不発弾処理を加速化/国の費用負担を引上げ/平和な沖縄へ党の闘い続く
約20万トンの弾薬が使用された沖縄戦。今も沖縄には2200トンもの不発弾が眠る。処理に伴う住民避難や交通規制は日常茶飯事。これまで国と市町村が折半していた処理費用は、2009年度から沖縄に限り、ほぼ全額を国が負担するよう改善された。その実現には公明党の闘いがあった。
「戦後処理として国が責任を持って不発弾処理の加速化を図っていくべきだ」
08年1月29日、沖縄県議会内。党沖縄不発弾処理対策調査団の東順治団長(副代表)と遠山清彦参院議員(当時)らは記者団に処理費用の国庫負担率引き上げを提案した。県内の不発弾関連施設を徹底調査し、仲井真弘多知事らと意見を交わす中で出た結論だった。
「国が起こした戦争の後始末は国の責務だ」――。誰もが語る言葉に、調査団一行は不発弾処理を加速させる必要性を痛感。党沖縄県本部(糸洲朝則代表=県議)と連携して、処理費用の全額国庫負担を政府に強く申し入れた。公明党の要請を受けて政府は、09年度から不発弾処理費用の国庫負担率の引き上げを決定。全額国庫負担の扉を大きく開き、地元から「負担減になる」と歓迎された。
その後も公明党は、沖縄に寄り添った地道な取り組みを続け、今年度までに不発弾処理に伴う避難困難者への支援や、工事前の磁気探査費用の補助拡充などが実現。不発弾処理の加速化を強く後押ししてきた。
だが沖縄には不発弾のほか、いまだ家族の元に帰れず地中に眠る戦没者の遺骨収集など課題は多い。戦後67年たった今も戦後処理が暗い影を落としている。
「沖縄の戦後はまだ終わっていない」――平和で豊かな沖縄の構築へ、公明党の闘いはこれからも続く。



