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公明党大阪市会議員団《参加者:建設消防委員(小笹・青江・金沢)・民生保健委員(八尾・石原・西)》として、平成26年7月10日(木)~11日(金)の日程で、岩手県(宮古市・盛岡市)・青森県(八戸市)会派視察に参加させて頂きました。

つきましては、大要次のとおり報告させて頂きます。

Ⅰ 日 程 平成26年7月10日(木)~11日(金)

Ⅱ 行 先 岩手県(宮古市・盛岡市)・青森県(八戸市)

Ⅲ 視察先 岩手県宮古市(田老地区)・岩手県盛岡市議会・青森県八戸市(八戸市総合福祉会館)

Ⅳ 参加者 建設消防委員(小笹・青江・金沢)・民生保健委員(八尾・石原・西)

Ⅴ 報告内容

◎ 第1日目【7月10日(木)】

1 13:20~15:10岩手県宮古市田老地区を訪問

一般社団法人 宮古観光文化交流協会学ぶ防災担当者小畑実氏より、下記現地にて震災被害、防潮堤計画等について説明聴取を受けた。

視察①田老町防潮堤

Ⅰ 現地視察

Ⅱ 震災被害説明聴取

Ⅲ 防潮堤計画について説明聴取

視察②田老町観光ホテル跡地

Ⅳ 現地視察

Ⅴ 震災被害等説明聴取

視察③田老総合事務所第二DVD上映場所

Ⅵ 震災被害時の未公開DVD鑑賞

Ⅶ 震災復興の取組みについて説明聴取

2 15:27~16:45三陸鉄道乗車

視察④三陸海岸線防潮堤

Ⅰ 三陸海岸線の防潮堤の復旧状況等巡視

◎ 第2日目【7月11日(金)】

3 10:00~11:00八戸市総合福祉会館「はちふくプラザねじょう」を訪問

視察⑤八戸市総合福祉会館「はちふくプラザねじょう」

八戸市福祉部福祉政策課豊川寛一課長より歓迎のあいさつ及び八戸市の概要等について説明を受けたあと、石原視察団長からの答礼のあいさつののち、八戸市福祉部福祉政策課出河久美子副参事及び赤石美幸主事より以下の項目の説明聴取を受け、種々意見交換を行ったあと、八戸市釈迦福祉協議会浮木隆事務局長の案内で館内を視察した。

Ⅰ 第二期八戸市地域福祉計画について(八戸市福祉部福祉政策課)

Ⅱ 八戸市総合福祉会館について(八戸市福祉部福祉政策課)

Ⅲ 八戸市総合福祉会館館内視察(八戸市社会福祉協議会)

4 13:30~15:00盛岡市議会を訪問

視察⑥盛岡市議会会議室

盛岡市議会事務局議事総務課工藤弘幸課長補佐より歓迎のあいさつ及び盛岡市の概要について説明を受けたあと、石原視察団長からの答礼ののち、盛岡市保健福祉部介護保険福祉課藤沢忠範主幹及び、高齢者支援室小田島晃子主幹より以下の事業概要について説明聴取を受け、種々意見交換を行った。

Ⅰ 介護予防事業について(保健福祉部高齢者支援室)

続いて、盛岡市総務部危機管理防災課藤澤厚志課長より以下の事業概要について説明聴取を受けた。

Ⅱ 東日本大震災に係る盛岡市復興推進の取組方針及び危機管理防災対策について。

◎ 所感

自身としては、3年ぶりに宮古市田老地区を訪問させて頂いたが、以前として地区内では震災の爪痕が厳然と残っており、復興後もほとんどの世帯が高台地区に移転するため、新しい堤防内に居住する住民はわずかとなるとのこと。

特に、未公開映像に残された厳しい現実と今後の遠い復興の道のりを考えたとき、人知を超える天災の大きさの脅威もさることながら、それでもなおその現実を乗り越えようとする住民の方の生きる希望というものも感じ取ることができた。

一方で、車窓から見えた三陸海岸線の港については、ほとんど復旧しているように感じとられ、やはり生業となる漁業について最優先で漁港や堤防の整備を急いだように思われる。

堤防の復旧の際、やはりその高さについては現実的なものとして、今回の最高潮位となった約17mにあわせるのではなく、現在の堤防の高さとほぼ変わらなない10mとした経緯については、海が見えなくなるという眺望の問題と、堤防の高さを過信して逃げなかったという今回の教訓を活かし、とにかく、「津波てんでんこ」という昔ながらの言い伝え通り、まずは高い場所に逃げる、そして、防潮堤は減災対策という位置付けとしたという考え方は本市にとっても共通の認識とするべきであると思う。

青森県八戸市では、人口規模としては、約23.8万人と、本市的には平野区の人口規模に相当する行政規模となるが、八戸市総合福祉会館「はちふくプラザねじょう」では、市の第二期八戸地域福祉計画にある4つの基本、①住み慣れた地域で自立した生活を送るための福祉制度の充実、②地域住民等の参加や支え合いによる地域福祉づくり、③安全で、安心して、誰もが快適に暮らせる地域づくり、④福祉の心づくりを実現するための拠点センターとしての役割を果たすため、NPOやボランティア等への活動支援を中心に展開しているとの取り組みに大変感銘を受けた。

本福祉会館に入居する16団体が共同して運営できるように、こうした施設に一斉入居するというのは大変機能的であると思うし、福祉課題について取組み易いのではないかと考えられる。

また、この施設についても指定管理者制度導入後も、引き続き八戸市社会福祉協議会が管理・運営を任されている点についても、他事業者に追随を許さない高い運営能力等が発揮されているとのお話にも括目した。

盛岡市の人口は約30万人、その内訳を占める高齢者の割合は23.7%ということで、ほぼ本市の割合と相違ない状況下にあって、要介護認定の割合については、4.6%と低めであるが、認知症高齢者については、約1万人ということで、かなり高い比率のように見受けられたが、それは、盛岡市が実施している介護予防事業の取組みによって、むしろ捕捉率が非常に高いからだはないかというように感じた。

つまり、本市でも実施している国保特定健診や後期高齢者健診と別に、「介護予防健診」を実施し、その受健率の高さからこうした結果に繋がっているのではないかと想定される。

健診を受けたから介護の必要性が低下するのではなく、健診を受けたあとの予防効果を促すさまざまなフォローが充実していることが当然ではあるが、その前段階として、高齢者の身体機能等の状況把握をどうしていくのかということが問われてくるのではないかと感じた。

今回視察した内容について、すぐに本市において活用できる、もしくは検討・実施を急がなければならないと感じた部分もあり、視察団としては、それぞれ所属の常任委員会に持ち帰り、反映させていきたいと思う。

7月16日

西 のりひと

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