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2021.8.12青梅市立総合病院を視察

未分類 / 2021年8月12日

❶ 発熱外来
救急受付裏手が入り口。入口外には空調付きテント(待合用)を設置しているが、夏は暑くなるので、時間調整して、診療時間に合わせて来院するようにしているとのこと。保健所からの指示を受けてくる人や受付で発熱していることが分かったひとなど対応。陰圧した救急外来用手術室に改修してコロナ感染したかたの救急手術も対応。
❷コロナ病床
このところの第5波感染患者急増に対応して、6日の午後から49床から38床増の87床のコロナ病床体制になりました。
ただし重症患者を受けるICUは4床なので、いかに中等床患者の重症化を防ぐかが大事で、現在「ネーザルハイフロー」療法で回復する手段を取り入れ、陰圧室での治療をしています。
 西多摩医療圏での受け入れを基本としているが、圏外からの搬送もある。今後の増加が懸念されています。
 コロナ患者は、病院スタッフの負担が大きい。若い患者のほうが回復は早いとのことですが、病床の回転が回らなくなる懸念はあり、現場の緊張感を感じました。専用病床で働く看護師は、レッドゾーンにはいるたびに防護服着用し、暑い中での看護をしています。都民一人ひとりの感染予防と、人流抑制、ワクチン接種を進めて、医療関係者の支援につなげなくはいけないと感じました。
❸新病棟の建設
 コロナ感染拡大を期に感染症対応病床拡充の設計変更が行われました。専門発熱外来、第2種感染症対応病床(最大38床)、すべての病室に陰圧喚起システム導入など、最新の感染対策の病院となります。
南棟解体現場(写真)
医療現場の姿を見させていただき、コロナ感染対策と治療の難しさを感じるとともに、一人ひとりの感染予防が大事であることを改めて感じました。