大津市としては、2月1日に「新型コロナウイルスワクチン接種対策室」を設置し準備を進めてきました。
また、大津市議会公明党議員団としても、同対策室と懸念事項や県・国への要望事項について協議し、安心・安全な接種体制を構築するために対応を重ねてきました。
しかし、2月26日に政府より発表されたワクチンの供給スケジュールでは、当初の見込みよりも限定的な供給数となることが明らかになったことから、改めて計画の見直しが必要な状況となっております。
佐藤市長は、ワクチン接種にかかる基本方針や接種会場運営訓練等について、令和3年3月9日(火)18時30分~より、大津市医師会会長同席のもと、記者会見を開催し発表されますので、注視していただきたいと思います。
この新型コロナウイルスワクチン接種事業については、コロナ収束への命運を左右する事業として、万難を排して、安心・安全かつスムーズなワクチン接種ができるように万全を期す必要がありますので、引き続き、公明党議員団としても全力を尽くして参りたいと考えております。
なお、2月通常会議における代表質問(3月3日)では、公明党議員団を代表して、浜奥幹事長が質問に立ちましたが、その内容については、下記の通りとなっております。
大津市議会公明党議員団 濵奥修利 議員 市長答弁
1 新型コロナウイルスワクチン予防接種について
(1)現在行われている医療従事者へのワクチン接種について
① 現在行われている医療従事者へのワクチン接種は、県主体の事業ではありますが、状況や問題点等について情報があればお伺いいたします。
答弁:現在行われている医療従事者へのワクチン接種の状況や問題点についてでありますが、県では、接種を希望する医療従事者や接種を行う病院について、調整を行っていると聞き及んでいますが、現時点では具体的に示されてはおりません。なお、本市の職員も接種対象となっていることから、県に対して早期にスケジュールなど示すよう求めてまいります。
(2)本市における新型コロナウイルスワクチンに係る予防接種事業計画策定について
① 基本的にワクチン接種に係る必要な予算は、国が全額負担することとなっていますので、本市の状況に合わせて希望する全ての市民に混乱なく接種することができる接種計画とすべきと考えますが、本市における新型コロナウイルスワクチンに係る予防接種実施計画策定へ向けた考え方と進捗状況をお伺いいたします。
答弁:本市における新型コロナウイルスワクチンに係る予防接種実施計画策定へ向けた考え方と進捗状況についてでありますが、議員からは練馬区方式のご紹介もありましたが、本市におきましてはまずは、集団接種の体制構築に向けて、現在、大津市医師会や市内6病院と協議し調整しているところであります。
(3)ワクチン接種の基本的な項目について
① 集団接種となる65歳以上の高齢者、基礎疾患を有する方、入所施設での接種高齢者・高齢者施設等従事者、60歳から64歳の方、その他16歳以上の一般の方に分けられますが、接種の優先順位と接種時期はどうなるのかお伺いいたします。
答弁:ワクチン接種の優先順位と接種時期についてでありますが、優先順位につきましては、原則として国の考え方を踏まえるとともに、接種時期については、国は現時点で優先接種の対象となる高齢者について4月12日から実施するとされています。
②接種する場所は何処なのか、対象者別に医療機関での接種、本市開設会場での接種、巡回等での接種に分けての考えをお伺いいたします。
答弁:接種場所に関する考えについてでありますが、集団接種を基本とし、集団接種にお越しになれない方については、診療所における個別接種や主治医の訪問による接種を検討してまいります。
③高齢者施設入所者は、自施設で行う場合は良いのですが、その他の施設等で行う場合には移動手段が必要となります、施設ごとの接種の調整・体制づくりはできているのか、取り組みをお伺いいたします。
答弁:高齢者施設入所者の施設ごとの接種の調整・体制づくりについてでありますが、高齢者施設入所者については、基本的にそれぞれの施設において接種できるよう検討しております。
④在宅の要介護者等の場合にも往診等を行う実施医療機関からの巡回で自宅での接種が出来なければ、接種会場への移動手段が必要となりますが、その対応はどうされるのか、介護されている家族等の接種対応も含め対応策をお伺いいたします。
答弁:在宅の要介護者等の接種会場への移動手段についてでありますが、在宅の要介護者等のうち、移動が困難な方につきましては、主治医の訪問による接種について検討を進めてまいります。
⑤大津医師会などとの緊密な連携と協力体制の下での接種を担っていただく医師や看護師の十分な確保とその際の身分保障や報酬等の協定・契約はどうなっているのかお伺いするとともに、長期間の接種となることから綿密なスケジュールが必要と考えます、見解をお伺いいたします。
答弁:医師や看護師の十分な確保やその際の身分保障、報酬等の協定・契約の状況、綿密なスケジュールの必要性についてでありますが、集団接種にご協力いただく医師や看護師については、現在、大津市医師会や市内6病院等と協議を重ね、接種に必要な人員の確保に努めているところであります。また、身分保障につきましては、従事者に安心して従事していただけるよう、必要な保険について準備を進めております。報酬につきましては、スタッフ確保の困難さや、接種に係るリスクなどを総合的に勘案し、報酬額を設定したところであります。スケジュールにつきましても、大津市医師会や市内6病院等と協議を進めております。
⑥接種会場でのアナフィラキシーショックなどの副反応や副作用への対応策をしっかりと考えられているのかお伺いいたしますとともに、医学的エビデンスに基づくワクチンの安全性の周知についてもどのような取り組みをされるのか、お伺いいたします。
