おか 明彦 愛知県議会議員(名古屋市 緑区)

教育と防災のスペシャリスト

おじいちゃんの人生(再掲)

「環境の党・公明」の一員として、SDGsの観点からの環境教育・環境問題について、議会で発言を繰り返しています

豊橋市選出の県会議員だったおじいちゃんが、県庁に当庁する時は、私たちの住む西区の家に泊まっていました。

おじいちゃんの寝室は3畳の納戸。夜遅く帰ってきて暗い納戸に寝て、朝は颯爽と出かけて行きました。子ども心に議員さんって偉いはずなのに、うちのおじいちゃんは質素だなと思いました。

時代は高度成長期。おじいちゃんは、公害など誰も見向きもしない時代に、三河湾の環境問題を議会で取り上げました。1票にもならないことを訴えるおじいちゃんは変人議員あつかいされたそうです。

「海はきれいなものに決まっとる。そこで生活する人の幸せのために、美しい海を取り戻さなければ」――おじいちゃんは庶民の代表として、当たり前のことを、当たり前のように主張したんですね。

大衆とともに語り、大衆とともに闘い、大衆の中に死んでいく。

公明党の立党精神そのままのおじいちゃんの人生を、私は誇りに思うとともに、昭和40年代に公害問題を取り上げた諸先輩に敬意を表します。

私は今、「環境の党・公明」の一員として、SDGsの観点からの環境教育・環境問題について、議会で発言を繰り返しています。生物多様性保全に関わる「あいち生物多様性企業認証制度」の創設、中高年・シニア世代を対象にした「あいちecoティーチャー養成研修」の開設、生態系ネットワーク協議会の活動の支援など、提案や要望をしています。

(一部再録)