愛知県高浜市の民間手法を駆使した庁舎・学校整備など、公共施設総合管理計画と財政計画との連動について視察しました。
民間手法を駆使した庁舎・学校整備など、公共施設総合管理計画と財政計画との連動について視察しました。
高浜市が目指す公共施設管理計画は、全体面積の半分を占める学校を地域コミニティの拠点として位置付け、他の施設との複合化を視野に入れた施設の改修・建て替えを実施する。総量を圧縮し長寿命化を図り、公共施設管理計画と平成63年までの長期的な財政状況を連動させる。
旧庁舎は、建設後約40年経過し、耐震化・老朽化が急務のため本庁舎整備事業を検討する。事業費は、耐震改修し20年間利用した場合を想定し、耐震改修費、解体処分費、維持管理・運営費の合計額33.2億円を上限にする。整備費用を抑え支払いコストを平準化するため、市庁舎は民間事業者との20年リース契約による整備を行い平成29年4月に開庁した。
新庁舎の本会議場は、フラットなフロアで可動式の机を設置し、常任委員会、全協等と併用し多様な活用を行っています。本会議場の多目的利用は聞いたことがなく、その都度、机の移動やレイアウトの変更には使いづらさを感じました。
5小学校のうち1校は、自前のプールを持たずに、水泳の授業では民間プールを活用しています。
岡谷市政への反映
〇公共施設等総合管理計画の取り組みは大きな課題であり、民間手法を取り入れた費用の圧縮、効率的な執行は重要です。ただし、基本的な考えとしてユーザー視点の機能性を最優先すべきと思います。
〇岡谷市の総合計画についても、計画期間の財政計画も併せて策定することが必要と思います。
〇岡谷市の市庁舎は、いまだにあまり古さを感じさせず、その点は大変に恵まれています。今後は、スペースのより効率的な利用、IT時代に対応したWiFi等の整備、子どもから高齢者、障がい者の方など全ての市民が使い易いユニバーサルデザイン化を進めていくことが課題だと思います。
〇学校施設は、各学校ごとにプール等の施設を全部整備するのが当たり前の考えではなく、可能なものは市民プール等他施設の利用もあっても良いのではないかと感じました。
〇市保育園整備計画は、中長期計画の具体的な内容が未だ示されておらず、統廃合の検討、土地や場所の確保、民間利用等、今後の大きな課題ですが、早急にPFI等を含めた様々な手法多角的な検討が必要と感じました。

