名古屋画廊

 社長　中山　真一氏

 

私どもが「移動美術展」を始めて6年目（2015年時点）。東海各地を巡回し、郷土ゆかりの洋画家の作品を展覧してきた。

原点は、初代社長の父が戦中に行なった「巡回慰問美術展」。行く先々でとても喜ばれたという話を聞き、いつか自分もと思い続けてきた。そしてリーマンショック後の不況を機に、私は“今こそ美術の力で元気になろう！”と長年の夢を実現させたのだ。成功するか不安だったが、お蔭様で、どの会場にも老若男女が気軽に訪れ、好評を博している。

こうした私どもの活動を熱心に応援してくれたのが、岡明彦さんだ。“市民と芸術の接着剤に”との情熱にあふれ、周囲の信頼も厚い岡さん。政界にあって希有な人だ。これからも手を携え、芸術の力で日本を元気にしていきたい。