バックナンバー 2009年 3月

「人間の条件」「青春残酷物語」「紀ノ川」「恐喝こそわが人生」「書を捨てよ町へ出よう」「復讐するは我にあり」「東京裁判」等の数々の名作品の編集に携わり永年にわたり日本映画界を支えてきたフィルム編集の第一人者浦岡敬一さんのお別れ会が「はあといん乃木坂」で開催された。大島渚監督婦人で女優の小山明子さんが献杯の音頭をとった。横浜放送映画専門学院(浦岡敬一ゼミ)2期生のなつかしい同級生と再会できた。

浦岡敬一さんは1930年静岡県生まれ。1948年松竹に入社、浜村義康に付き小津安二郎監督作品等の助手を勤め、1958年小林正樹監督「人間の条件」で一本立ち、以後、大島渚をはじめ松竹ヌーベル・ヴァーグの作品を多く手がけた。1983年「東京裁判」で芸術選奨文部大臣賞受賞。1989年実相寺昭雄監督「帝都物語」、杉田成道監督「優駿」で日本アカデミー賞優秀編集賞受賞。また、日本映画編集協会(現 日本映画テレビ編集協会)の設立に尽力し初代理事長を務めた。

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岡谷市 渡辺太郎
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