5月11日、大阪商工会議所を訪問。
大阪の新たな観光振興の取り組みである「水都-大阪」事業を視察してきました。
いよいよ明日、東京スカイツリーが開業。
「すみだ観光まちびらき」が銘打ち、観光まちづくりが「スタートしましたが、
隣接区の台東区と比べ、観光面についてはヨチヨチ歩きであり、
当分はスカイツリー頼みということになると思います。
スカイツリーの開業熱があるうちは、放っておいても大勢の観光客来訪すると思いますが、
時の経過とともに、その熱は冷め、観光客は減ってくるのが現実です。
観光産業を新たな区内産業に昇華させるとともに、既存の区内産業を観光と結びつけ、
更なる発展をさせていくためにも官民上げた中長期の観光振興計画が必要になってくると思います。
大阪では行政や商工会議所等、関係団体が一体となって、住んでいる人の誇りとなり、
訪れる人にとって新たな魅力を提供することをコンセプトに「水都-大阪」をスタートさせました。
幸い、墨田区も大阪と同じように隅田川、荒川他、内河川が多数あり、
スカイツリー周辺についても水辺の整備が進んでいます。
墨田を訪れる観光客に、「スカイツリーだけと思っていたけど、観るところがたくさんある」と、
良い意味で期待を裏切る観光施策の展開・定着化のために「水都・大阪」で様々な取り組みを実施している
大阪商工会議所の地域振興部と意見交換してきました。
今後は現在、区内で観光振興のために様々活動されている皆様とともに、
1年後、3年後、そして5年後の墨田区の観光振興・産業振興に向けた意見交換をより積極的に開いていかなければならないと痛感しました。