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岡谷蚕糸博物館開館60周年・リニューアル10周年記念式典に出席しました。
高林千幸館長から、1964年の開館から「岡谷蚕糸博物館60年のあゆみ」のお話がありました。歴史に学び、未来を思考・創造する博物館として、「調査研究」「収集・保存展示」「教育活動」「岡谷市近代化遺産群」「岡谷シルクブランドの推進」「生産活動・蚕糸技術の継承」の役割があるとお聞きしました。
記念講演として岐阜県飛騨市の都竹淳也市長による「飛騨と岡谷ー糸ひき工女を通じた豊かな産業交流の歴史」です。飛騨の製糸業、信州への出稼ぎ、岡谷との関連、工女の仕事と生活、工女の記録からみる飛騨と岡谷の産業交流、飛騨市内に残る施設や行事について講演がありました。
内容では、特に
『明治4年から9年まで存在した「筑摩県」が飛騨にもたらした機械製糸の縁は、労働力の供給という形で、岡谷・信州と飛騨との交流を生み出し、それは昭和初期まで続きました。
今も飛騨古川の町には、当時の製糸会社が残した様々な痕跡がたくさん残っています。
しかし、信州・岡谷で糸引きに従事した飛騨の工女たちの歴史は、「女工哀史」として語られてきました。それによって、両地域があたかも加害者と被害者のように見られてきたことは不幸なことです。
特に明治期の労働条件は、今とは異なり、厳しいものであったことは事実です。
しかし、岡谷では工女たちは大切にされていました。飛騨でも大切に送り出しました。また、工女たちと岡谷の製糸工場は、貧しかった飛騨の家族と地域経済を支えてくれました。
何より工女たちは、岡谷の工場での糸引き生活をよい思い出として終生語りました。
このようにアルプスの山々を隔てた両地域に豊かな産業交流の歴史があったことを我々は今一度認識すべきであると思います。』が印象に残りました。
最後の「女工哀史」から「女工讃史」というお話も嬉しく感じました。

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岡谷市 渡辺太郎
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