公明新聞掲載　2021年11月06日　6面

愛知県は現在、県芸術劇場のホールなどの利用料金を半額にするとともに、支払期限を利用日の１カ月前にしています。従来は６カ月前の前日が期限でした。コロナ禍で経済的に厳しい文化芸術団体を支援するためで、来年３月までの使用分が対象です。

文化芸術団体は公演中止などで収入が激減しています。支払期限が６カ月前の前日だとチケットの売上金を充てることができません。

私は昨年、県内を拠点に活動する日本舞踊家から窮状を聞き、県文化芸術課に対し、料金支払期限の変更と、今年３月までの予定だった料金減免の延長を求め、実現。その相談者も同劇場での公演を再開することができました。