今井 克宏 氏
レストラン「三鞍の山荘」
オーナーシェフ
「食」には音がある。朝は、お母さんがトントンと包丁をふるう音。食器の音。そして家族の楽しい会話が始まり、「行ってきます」の挨拶につながる。そうした前後のプロセスと余韻も含めて「食」は楽しむべきだ。そう思い、3年先まで予約で埋まっていた浜松市のレストランを閉じ、森町の大自然の中で開業した。
岡明彦さんが訪ねて来たのは10数年前。山奥まで足を運び、私が考える「食」を熱心に聞いてくれた。その後、家族や友人と来てくださるばかりか、講演会の講師にも招いてくれた。これほど食文化を愛し大切にする政治関係者は、私にとって初めてだった。食の大切さを知る岡さんが県政で活躍すれば、きっと地域の皆さんの食文化が豊かになり、健康と幸福が増すだろう。