新発田市は県内有数のコシヒカリの産地で、面積は533.11k㎡、人口94,557人。公共施設の有効利用について、新発田市庁舎(ヨリネスしばた)と図書館を中心とした複合施設(イクネスしばた)の2施設を視察しました。
(1)公共施設の有効活用ヨリネスしばた(市庁舎)
旧庁舎は昭和41年建築で蓄50年が経過し、老朽化、耐震性、狭あい化、情報化対応に課題があり、平成3年に庁内プロジェクト、議会特別委員会が設置されています。平成22年に新庁舎建設室で「新庁舎建設基本構想」策定され、平成23年に全世帯アンケート、新庁舎建設基本計画策定、設計者プロポーザルの実施。平成28年に竣工し、平成29年に開庁しました。
整備方針は、優しさと質実剛健さを兼ね備えた機能的な庁舎とし、新庁舎がまちづくりの一翼を担うとしている。事業費は、本体工事費61.6億円、用地買収・移転・旧庁舎解体等14.2億円で計75.8億円。財源内訳は、庁舎建設基金7.2億円、合併特例債66.8億円などです。
建物の特徴として、悪天候でも利用できる半屋内広場は、開閉式の大型シートシャッターがあり、これまで食イベント、環境イベント、大物産展等を開催しています。また、議場は、机・椅子等を収納可能で多目的に利用でき、講演会、コンサート、映画の試写会等を開催しています。
◎公共施設に恵まれている岡谷市においても公共施設の総量管理と共に施設の有効活用は大きな課題と捉えています。市庁舎等の適切なレイアウトの工夫、旧庁舎等歴史と文化のある建造物の有効活用は市の活性化に繋げていくことが重要と思います。市民の声を聴き時代のニーズに沿った柔軟な活用が求められていると感じております。
(2)イクネスしばた(複合館)
経過について、昭和56年に大倉製糸工場閉鎖、平成8年にジャスコ新発田駅前店閉鎖撤退で空洞化が加速し、平成12年に旧中心市街地活性化計画が策定され、平成22年に市議会に、NPO、商店街、町内会等の5団体から、インフォメーションセンターの建設の請願が出されたとお聞きしました。平成25年に新中心市街地活性化基本計画策定、新発田駅前複合型施設整備基本方針が策定され、平成28年に新発田駅前複合施設が竣工しました。
複合施設は、公共交通の結節点、生徒・子供たちの居場所づくり、駅前から情報、魅力を発信しています。施設の内容は、図書館、こどもセンター、キッチンスタジオ、音楽練習室、視聴覚コーナー、パソコンコーナー、授乳室、駐車場などで相乗効果が期待されています。
◎岡谷市は駅周辺の活用が大きな課題としてあります。現在の岡谷図書館の在り方も踏まえて、今後の整備については複合型施設の検討など参考にすべき点が大いにあると感じました。
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