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研修の2日目は、医療法人社団つくし会の新田國夫理事長の「認知症対策~団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて」です。
「基本的に、早期診断・治療が有効なのは、根本的治療法がある病気です。認知症の多くは、早期発見・治療しても徐々に進行して死に至ります。アルツハイマー型認知症治療薬も進行を止めるのではなく遅らせるだけと効果は限定的です」「若年性であれば、できるだけ早期に診断して、治療だけでなく生活全般の支援、場合によっては就労支援も必要です」「90歳を超えた方を早期に発見して医療に結び付け、認知症のレッテルを貼る必要があるのかという疑問があります」「発症年齢や病型、病期(ステージ)に応じて適切な対応をすべきで、一律に認知症の早期発見を唱えるべきではないと考えます」「認知症の人を早期に見つけ出すこと(認知症の早期発見)に力点を置くのではなく、「認知症で困っている人やその家族を早期に見つけること(困りごと早期発見)」に力点を置くべきだと考えます」。危機回避支援、認知症医療の限界、第6次介護保険事業計画など大変内容のある講義でありました。
次は、認定特定非営利活動法人レスキューストックヤードの浦野愛理事長の「災害と福祉の連携~これまでの活動実践から」です。「できるところからはじめよう!全ての避難所に福祉的配慮を」がテーマで、災害関連死のリスクが高い人と支援者の関係、避難生活で、命と健康と尊厳を守るために最低限な生活環境の条件とは? 等の災害現場で実際に活動してきた取り組みは大変に参考になりました。
大津市にある全国市町村国際文化研修所で特別セミナーに参加しました。初めに、慶應義塾大学の田中滋名誉教授による「2025年に向けた医療介護総合確保政策〜地域包括ケアシステムと地域医療構想」についてです。人類史上初の超高齢社会に対応するシステムであり、高齢者だけでなく幼児・学童・障がい者などの自立を図り、要介護だけでなく貧困・虐待・孤立・健康増進・生涯教育などを対象とすべきであり、住民の生き方改革であるとお聞きしました。
次に、法政大学の湯浅誠教授による「子どもの貧困対策〜子どもの貧困の現実と対策」についてです。相対的貧困とは何か。貧困家庭に欠除している4つのポイントをカバーし、子どもが健全に育つ社会・地域づくりについてお聞きしました。iPhoneから送信







