本日の新聞に、受精卵検査によって妊娠率が70%にあがるとの記事が出ていました。
新技術によって染色体検査の精度が格段に進歩した結果だという。しかし、羊水検査でもそうですが、倫理的問題「命の選択」につながりかねないと、問題となっているようです。
体外受精で子供ができる技術が確立された当初、その技術の素晴らしさより「試験管ベビー」という言葉が示すようにタブー視する風潮の方が大勢でした。少なからず年配の方にはまだまだあるかもしれません。
しかし現在では不妊に悩む夫婦の増加により、国自体がもうしっかり補助をしてでも産んでもらおう、という考え方に変化してきました。また生殖医療技術を研究し、世界初の体外受精児を誕生させたエドワード博士にノーベル賞が授与されたことも記憶に新しい。
今回発表された方法によってより妊娠の確立が高まるのならば、悩んでいる方々はその技術を使いたいと思うのが当然です。それを安易な倫理的問題というだけで封印してしまっては、「木を見て森を見ず」で、医学会は全体観に立ってもっと積極的に新しい技術と倫理感への環境整備に動いて欲しい。

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