「脳脊髄液減少症」への対応
交通事故や学校園での跳び箱などの事故による衝撃で脳と脊髄を循環する髄液が漏れ、頭痛やめまいなどを引き起こすこの病気については、診察のガイドラインが示されていません。また、効果があるとされているブラッドパッチ療法には保険の適用がなされていません。
患者の皆様の多くは、複数の病院を受診し、精神疾患やむち打ちといった誤った診断が下され、適切な治療を受けることができていません。岡山県、岡山市においては早急に実態を把握し、診断、治療、相談のできる医療機関の情報を提供し、学校関係者に対して研修会などを行う必要があります。国においては早急な保険適用が求められます。
「うつ病デイケア」について
わが国の気分障害患者数の推移は、平成8年の43万人から平成17年は92万人へと、この10年間で2.1倍にも増加してきております。
WHOの将来予測では、うつ病は2020年には総疾病の第2位になると言われています。
うつ病の皆さんの中には、たいへん優秀な人も大勢いらっしゃいます。
これらの人々が社会にもう一度帰って仕事をしていただける事は社会にとって大きなプラスになるものと思います。
実際にデイケアによって社会復帰がなされている「沖縄県立総合精神保健センター」の仲本晴男所長(ドクター)のお話を直接お伺いいたしました。
国の大きな対応政策が緊急に必要です。
近見視力検査の導入について
遠見視力とは5mの距離から測定した視力で、近見視力は30cmの距離で測定した視力です。
しかしながら、学校現場で行われている現在の視力検査は、遠くが見えているかを調べる遠見視力検査しか行われていません。従って、検査によって、遠くの見えにくい子供は発見されますが、近くの見えにくい近見視力が不良の子供は、遠くが見えているということで見逃されて発見できないというのが実情です。
算数で位取りを間違えたり、教科書やノートの文字が読みにくかったりと勉強がはかどらず、子どもの学習能力が低下してしまいます。
近見視力についての情報は少なく、一般的にはまだまだ知られていないため、そうしたケースでは、視力による問題であるにもかかわらず、子どもの努力不足、能力不足とみなされてしまう場合もございます。
教育現場では近業主体の学習形態に変わってきていることを考えると、就学前検査の必要性が望まれます。
高齢者の皆様の生きがい創出
徳島県の上勝町では、町をあげて高齢者による木の葉の出荷に追われています。料理に付ける木の葉ですが、それぞれの山から、需要に応じて確保し出荷をしています。
70〜90歳台の高齢者の皆様が嬉々としてお仕事をなさって、大きな収入を得ています。寝たきりの人はほとんどいないそうです。
高齢者社会へのおおきな参考になると思います。ぜひ岡山市でも思考していきたいと思います。
バイオディーゼル燃料
鹿児島県屋久島にあるバイオディーゼル燃料の精製プラントです。
植物性廃食用油を軽油の代替燃料にする装置です。
この試みは、宮古島のサトウキビをはじめ全国で取り組まれております。
岡山市でも休耕田に菜の花を植えて、油をとり軽油の代替燃料として使用する「菜の花プロジェクト」の試みがされています。
現在の取り組みのままでは少しずつしか前進しませんが、最終的に目指すのは地球温暖化の防止です。
DMVです
北海道の網走を走っているDMVです。
DMVは、鉄道の線路と道路のどちらでも走行のできる車両です。
乗車する人が少ないために廃止になった鉄道の路線や、過疎になっている地域の道路など、どちらでも運行が可能なため、運行する路線によって地域の新しい足になる可能性を秘めたすばらしい乗り物です。
地球温暖化を防ぐ
鳥取県の日本海側に多く設置された風力発電機の様子です。
地球温暖化を防止するために、CO2の排出を極力抑えなければなりません。
風力発電設備も設置している自治体が増えました。
岡山市も本格的に考えなければいけないと思います。
防災対策
品川区の防災センターでは、品川防災ステーションを設置し、50インチのタッチパネル画面に、浸水ハザードマップや地域危険度マップ、区内の避難所情報などを表示させるモニターが設置されています。
3D技術を活用した立体地図によって、地域の防災情報が誰にでも一目でわかるようになっています。
浸水予想図や、現在までの浸水実績図、また実際の浸水の画像も見られます。
ステーションの中には、地震模擬体験ができる品川シアターや、実際に消火器を使用しての初期消火訓練コーナー、防災用品展示コーナーなど、防災対策に対して、さまざまな角度から学べるように工夫されています。
このような設備が、将来的には岡山市にもぜひ欲しいものです。
大和ミュージアム
広島県呉市にある海事歴史科学館です。
昭和16年12月に建造された世界最大の戦艦「大和」は、昭和20年(1945)4月7日沖縄特攻作戦で沈没、乗員3332名のうち3056名が大和と運命をともにされました。
戦艦「大和」の、当時の最先端技術は世界最大の大型タンカー建造や、自動車や家電品の生産にも生かされ、平和の重要性や科学技術の高さを後世に語り継いでいます。
現在多くの観光客を日本中から集める施設になりました。
岡山市にもこのような施設がぜひ欲しいところです。
震災への準備
阪神淡路大震災のとき、5階が崩れた神戸市立西市民病院(神戸市長田区)の様子です。(淡路震災記念館)
建物の耐震化については、議会質問でも取り上げてまいりましたが、特に学校園や病院については徹底的に行っていく必要がございます。
