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私の前十字靭帯再生手術とリハビリの記録(要閲覧注意手術跡)

左ひざ前十字靭帯再生再生の手術を受けることにしました。靭帯損傷かどうか、わからないで永らく過ごしてきてしまったので、手術するか、しないで保存療法で過ごすか迷いました。生活には支障はなく、前回の青梅マラソンを走ったぐらいですから。ただ、高齢化とともに変形性膝関節症や、ゆるむことによる半月板損傷の悪化も懸念しました。同時に関節鏡視下半月板部分切除術をすることにしました。

いざ生まれたはしめての入院

青梅市の高木病院に平成28年12月21日朝10時に手続きを済ませて入院。昼食後シャワー。毛をそる。毛のない足! 担当の手術室看護師から説明を受ける。よく知っている看護師さんだったのでびっくりした。お世話になりました。  

きたない足を失礼 毛のない足

 

 

 

 

 

入院 手術前 まだ元気

入院 手術前 まだ元気

12月22日 手術当日は水分のみ。午後2時半手術室へ向か。元気に最期の1枚。

 

 

 

 

 

目が覚めると。体が動かない。手術した左ひざには、冷やす板が置かれた。

目が覚めると。体が動かない。手術した左ひざには、冷やす板が置かれた。

名前を呼ばれて目が覚めると、体が全く動かない。また目が覚めると、口が乾く。強烈に腰が痛い。昔痛めた腰痛が再発したと思い込む。少しでも体を動かしたい。苦しい。時間がわからない。我慢できずナースコール。心電図の針を抜いてもらうと、ほんとに少しだけ動ける。水をもらいカラカラを緩和。時間がたつのが遅い。うとうとしながら、腰痛を耐える。少しだけ体をひねりながら、朝を待つ。100から7を引く頭の体操をやると一瞬痛み忘れる。

 

 

12月23日 目が覚めても腰に痛み。朝食ほとんどおかず少しのみで食べられない。時間がたつのが遅い。

自撮り。背中に刺してある痛み止め装置

自撮り。背中に刺してある痛み止め装置

 家内が来てくれるのをまつ。携帯電話をとってもらえて時間がわかるようになる。100引く7.200引く7をやりながら、一瞬の痛みに耐える。ひざではなく腰が痛いとは。背中に痛み止めのPCA装置が入っていて、ボタンを押すと、すこしだけ点滴がはいる。すこしヒヤッとして、痛みに効くようなきがする。

 

 

 

 

 前十字靭帯とは?

膝の構造 右ひざの図

膝の構造 右ひざの図

膝は、太ももの骨とすねの骨、それから膝のお皿の骨で構成されています。太ももの骨の後方外側から、すねの骨の前方内側に斜めに走っている靭帯を、前十字靭帯と言います。後十字靭帯という靭帯もあり、これは前十字靭帯と交差するように走行し、太ももの前方内側からすねの骨の後方外側についています。前十字靭帯はすねの骨が、太ももの骨に対して前に滑り出さないように固定する役割を持っています。後十字靭帯はすねの骨が後ろに滑り出さないように防いでくれています。

 

 

前十字靭帯損傷

スポーツや重労働など激しい動きに伴って膝に過度にストレスがかかった場合起こりやすいとされています。私も、普段お生活には翁支障はなかったですが、ジャンプの着地や、走りだしのときに痛みが生じました。最悪な時は、膝の曲げ伸ばしも厳しかったですが、保存療法で、ひざにサポーターを付けて腫れが収まってからは普通に走ったり、ソフトボールをしていました。手術しなくても大丈夫でしたが、一生サポーターつけて生活するのも面倒だし、いっそ手術しようと決意しました。

関節鏡視下 前十字靭帯損傷 膝半月板部分切除手術 

関節鏡視下手術の図解

関節鏡視下手術の図解

膝骸骨の約1センチの切開3カ所を作り、ひざ内部を内視鏡で観察、半月板部分切除します。半月板がささくれ立って痛くなったところをきれいにするような感じ。下腿内側に約5センチの切開して屈筋腱を採取。骨孔:脛骨大腿骨に靭帯を通すあなを作成する。骨孔に靭帯を移植して固定する。  
鏡視下法とは、内視鏡で手術を行う方法で、手術に伴う傷が少なく済みます。そのため、手術時間や入院時間を短縮でき、痛みも少なく手術を行うことが可能。

実際手術すると、やはり痛いし、手術後1日はしんどい。

前十字靭帯を再生して固定している

前十字靭帯を再生して固定している

 
リハビリの日々

膝を支える筋力をつけるリハビリ。主にスクワット、ひざに力を入れて

抑える運動。曲げるためのリハビリ。片膝を立てて、手術側の膝を曲げたり伸ばしたり。最終的には正座をすることができるまで。

右の写真は、再生した前十字靭帯を固定しているねじ。このねじは、一生、ひざを支え続けます

 

平成29年12月26日。最後の通院で、ひざに対する負担をかけて左右の膝に、ずれの差がないことを確認した。1年間の通院とリハビリは終了しました。ご心配をおかけしました。

筋力と柔軟性回復のリハビリは自主トレで続けなくてはいけません。終わり