(公財)滋賀県人権センター 萩原伸浩さんを講師に研修
アンコンシャス・バイアス
「自分では気づいていない思い込み・偏った見方」のこと
過去の経験、メディア情報、文化、教育などから無意識に身についた“心のクセ”
「男性は仕事、女性は家庭が向いているはず」
「若い人だから頼りないだろう」
「高齢の人は新しいことが苦手だろう」
「障がいがある人にはこの仕事は難しいだろう」
「外国人は日本のルールを分かっていないかもしれない」など
本人に悪意がなくても、「ふとした一言」「決定の積み重ね」として相手を傷つけたり、機会を奪ってしまうところが問題です。
なぜ日本では働きやすいと感じられるのか?
あくまで“傾向”ですが、
「空気を読む」「和を乱さない」文化や
対立や意見の違いを正面から議論するよりも、「なんとなく」合わせることが尊ばれやすい傾向があります
すると、
・「本当は違和感があるけれど、言いづらい」
・「前例に反する意見は出しにくい」となり、
無意識の思い込みが検証されないまま残ってしまう
年功序列・上下関係の強さなど
「上の人が言うことは、正しいはず」という空気
年齢や役職による“ラベル”が、人を見る目に影響しやすいのではないでしょうか
性別役割分業の根強さ
世代間の違いも感じられます。特に高齢世代では
「女性はケア役割」「男性は稼ぐ役」といったイメージが、無意識に前提になりやすく、採用・配置・昇進・PTA・地域役員など、あらゆる場面で影響します
放置すると何が起こるか?
・同じような人ばかりが昇進し、多様性が生まれにくい
・よいアイデアが出ても、「らしくない」「前例がない」で潰れやすい
・ハラスメントやモラハラにつながるリスク
行政・サービスのレベルにおいても
施策や制度が「標準的な家族モデル」「声の大きい層」中心に設計されやすい
例えば、ヤングケアラー、ひきこもり、外国籍住民、LGBTQ+など“マイノリティ”の声が拾われにくい
今回の研修を単なる「知識のインプット講義」で終わらせず、
① 気づき → ②理解 → ③行動の変化までつなげられるかが大事です
気づき(当事者意識を持って)
「自分にも思い込みがある」、「悪気がなくても人を傷つけることがある」と実感してもらう事が大事で、「言われた側」の気持ちを体感してもらう事が大事
理解(なぜ起こるのか)
人間の脳は「早く・楽に判断する」ためにバイアスを使ってしまうこと
・確証バイアス(自分に都合の良い情報だけ集める)
・内集団バイアス(自分と似た人を高く評価しがち)
・ハロー効果(ひとつの特徴で全体を判断してしまう)など
行動の変化(スキルと仕組み)
専門家は、具体的な行動例を提案し、会議では、必ず少数派の意見を確認する
言葉遣い・資料の表現(「夫婦」「父母」「女子力」など)をチェックする
管理職の方は、部下の発言機会を均等化するファシリテーション
個人としてできる小さな一歩ですが、実行してみたいと思います。
・「今の一言は、相手にどう聞こえたかな?」と自問してみる
・「本当にそうかな? データや事実で確かめてみよう」と一歩立ち止まる
・自分と違う背景の人の話を“最後まで聞く”習慣をつける
・失敗した時は素直に「あの言葉は不適切でした、ごめんなさい」と伝える
・「○○らしさ」「普通は〜」という言葉を使いすぎていないか意識する
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