地視察

天童市健康福祉部保険給付課長より、現地(天童市総合福祉センター)にて天童市の認知症カフェ「あったかフェ」の運営状況等説明を受けたのち、大阪市の取り組み状況も交えて意見交換を行った。

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Ⅱ 天童市予約制乗合タクシー「ドモス」について説明聴取

その後、再度天童市議会会議室にて、天童市市民部生活環境課長より、天童市予約制乗合タクシー「ドモス」の設置目的と、これまでの運用状況を含めて説明を受けたのち意見交換を行った。

2 14:00~14:45「山形県議会」を訪問

視察②山形県における中小企業支援策について

山形県議会会議室で、山形県商工労働部産業政策課長より、山形県における中小企業支援策について説明を受けたのち、意見交換を行った。

Ⅰ やまがた希望創造パワーについて説明聴取

Ⅱ 地域コーディネーター設置事業について説明聴取

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 3 15:35~16:40「日本地下水開発(株)」を訪問

視察③地下熱利用冷暖房システムの取り組みについて

日本地下水開発株式会社営業本部企画開発部次長より、まずは、当該企業の主力事業である、無散水・散水消雪システムなどの説明を受け、地下水熱(地中熱)エネルギーの活用を目的とする環境省の委託事業として実施された、「帯水層蓄熱実証試験」の概要と成果等について説明を受けたのち意見交換を行った。

その後、会社敷地内にある、完成した「高効率帯水層蓄熱システム」の現場を視察した。

Ⅰ 帯水層蓄熱実証試験の概要等について説明聴取

Ⅱ 高効率帯水層蓄熱システムを現地視察

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5月14日

西 のりひと

4月6日(木)14:00から、駅の落下防止対策としての「可動式ホーム柵」と「駅補助業務員(見守り体制)」の設置・配置体制の確認のため、公明党大阪市会議員団として、私を含めた交通水道委員のメンバーはじめ、代表の議員が地下鉄桜川駅の視察を執り行いました。

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いずれも当議員団として、かねてより、永年にわたり要望してきた項目です。

全国で初めてとなる、公営の地下鉄事業・バス事業の民営化について、関連条例が2・3月議会にて可決・成立いたしました。

大阪市100%保有の株式会社として地下鉄事業が民営化し、バス事業も地下鉄新会社と本市出資の完全子会社となります。

また、公明党から繰り返し要望をしてまいりました「敬老パス」も民営化後も継続されることが決まり、さらに”発行手数料(自己負担分)3,000円は廃止されます(乗車時の50円は必要)。

今後も、円滑な事業移行に向けて議会チェックを果たして参ります。

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4月8日

西 のりひと

会派視察二日目、まずは山形県東根市議会を訪問、ご丁寧に議長さんからの歓迎あいさつを頂き、市内4例目となるPFI事業として昨年11月にオープンした、複合型市民利用施設、「まなびあテラス」について事業概要の説明聴取を行いました。
その後、現地施設に向かい、館内を視察させて頂きました。
まず驚いたのは、美術館並みの展示スペースと、20万冊の蔵書となる図書館と、市民活動の利用スペースが一体となって運用されていることでした。
本市も、新美術館についてPFI手法による建設を予定しており、参考にいたしたいと思います。

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東根市議会では、同じ公明党の河村豊議員も歓迎して頂き、一緒に「まなびあテラス」を視察、総合館長共々案内して頂きました。

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次に、山形県で、全国に先駆けて、ひとり親家庭などに対して生活面を含めた包括的な相談・支援を行うために、一昨年に設置された「ひとり親家庭応援センター」を視察させて頂きました。
ひとり親世帯、特にこどもが貧困に陥りやすい母子家庭向けの個別支援策について詳細なお話を伺いました。
大阪市でも是非とも取り入れたい制度だと思います。

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最後に、宮城県閖上地区を訪問し、現在の復興状況を視察させて頂きました。

まだまだ、荒漠とした風景を目の当たりにし、復興とは程遠い現状を見て、様々な課題等がのしかかり、現実の厳しさを物語るように人の住まなくなった廃屋が物語っていました。

