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墨田区議会議員  おおこし勝広のホームページ

視察報告(1) 国民健康保険加入者のレセプトのデータ化による医療費削減対策について

2010年12月24日

       

呉市・保険年金課の説明を受ける

呉市・保険年金課の説明を受ける

 12月21日、広島空港に降りるとどしゃ降りの雨。空港からバスで90分(飛行機の乗っている時間より長かった・・・)、ようやく呉市に到着。海軍の街らしく、海軍の制服を着た人を多く見かけます。昼食後、呉市役所に。道中、対応してくれた事務局の方に話を伺うと、今回視察する国民健康保険加入者(以降、国保加入者と略す)のレセプトデータを活用した医療費削減の取組みは、テレビ朝日の「報道ステーション」で取上げられてから全国から視察が殺到しているとの話を伺いました。また公明新聞にも特集された事から公明党の視察も多いとの話。東京の自治体では墨田区が初めてとのことでした。 視察の内容は下記のとおりです。   

  
【視察の背景】   
  1. 墨田区(23区も統一なので同様)の国保の現状と課題
  2. 墨田区と呉市の人口は約25万人でほぼ一緒。
  3.  来年、国保中央会のレセプトに関するシステム更改により、医療費削減に繋がるデータ取得が可能になる
  4. 呉市はデータ化をいち早く実施し、そのデータを基に医療費削減に向けた先進的な取組みを実施している

 

【視察目的】    

  1. データ化に費やした予算と医療費削減効果の確認
  2. ジェネリック医薬品の使用については、厳格な姿勢を示していた広島県医師会。その中でどのように理解を得て「ジェネリック医薬品使用促進通知サービス」を実現したのか。(全国の医師会には、ジェネリック医薬品については、否定はしないが慎重な意見があること)
  3. 実施後の市民、医師会、薬剤師会の反応
  4. 重複診療や重複処方など、医療費削減に繋がる効果的なアドバイス体制の実施について
  5.   

【視察内容】    

    1.呉市がレセプトデータを活用した医療費削減を始めた背景   

    • 一人あたりの医療費(2007年時点)・・・最も高い県が広島県(51.8万円/1年間)。その中でも呉市は(59.5万円/1年間)。
    • 厚生労働省による利用促進の打ち出し&法改正(後発薬不可の署名に記入がない場合は、薬剤師が調剤できるようになる)

         

    2.実施までの経過

     2007年からレセプトのデータ化を検討し、2008年にデータ化スタート。あわせて「ジェネリック医薬品促進通知サービス」の実施を報道発表したが、全国医師会、地元医師会からの猛烈な反発があり、説明会を2回開催するも理解が得られなかったとのこと。その際、薬を処方する側(医師)の立場だけでなく、処方される患者の意見も聞くことが提案され、シンポジウムを開催。医師からの反対意見は多かったが、患者側から同じ効き目で、患者の自己負担軽減になる情報は欲しいとの声により、「使用にあたっては医師に相談の上」での実施が決定。  

     

    3.ジェネリック医薬品促進通知サービスにおける医療費の削減効果(2009年度)  

    • レセプト1件あたりの削減効果/レセプト電子化経費・・・120円/40円
    • 削減した医療費の効果(効果総額-費用総額)・・・約4470万円
      • 費用総額・・・約4730万円
        • レセプト電子化経費・・・約4500万円
        • 郵送料・・・・・・・・・・・・・約230万円(対象者には3カ月ごと年4回送付)
      • 効果総額・・・約9200万円
        • 医療費の減・・・・・・・・・約8870万円
        • レセプト仕分け員の減・・・約330万円

       

    4.通知サービス実施後のアンケート調査(2970人を対象に実施。有効回答者数1033人)  

    • 通知を受け取り薬を切り替える行動を起こした方・・・571人(55%)
    • 使用促進通知サービスを好意的に捉えている・・・・837人(81%)
     
     
    5.ジェネリック医薬品に関する医師会・薬剤師会からの主な意見 

         1)医師会からの意見  

    • 先発薬と同じ試験(臨床など)を実施していないことからの不安
    • 安定供給が担保されていないこと
    • 患者によって有効成分が同じでもl適合しないこともある

         2)薬剤師会からの意見    

    • 1種類のジェネリック医薬品で30品目も対応する薬があり、ストックできない
    • 薬局の買い取り方式であるため、買置きのリスクがある
    • 購入が大量発注・大量購入しか認められず、負担が大きい
     
      6.重複・頻回受診者対策 ・・・以降は明日以降つづります。

     

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