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医療を届ける現場から

認定NPO法人ロシナンテスによる現地報告会に出席。食や市場の日常から、紛争・インフラ・母子保健・結核対策まで、等身大の「現場」を共有いただきました。

開催概要

ザンビア/スーダンで活動するスタッフが登壇。写真を交え、文化・暮らし・医療課題と、現地で進む具体的支援を紹介。

ザンビアの暮らしと課題

国の姿:首都ルサカ。英語が公用語、ビクトリアの滝、比較的良好な治安。

食と都市:主食“シマ”、鶏・山羊が身近。KFCやHungry Lion、南ア系スーパーや新モールが普及。

医療課題:医師・看護師不足、予防行動の弱さ、遠方通院の困難。

主な取り組み:出産待機所(マザーシェルター)整備、エコー導入でハイリスク妊娠を早期把握、地域ボランティア研修。結核対策として可搬型X線・診療所整備・運用研修を実施。

スーダンの暮らしと現状

文化と日常:首都ハルツーム。アラビア語が広く通じ、多民族・多文化。砂嵐、ナイルの渡し船、道端の茶屋、ラマダンとイードの風景。

経済と情勢:通貨下落・物価高が長期化。2023年以降のSAF対RSFの武力衝突で国内外避難が拡大、世界最大級の人道危機に。

復旧・支援:避難所の水場・トイレ改修(WASH)、表層水の「ハフィール」に緩速ろ過+柵を導入し水委員会と衛生教育で住民主体の維持管理を確立。学校改善(校舎補修、黒板・机、フェンス、トイレ・手洗い場、焼却炉)と安全運用研修も実施。

心に残ったメッセージ
「まずは知ること。そして伝えること。参加・寄付・ボランティアなど、自分に合った関わり方を。」

 

濃密な90分、貴重なお話に感謝いたします。
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サイト管理者
もりわき 謙一