2月一般質問:コロナ禍における学校現場の諸課題について
2 コロナ禍における学校現場の諸課題について
【質問1】
中学校チャレンジウィーク事業の再開について
中学生にとって社会と繋がる貴重な経験となる職場体験学習ですが、例年協力していただいている職場の中には、小学校や幼稚園、保育園、高齢者施設や福祉施設、病院などもあります。
また、飲食店を含む接客業なども数多く含まれています。
仮に、感染状況が極めて低いレベルに抑えられているとしても、体験学習として数名を受け入れていただけるかは不透明です。
更に、児童が感染するリスクが増える事に対して、心配をされる保護者もいらっしゃると思います。
こうした状況の中、生徒全員の体験先を探す事は可能なのでしょうか。担任の先生方は、これまでも生徒の希望に沿った体験先を探すために、かなり早くから企業等に電話を掛け、苦労して交渉をしていただいていると認識していますが、来年度は更に難しくなると考えております。
本市はどのような方針の下で職場体験学習の実施を考えておられるのか、想定しておられる実施時期や実施環境、教育委員会として市内事業者に対して事前意向調査などをされるお考えがあるのか。本市の見解を伺う。
【答弁】
キャリア教育の一環として実施している職場体験は、子どもたちにとっての貴重な体験の場と考えております。
現時点においては、新年度は市内事業者に対して事前に意向調査を行った上で、2学期以降に期間を3日間程度に縮小して実施する予定です。
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【質問2】
小中学校における授業参観について
今年度は、感染リスクを抑えるために、原則保護者を教室に呼んでの授業参観は実施していないと伺っておりますが、新年度はどのように考えておられるのでしょうか。
保護者の人数を限定する、或いは分散して複数回開催するという事も選択肢と考えますが、今年度末にGIGAスクールの環境整備が整いますので、オンラインで教室と家庭を結ぶ、または授業の様子を動画で見られるようにするといった取り組みも、お仕事などで中々参加できなかった方にも、子ども達の様子を見ていただく機会としては有意義なのではないかと考えます。
新年度へ向けての授業参観に関する方針について、本市の見解を伺う。
【答弁】
今年度は複数の参観日を設けて保護者の人数を分散させたり、ICTを活用したりするなどの工夫を行い参観を実施した学校もありました。
新年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染状況や学校規模等を踏まえ、今年度行った工夫を生かしながら、保護者が子どもの学習の様子を参観できる機会を、できる限り設けていきたいと考えております。
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【質問3】
小中学校のICT環境の整備に伴い、柔軟かつ積極的に可能性を広げる取り組みについて
①例えば、不登校児童生徒との面談や、家庭訪問、長期入院している子どもとの交流に活用するなど、現場のニーズに合わせてさまざまな取り組みを可能にしては如何でしょうか。
実際に、長期入院によってお見舞いなども難しい状況ではあったが、オンラインで教室と病室を結んだことにより、復帰へ向けての関係作りがスムーズに出来たといった事例もお聞きしております。
その他にも、感染等により休学を余儀なくされた子どもの心のケアーや、スクールカウンセラー等による保護者相談、特別支援学級における学校間交流に活用するなど、小中学校のICT環境の整備に伴い、柔軟かつ積極的に可能性を広げる取り組みも必要であると考えますが、本市の見解を伺う。
【答弁】
教育委員会では、新年度、整備したICT環境を活用した授業づくりを実践研究する学校を3校、また、多様な学習機会や活用方法を先行的に実践研究する学校を2校指定する予定です。指定校において、例えば、特別な支援を要する児童生徒や不登校児童生徒への支援に役立てたり、家庭学習での活用や遠隔学習を実施したりして、その課題や成果を踏まえて、ほかの学校へ広げていきたいと考えております。
【質問4】
コロナ禍における熱中症対策について
大塚製薬では、社会貢献の一環として、全国47都道府県と熱中症防止啓発などに関する連携協定を結ぶと共に、日本中学校体育連盟などと協力して、学校現場に自動販売機の設置を進めておられます。
こうした取り組みは、コロナ禍で、マスクを着用する事によって熱中症になりやすい事から、全国の中学校で約160校、小学校で約40校に設置され、近畿でも設置が広がっています。
昨年は部活動なども抑制的な活動であったと認識していますが、本年は熱中症に充分注意しながらも可能な限り平常どおりの活動になっていると思います。また、地域によっては学校の近くに自動販売機などもなく、設置について前向きに検討される所もあると思いますので、学校の主体性に任せて目的外使用許可等の取扱いをするなど、本市の熱中症対策の一環として自動販売機の設置を認めていくべきと考えますが、本市の見解を伺う。
【答弁】
教育委員会といたしましては、飲用後の容器の処理や金銭の取り扱いなどの課題から、自動販売機を学校に設置する予定はございません。しかし、中学校に限っては、部活動等における熱中症対策として生徒や保護者からの要望が強く、自動販売機使用上のルールづくりなど、校内におけるさまざまな課題を踏まえた上で学校が必要と判断した場合には、行政財産の使用許可により、設置する事も可能であると考えております。