答弁: 接種会場でのアナフィラキシーショックなど、副反応への対応策についてでありますが、国が示す手引きに基づき、接種後の経過観察に必要な人員や備品等の準備を進めるとともに、緊急時の対応のため、消防局とも連携を図ってまいります。また、ワクチンの安全性につきましては、国が情報提供を行うものではありますが、本市としましても、広報おおつや市のホームページ、接種券同封チラシなど、多用な媒体を活用し必要な情報が行き届くよう取り組んでまいります。
⑦妊婦の方々へのファイザー製ワクチンは努力義務を適用しない方針となっていますが、妊婦の方々への対応は医師会などとの協議ができているのかお伺いいたします。
答弁:妊婦の方々への対応についてでありますが、まずは、優先接種の対象である高齢者への接種対応に、現在注力しております。今後、大津市医師会の協力を得ながら検討してまいります。
⑧クーポン券についてお聞きします。発送は何時になるのか。また、接種会場の一覧など必要な情報をどこまで盛り込むことになるのか、さらにはクーポン券を受け取った方が、接種予約をどうすれば出来るのかお伺いいたします。
答弁:クーポンの発送時期、発送物に盛り込む情報、予約方法についてですが、接種券の発送時期は、今後のワクチン供給の状況を踏まえながら、国から示される情報をもとに判断してまいります。
また、発送物には、会場一覧は記載せず、予診票やワクチン接種の予約から接種までの流れに関する国のチラシ、本市独自のチラシとしてかかりつけ医へご相談いただくことや、想定質問などを示したチラシを同封する予定であります。接種予約につきましては、市のコールセンター若しくはインターネットなどで受け付ける予定をしております。
⑨コロナワクチン接種に係る相談窓口のコールセンターについて、例えばアレルギー体質や持病がある場合の相談など医学的な相談も受けられるのか、受けられない相談がある場合どのように対応されるのかお伺いいたしますとともに、厚生労働省新型コロナワクチンコールセンターなどとの連携についても見解をお伺いいたします。
答弁:コールセンターでの相談対応や厚生労働省コールセンターとの連携についてでありますが、本市コールセンターのオペレーターには看護師資格を有する者を配置しますが、専門的な問い合わせについては、かかりつけ医の事前相談を案内することに加え、国や県の相談窓口の活用を促してまいります。
⑩課題として考えられる点について、集団接種会場に来られない方への対応、住民票がない方への接種、集団接種担当の市職員のワクチン接種等々の課題についてどう取り組まれるのかお伺いいたします。
答弁:集団接種会場に来られない方、住民票がない方への接種、集団接種担当の市職員のワクチン接種等々の課題への取り組みについてでありますが、先ほど、ご答弁申し上げましたとおり集団接種にお越しになれない方については、主治医の訪問による接種について検討を進めてまいります。また、住民登録がない方への接種については、ご本人から申請が必要な場合もございますが、本市での接種が可能です。なお、集団接種担当の市職員のワクチン接種については、現時点では考えておりません。
⑪手段の課題として、ワクチンの台帳の整備、調査票の記載内容の検討、ワクチンの会場・病院への搬送と管理、交通弱者の移動手段の確保、集団接種会場の届け出、2回目接種の体制構築と通知などが事務の課題として挙げられますが、これら事務の課題についてどう取り組まれるのかお伺いいたします。
答弁:事務の課題への取り組みについてでありますが、ワクチン接種に係る諸課題につきまして、一つ一つ対応しております。
⑫遺漏なき被接種者管理データベース化対応が必要となります。また接種会場でのデータの打ち込み等も必要と考えられますので、入力時要員として新たな雇用が考えられますとともに、ワクチン接種会場での誘導員などその他にも人員が必要となります。遺漏なきスムーズな被接種者管理と新たな雇用への対応についてお伺いいたします。
答弁:遺漏なきスムーズな被接種者管理と新たな雇用への対応についてでありますが、接種者情報の入力作業については、本市保健所内に設置する事務処理センターで行う予定をしております。また今後、国から配布されますタブレット端末を活用するなど、国の接種者管理システムへの適切な反映に努めてまいります。新たな雇用につきましては、集団接種会場における受付や案内などの業務は、市職員に加えて人材派遣による人員の確保を予定しているところであり、一定新たな雇用の創出につながるものと考えております。
⑬今までお聞きした項目以外にもコロナワクチン接種で課題があると考えられますが、見解をお伺いいたします。
答弁:ワクチン接種に係るその他の課題についてでありますが、国からのワクチン供給が十分かつ安定的に行われるか不透明である中、集団接種体制を構築していかなければならないことが最大の課題であります。
⑭ワクチンの接種については、現在高齢者はアメリカのファイザー社製ワクチンを使用することとなっていますが、今後、イギリスのアストロゼネカ社製などのワクチン接種も可能となってくると思われますが、その対応策も国・県と緊密な連携の下で確実に行っていかねばなりません。これまでも、国からのワクチンの情報が毎日のように変更、錯綜して保健所をはじめ担当部局はご苦労が多いと思いますが、正確な情報を確実にキャッチしていただき、今後もその時々によって対応が変化しますが市民の命と健康を守るとの強い思いを持っていただいて、迅速で確かな対応に努めていただきたいと考えます、見解をお伺いいたします
答弁:市民の命と健康を守る強い思いを持ち、迅速で確かな対応に努めることへの見解についてでありますが、新型コロナウイルス感染症のまん延を防止し、一日も早い収束に向けて、ワクチン接種の円滑な実施を市政の最重要課題と位置づけ、大津市医師会及び市内医療機関と緊密に連携して取り組んでまいります。
