バックナンバー 2010年 11月

11日、 日本の宝である中小企業が独自に開発した商品を展示する「2010 産業交流展」に参加してきました。

産業交流展の会場(東京ビッグサイト)の前で

限られた時間の為、わずか1時間ちょっとの急ぎ足の見学となりました。

展示会には墨田区の事業者も数多く出店していました。

私が回ったブースは医療・福祉系と機械系、それに墨田区が葛飾区、荒川区、台東区と共同で取組んでいる「TASK事業」での出店コーナーを見学させてもらいました。

おしゃれなメモや廃棄物である米ぬかを活用したサプリメント、更には重度介護者の在宅支援見守りシステムなど、各社の素晴らしい商品に感銘を受けました。

墨田区の工場数は、23区では大田区に次いで第2位で約3000社ありますが、随分減ってきました。

墨田区の事業者のブースでは都立橘高校の高校生もお手伝いしており、事業者支援はもとより、製造業の後継者育成という視点も、極めて大切なことであり、高校生がこうした展示会に出店側で手伝うことは後継者育成という点で有意義だと感じました。

交流展では中小企業の展示だけでなく、町工場が多い自治体が、ビジネスマッチングや異業種交流など、独自の産業支援についても紹介しており、時間が許せばそうした行政支援の具体的施策についても見たかったです。(残念・・・・)

昼食も取らないまま、大急ぎで都庁へ。東京都と大阪府が合同で開催した「公会計改革シンポジウム」に参加。

極めて内容の濃いシンポジウムでした。

東京、大阪の2大都市が現在の現金主義・単式簿記の公会計に異議を唱え、企業会計と同じく発生主義の複式簿記を提案する事はメッセージ性が高く、国や自治体の会計システムに大きな一石を投じたと思います。

石原都知事、橋本府知事とも際立ったキャラクターであり、それぞれの話も熱を帯びていましたが、個人的にはその後のパネルディスカッションが極めて内容が濃く、大いに参考になりました。

特に

①協治(ガバナンス)の視点から、公会計は住民がわかる会計にする事が大事。

  具体的には、「自治体財政の見える化」→「自治体財政のわかる化」が必要

②発生主義・複式簿記の改革は、それを活用する側の改革もセットで行う必要があり、今まで公会計に慣れてきた官公庁職員が発生主義・複式簿記の会計から、自治体マネジメントを展開できるよう能力開発も大切。

③公会計改革(発生主義・複式簿記)=自治体の自主自立の道具

という点を強く感じました。

特別講演する橋下大阪府知事

パネルディスカッションの様子

【午前中】

先月から今月かけて土日に開催された各地域町会の防災訓練、その最後の町会の防災訓練に消防団の担当で行ってきました。

バケツリレーや消火器訓練、AED、三角巾など、参加された皆さんは消防署、消防団員の話を大変熱心に聞いてくれました。

私の担当はAED。実際使われた例はあまりありませんが、だからこそこうした訓練で何度も使い方を学んでおく必要を感じます。

私自身も上級救急救命士の資格は持っていますが、機械も常に新しくなっており、訓練は必要です。

今、東京の市区では地域での防災訓練がしっかり出来ない地域もあると伺っています。

防災は自助(自分で助ける)、協助(互いに協力して助け合う)、公助(公の機関で助ける)がありますが、「協助」については、こうした町会単位の訓練が最も効果的であると思います。

地域町会がしっかりしている墨田区だからこそ、大勢の方が参加してくれているのかもしれません。

【午後】

午後から東向島地域の方々に区政報告と挨拶まわり。

一軒家にお住まいの方、マンションにお住まいの方、自営業の方、サラリーマンの方、子育て世代の方、年金暮らしの方等と懇談させていただきました。

民主党政権の外交姿勢への怒りや景気対策への不満、更にはスカイツリーからまちづくりへの要望、子育て支援などの生活支援についての相談など非常に多岐にわたりました。

改めて現場に入らないと区民が本当に何に困っているか、何を求めているかわからないなと痛感しました。

全て終了したのが17時。夕陽に照らされたスカイツリーがとても綺麗でした。

明日からも頑張ります!

AEDの訓練に真剣に耳を傾ける参加者

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墨田区 大越勝広
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