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8月4日(月)午後1時より開催されました、大阪市会民生保健委員会に、党大阪市会議員団の石原議員(住之江区選出)と八尾議員(都島区選出)とともに出席させて頂きました。

私の方からは、病院局にて発生した、職員の不祥事件について質問をさせて頂きました。

以下、質問項目にそって概略ご報告いたします。

【病院局職員の不祥事について】

Q1(事件の概要について)

先ほどの局長の報告によると、本年7月14日に総合医療センターの職員が入札に関して、収賄容疑で逮捕されたということだが、どのような内容だったのか事件の概要について、あらためてお聞きしたい。

A1(病院局総務部総務課長)

本件については、平成24年9月に行われた人工心肺装置納入に関わる入札において、特定業者に対して有利になるよう便宜を図ったことにより、平成25年1月中旬ごろから2月の初旬にかけて数回にわたり、パソコン等80万円相当の賄賂を受け取った収賄容疑で、総合医療センター中央臨床工学部主査の臨床工学技士が本年7月14日に大阪府警に逮捕されたものである。なお、既に大阪地検に送検されたと聞いている。

A2(臨床工学技士の職務について)

臨床工学技士が逮捕されたということだが、そもそも臨床工学技士とはどのような業務を行うものなのか。

Q2(病院局総務部総務課長)

臨床工学技士とは、昭和62年に成立した「臨床工学技士法」に基づく医療業務上の資格の名称であり、厚生労働大臣の免許を取得し医師の指示のもと「生命維持管理装置」の操作及び保守点検を行うことを業務とする者とされております。なお、今回の事案における人工心肺装置も生命維持管理装置に含まれるものです。

Q3(専門知識の必要性について)

臨床工学技士は、医師の指示のもと「生命維持管理装置」を扱うとのことだが、総合医療センターにおいて例えば人工心肺装置の操作等に関して、どの程度関わっていたのか、また、専門的知識がどの様に必要とされているのか。

A3(病院局総務部総務課長)

人工心肺装置を必要とする手術は、成人の心臓血管外科が年間約200例、小児の心臓血管外科が年間約100例であり、週5日間の手術に医師の指示のもと携わっている状況である。

さらに、現在の医療機器の進歩はめざましく「生命維持管理装置」をはじめとする医療機器の操作および保守点検等に関して、専門的知識をもっている臨床工学技士の重要性は「チーム医療」観点からも高まっており、結果として医療専門職として同じ部署における勤務期間も長くなる状況である。

Q4(再発防止策について)

臨床工学技士の専門性はチーム医療の観点から重要とされ、医療専門職として同じ部署での勤務が結果として長くなるのは理解できるとしても、だからこそ今回のようなことを防止する特別な対策が必要と考えるが、大阪市全体でも副市長を委員長とする「入札契約制度改善検討委員会」を開催され再発防止の緊急対策について進められたとお聞きしたが、病院局としてはどの様な再発防止策を考えておられるのかお聞きしたい。

A4(病院局総務部総務課長)

再発防止策としては職員の意識、職場環境、契約事務に関して対策が必要と考えている。

最初に職員の意識に関しては、贈収賄は公務員・医療人として決して許されない信頼失墜行為であり、必ず発覚して一生を棒に振ることを自覚させる必要がある。

病院局としても逮捕の翌日の15日付で当局職員全員に対して、局長名で服務規律の確保に関して通知を行ったところである。

次に職場環境としては、職員が所属する中央臨床工学部は3階手術室と地下の医療機器を保管するMEセンターに事務室があることによって、管理面で目が行き届かず職員の行動が把握できていなかった。また、医療機器業者については、現場まで自由に出入りが出来ていたこが問題と考えている。

そのため、7月から管理者によるミーティングを週1回から2回に増やすとともに、中央臨床工学部の業務日誌を作成させ、総務課においてチェックを行う体制に改めました。

また、業者を対象とした取組みとして、医療機器業者の出入りについて、8月1日から警備室で許可を受け訪問表を記入させ、総務課へ提出することを義務づけるように改めております。

契約事務に関する再発防止策としては、本件の収賄事件を受け7月22日に開催された「大阪市入札契約制度改善検討委員会」の緊急対策に基づき、

1.「不祥事の再発防止に向けたコンプライアンスの取組強化について」を局職員全員に周知徹底を図る。

2.職員がこのような事件を繰り返すことがないよう「公正契約職務執行マニュアル」などを再点検するために作成した「公正契約職務セルフチェックシート」よるチェックを、現在、全職員対象に実施しております。

また、今後の契約事務のチェックのあり方について、問題点の把握に努め契約管財局とも協議し検討してまいります。

Q5(局長の決意)

ただ今、具体的な局からの対策等の説明があったが、もとより、外形的に競争入札が行われたかのように、別の業者にも手を回すなど悪質であり、再発を防止するためには、組織をあげたコンプライアンスの向上と、常日頃からの管理監督職員の継続した意識啓蒙が必要であると考える。

そうした、管理監督職員のトップに立つ所属長としての決意を伺う。

A5(病院局 瀧藤局長)

今回のような事件を病院局職員が起こし、市民の皆様の信頼を損ないましたことを改めて深くお詫び申し上げます。

なお、今後、職員に対して服務規律の確保をより一層徹底し、厳正に対処するとともに再発防止に努め、市民の皆様の信頼回復を図ってまいりますので、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。

要望

市民の生命を預かる総合医療センターの使命に鑑み、こうした事件発生は極めて残念であるが、今後二度とこうした事件を発生させないということを強く要望して、私からの質問を終わらせていただく。

8月6日

西 のりひと

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