5月24日、今年も自治体総合フェア、環境展に行ってきました。
自治体総合フェアの目的は今後、墨田区で推進することになった公共施設のマネジメント支援に関する展示がないかということ。
地図情報システム(GIS)を活用した施設の資産台帳の作成支援ソフトはありましたが、
GISは昨年度まで墨田区でも年間約300万円ほどの維持費をかけて導入していたシステムで、
ほとんど使われず、今年度より廃止となったもの。
システム自体の問題ではなく、活用方法に問題があったと思いますが、
いずれにせよ、一度廃止されたシステムを再度導入することは、よほどのことがない限り考えられないので、
活用は難しいかと感じました。残念!
また環境展では昨年の東日本大震災による、福島原発の問題を受けて、
放射能汚染対策のコーナーが注意されていました。
昨年7~9月の区役所本庁舎の節電による経費削減効果は3ヶ月で約1800万円。
区民に不便をかけ、空調温度も28度と苦しい夏でしたが、エネルギー使用について見直す機会ともなりました。
特に消費エネルギーの見える化については、節電意識を醸成する上で効果的と考えており、
重点的に見てきました。
以前は学校でのフィフティ・フィフティ事業を提案し、墨田区でもいくつかの学校で実施しています。
今後は他の公共施設も含め、できれば”楽しく”、”無理なく”節電に取り組めるよう、
工夫する必要があると感じました。