岡山市役所自身も老朽化のために、大きな災害には耐えられません。
今後どのようにしていくか真剣な議論が必要です。
知覧特攻平和会館
鹿児島県知覧の特攻平和会館にある「母の像」の石碑に刻まれた文章です。
特攻平和会館の展示は、涙なくしては見ることができませんでした。
多くの将来のある若者を含めた日本人の死の上に、今の平和があり日本という国があるのだということを、何時も忘れてはならないと思います。
そして、戦争は未来永劫にわたって絶対におこしてはならないと思います。
スーパー防犯灯
山口県下関市内に設置された「スーパー防犯灯」です。
この防犯灯には、警察緊急通報装置がついていて、警察署と直結し直接連絡が出来るようになっています。
防犯灯には、カメラが設置されています。スイッチを押すと警察署に繋がれて話ができます。警察署では、映像を見ながら話ができます。
岡山市内にも設置を促すため議会質問もしてまいりました。
かなりの箇所に設置されましたが、まだまだ増やしていかなければなりません。住宅地の中にも設置していく必要があると思います。
豊中市の小水力発電
豊中市では、市の北部と南部の高低差(35メートル)を利用して、水道水による小水力発電が行われています。
民設民営によるものですが、余剰電力は売電されて市の収入になります。
岡山市でも、設置のできる場所を調査して、ぜひ行っていきたい魅力のある事業だと思います。
環境に配慮して、自然の力を利活用できるすばらしい事業だと考えます。
水道本管の破断
岡山市の水道本管(直径1メートル)が破断いたしました。
直後の西川緑道公園沿いの道路の様子です。
老朽化も含めて、今後どのようにしていくかが問題です。
安全・安心な市民生活を目指す岡山市として大変重要な問題です。
破断した水道本管
破断した水道本管の様子です。
斜めに亀裂が入っています。
多目的トイレ
滋賀県大津市にある「におの浜ふれあいスポーツセンター」内に設置されている多目的トイレです。
このトイレにしますと、障碍者の皆様や高齢者、また赤ちゃんといっしょの場合でも安心してご使用になれます。
このようなすばらしい多目的トイレの公共の場所への設置は、これから特に増やしていかなければならないと思います。
舗道上へのクーラーボックス・植木等の障害物の設置
街を歩いていますと、舗道の上に植木鉢などの障害物を置いておられる場所が目立ちます。
ひどい個所では、盲目の人のためにせっかく敷設されているイエローラインの上にせり出している場合もございます。
自転車などを置いてある場所も、こういった箇所がたくさんございます。
特に、クーラーボックスなどは本来設置している建物へ取り付けるのが基本ではないでしょうか。
大人が、このような単純なルールやモラルすら守れないのでは、子供たちがいい大人に育つ訳がございません。
まずは大人が手本を示すべきです。
そして災害時には、こうした事が大きな障害になりかねません。
花澤ぶどう研究所を訪問
日頃から大変お世話になっています株式会社バンケットサプライの中嶋徳美会長と、新しく岡山市となった瀬戸町の花澤ぶどう研究所をご訪問させていただきました。
花澤茂先生は「桃太郎ぶどう」の開発者であり、現在の農業・農家の抱えている問題を詳しくお伺いする事ができました。
農業問題は大きく、後継者の育成や水質の確保、国・県・市での政策、また、販路など幅広い対話ができました。
日本の農業、夢をもった若者がしっかりと育っていけるように何とかしなければなりません。
明治32年11月の町内会申合規則原簿
明治32年11月、わが兵団町内会が発足したときの大変貴重な申し合わせ原簿が公会堂から出てきました。
岡山市内は、昭和20年の岡山空襲で焼土と化し、このような貴重な資料が現存しているとは驚きでした。
兵団地域は、空襲で焼かれていませんでした。
町内の皆様と協議し、保管の確かな岡山市デジタルミュージアムにお預けさせていただくことといたしました。
展示などでご活用いただければと思います。
交差点での事故
無信号・一時停止のどちらもない、見通しの悪い交差点での、出遭い頭の事故です。
幸いにも双方ケガはありませんでした。
岡山市内には、信号も一時停止もない交差点が多数ございます。
今までに建物がなかった場所へ建物が建つと、見通しが良かった場所でも新たに死角が生まれます。
そういった危険な場所を、そのままにしておくのではなく、しっかりと検証して、安全施設を早急に設置していかなければなりません。
この場所は、連合町内会長さんをはじめ、地域の皆さんと協議して一時停止の停止線と看板を3箇所、設置要望をしてまいります。
高齢者一人暮らし世帯の悲劇 孤独死
高齢者の皆様がお一人で住まわれている世帯が増えています。
核家族化が進んでいる現代では、致し方のない事かもしれません。
そうした中で、誰にも悟られずに、部屋でお一人でお亡くなりになられているようなケースが最近では増加しているように思います。
地域のコミュニティができているところでは、まれなケースでしょうがもっと見守りや、高齢者宅の訪問を頻繁に重ねなければならないと感じます。
大雨対策を早急に
岡山市では1時間に30mm以上の雨が降ると地域によって浸水の被害があります。
農業用水から水が溢れてきます。毎回被害を受けてしまう皆様にとって大変な脅威です。
なんとか抜本的な対策が急がれます。写真のお宅は玄関へ浸水して水が引いた直後の様子です。