打出中体育祭を途中でPTA執行部に皆さんにお任せして本会議へ。
この日は9月議会に提案された議案の最終採決です。
幼稚園3年保育実施に向けた準備経費や、B型肝炎定期接種化の推進、中学校給食実施に向けた準備経費など、市民生活に関わる重要な予算について可決成立しました。
これまで全23議案の審議を尽くしてきて、結果可決されたのだが、上記のような重要議案に反対した政党もあった。
なぜ反対したのか。
それぞれの考え方に基づいて意見が分かれて当然と思うが、どの政党の考え方によって議会が動いているかと言う視点で見ると色々な事が見えてくるように思う。
各会派から出された意見書の採択状況を見ると、その事がよくわかるように思います。
9月議会で提出された意見書は、全10件。
内公明党から提出した意見書と湖誠会と公明党が共同で提出した意見書を合わせると6件になりますが、その全てを成立させる事が出来た。
一方、共産党から提出された残り4件の意見書は、全て否決される結果になった。
その意見書の中で、特に理解出来ないのは、さまざまな社会情勢により問題が複雑化している教育現場で、専門スタッフの配置による問題解決を行うと共に、教師の負担を緩和し教師本来の業務、すなわち生徒個人に向き合える時間を確保する事を目的とした「チーム学校」の推進に対して、共産党は「安上り教育」という考え方を示した事です。
課題が山積する社会情勢の中で、教師の数を2倍にしろと言うのだろうか?
当然、教育は重要なテーマではあるが、問題はそれだけではない。
最も効果が発揮される体制を構築し、充実を目指して行く事が、なぜ「安上り教育」なのだろうか?
私には全く理解出来ないが、市民の皆さんはどのように感じられるのでしょうか?