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奈良県生駒市山崎浄水場の小水力発電を視察しました。FIT制度(固定価格買い取り制度)を活用した全国初の水道施設です。山崎浄水場は、浄水場より標高が74m高い奈良県営水道平群調整池から毎時約600tの受水をしており、これまでは水圧を減圧して受水していたものを減圧弁に変わり水車を用いて減圧すると共に発電機を回して発電を行っています。 平成23年度に事業検討し、平成23・24年度に実施設計を行い、平成25年3月に完成。自家消費とFIT制度との採算性の比較検討を行いFIT制度を利用することを決定する。FFITは補助金を含んでいるため、設置には補助金を受けていないことの条件があります。IT制度の活用が大きなポイントと理解しました。 有効水圧は63m、水量370m3/h、最大出力40kw。発電した電力は、再生可能エネルギー特別措置法に基づき関西電力に1kwあたり34円(税別)で売電しています。売電期間は20年間です。浄水場内での水力発電は、水量、水質とも一定の水を常時確保でき、365日24時間天候などに左右されることなく効率的な発電が可能で、これまでの実績は発電量、売電収入は当初の予定を上回っているとお聞きしました。

 総事業費は約1億4千万円(検討業務、設計、工事費)で、メンテナンス費用は20年間で約2千万円を予定。 売電収入は毎月約100万円で、20年間で約2億4千万円と計算し、事業費とメンテ費用を差し引きして、20年間の利益は約8千万円と見込んでいます。小水力発電設備実施設計業務を請け負った㈱日水コンの設計計算書も参考になりました。

 生駒の水PR事業では、集客力の高い公共施設に冷水機能付給水機(飲用・ボトル給水兼用タイプ)を設置し、その場での飲用の他、マイボトル等に給水し、手軽に水道水を持ち歩いて貰うことが可能としてます。

 岡谷市においても、これまで農業用水や天竜川等について検討を行い費用対効果で断念した経緯がありますが、生駒市水道施設の小水力発電の取り組みを参考に様々な制度の活用も含め検討する必要があると感じました。

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岡谷市 渡辺太郎
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