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今回も、現地入りしてみなければ得られない貴重な視察内容をしっかりと今後の議会活動に活かして参りたいと思います。

3月20日

西 のりひと

3月16日(木)から17日(金)にかけまして、会派視察で、福島・山形・宮城県に行政視察を実施、金沢博一議員(大正区選出)・前田修身議員(西成区選出)・杉田忠裕議員(淀川区選出)・八尾進議員(都島区選出)・西﨑照明議員(旭区選出)とともに参加しました。

第1日目は、福島県立医科大学を訪問し、「ふくしま国際医療科学センター」での最新医療技術を駆使した事業展開と、「ふくしま子ども・女性医療支援センター」での、小児科医・産婦人科医の人材育成と県内定着支援等の取り組みについてお話を伺うとともに、「先端臨床研究センター」の放射線関連施設を視察させて頂きました。

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3月19日

西 のりひと

会派視察2日目、1日に引き続き広島市議会を訪問、広島市新交通システムの概要について、市の担当者より説明聴取、全線民営で運用され、開通後10年でようやく単年度黒字化を達成、懸案は、車輌更新時の資金不足と抱えている、約350億円の累積債務とのこと。広島市では交通機関は全て民営で運行されてきたので、本市が市営交通機関を民営化する流れになるうえで、非常に参考になると思います。

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続いて、市教育委員会の担当者より、全国に先駆けて広島市が行なっている独自教育科目について詳細を伺いました。
知識よりも考える力を育むという教育理念のもと、市教育委員会発行の独自の教科書を使った小中9年間の一貫教育に眼を見張りました。

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午後からは、広島県議会を訪問し、県営水道の民間事業社への指定管理による水道用水供給事業について説明聴取するとともに、本市のコンセッション方式による運営形態案について意見交換させて頂きました。

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最後に、広島市新交通システム、アストラムに実際に乗車し、運行状況について確認いたしました。

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2月9日

西 のりひと

2月7日(水)から2日(木)にかけまして、会派視察で、広島県に行政視察を実施、八尾進議員(都島区選出)・辻義孝議員(東住吉区選出)・岸本栄議員(住之江区選出)とともに参加しました。

1日目は、広島市議会を訪問、市の観光施策の担当者より、水辺の憩いの場創設を目的とした、「水の都ひろしま」構想についてお話しを伺いました。
舟運事業にも力を入れておられ、水上タクシーの運航など、同じく水都大阪を自負する本市にも有用な取り組みが多く、非常に参考になりました。

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そのあと、広島市こども図書館を訪問、館長を交え、これまでの広島市における図書館事業の経過などを詳しく伺うとともに、今後の図書館運営の在り方など、意見交換をさせて頂きました。

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2月8日

西 のりひと

1月20日(金)、不安定な天候の中、公明党大阪市会議員団としまして、大阪万博開催候補予定地の「夢洲」を中心に現地視察を行いました。

はじめに、「夢洲」の候補予定地にて、埋め立て工事の現場や「大阪ひかりの森(ソーラーパネルを敷き詰めた箇所)」を視察しながら、大阪市当局より今後のまちづくりや埋め立て工程について説明を聴取しました。

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次に、「咲州」と「夢洲」とまでつなぐ夢咲トンネルの鉄道トンネルの先行部分について現場に降りていきました。

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今回は、工事完了部分に限らせて入らせ頂きましたが、未着工「1.2キロ」の部分が残されています。

最後に、大阪府庁咲洲庁舎50階の会議室より、「夢洲」全体を俯瞰しながら、理事者より大阪万国博覧会開催を通した今後のまちづくり、交通政策について説明を聴取しました。

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「今後の埋め立て部分の広大さ」や「トンネルの未着工部分」、また「費用負担」や「防災対策」など「夢洲」における様々な課題について、現地で確認させていただきました。
今回の視察を通して現地で感じたものを糧に、会派内でもしっかり議論し、大阪の起爆剤としていけるよう進めて参ります。

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1月23日

西 のりひと

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大阪府 西徳人