改田 勝彦 オフィシャルwebサイト

とことん情熱! とことん笑顔!

H28年9月議会詳細

平成28年9月議会 「録画映像スタート」

質問および答弁原稿全文


【1】飼い主がいない猫に関連する問題と対策について

①現在、本市が行っている地域猫活動の啓発状況について

飼い主が考えるべきマナーや責任、そして猫の強力な繁殖力や、動物虐待は立派な犯罪行為である事など、正しい知識を周知すると共に、「地域猫」の活動が、唯一地域の身近な問題を解決する手段であると啓発していく事が重要と考えますが、現在の啓発状況はまだまだ不十分であると考えております。 「地域猫」活動と言うのは、本市が推進している事業であるにも関わらず、その言葉を始めて聞いた。言葉としては聞いたことがあるがその内容は知らないと言う方がほとんどであると認識しておりますが、この点についての本市の見解を伺う

②啓発方法の工夫と積極的取り組みの必要性ついて

1、本来、地域の環境保全のための活動であるという事と、高齢化社会が抱える問題の一つであるとの認識の下、ボランティアの活動をされている方と、地域自治会の方が、互いに協力をして、猫を飼っておられる高齢者の方への呼びかけを行い、飼い猫の避妊去勢手術の推進をはかると同時に、野良猫の避妊去勢手術を進め、地域の厄介者ではなく、アニマルセラピー的効果が期待出来る「地域猫」として登録して行く事が重要であると考えております。本市としてこれまで行ってきた広報おおつへの掲載や出前講座だけでなく、年間目標を定めて、積極的に地域の自治会や民生員、福祉委員、また老人クラブの皆さんに呼びかけ、更には、教育視点から学校現場などへも出向き、正しい知識の周知と啓発に努めていく事が必要であると考えますが、この点についての本市の見解を伺う

2、ボランティアの活動をされている方は、捕獲が難しい野良猫の避妊去勢手術をするだけでなく、エサ場が不衛生になる事を防ぐため、適時清掃活動をすると共に、トイレを管理し糞尿の後始末もされています。しかし、こうした活動をしているにも関わらず、一般に無責任なエサやりと混同されてしまうとお聞きしております。このような現状を改善し、本市としての事業を推進して頂いている事を示し、同時に周知をはかって行く意味で、活動される際に、腕章などを付けて頂く事が望ましいのではないかと考えておりますが、本市として腕章などを作り登録団体に配布する事について見解を伺う

③地域猫活動に対する補助について

この活動は、動物愛護の理念の下で、地域が主体的に取り組み、地域の環境保全に努めていく事が重要であると考えます。
しかしながら、現在ボランティアで活動されている方にお伺いすると、エサ代だけで月に5万円近く掛かっている事もめずらしくないと言うのが現状です。本市として、高齢化社会が抱える問題の一つとして、地域自治会を通して活動をされている所に対して、エサ代の一定額の補助を検討すべきであると考えますが、この点について、見解を伺う


【2】周産期医療の現状に対して本市として果たすべき役割について

①周産期医療提供体制の強化を県へ要望する事について

県下の周産期医療提供体制を強化する事は、県全体としては勿論の事、本市においても大変重要な課題であると考えます。
この事から、MFICUならびにNICU、GCUの病床数を確保すると共に、設備更新、更には高度な医療を提供出来るスタッフを確保するために人材育成を含めたあらゆる手段を講じる必要があると考えます。これらを改めて県に要望して行く事について、本市としての見解を伺う

②周産期医療提供体制の強化のために果たすべき本市の役割について

新生児治療回復室GCUからのスムーズな退院を促していく必要があるとはいっても、24時間体制で医師、看護師が常に監視している状況から、一気に一般の小児科病棟へ移る事は難しいとお聞きしております。本市、大津市民病院として、一定の機能強化・充実を図り、積極的にGCUの子どもを、より多く受け入れられるような体制を整備して行く事は、大変重要な事だと考えますが、この点について本市の見解を伺う