おか 明彦 愛知県議会議員(名古屋市 緑区)

教育と防災のスペシャリスト

高柳 友子さん

sdg_icon_10_ja_3sdg_icon_03_ja_2日本介助犬協会専務理事

高柳 友子さん

岡さんがシンシアの丘(長久手市)の見学会に来て下さったのが初顔合わせでした。岡さんは介助犬に強い関心を持って、詳しくお話を聞いてくださり、「こういう議員さんはなかなかいないぞ」という印象でした。

新型コロナウィルスのワクチン接種が始まった頃、私たちの協会職員は重症化リスクの高い障がい者と接触することが多いのですが、医療・福祉の専門職優先接種枠を割り当ててもらえませんでした。このことを岡さんに相談したところ、すぐに県にかけあって下さり、無事早期に接種を受けることができました。

さて、補助犬法の施行以来、補助犬(盲導犬・聴導犬・介助犬)を伴う議会の傍聴は法的には可能になりました。しかし実際は、盲導犬の前例はあるのに対し、介助犬は入場を認めてもらえない議会が多くありました。当時の愛知県議会もそうでしたが、岡さんのご提案・ご尽力のおかげで愛知県議会でも介助犬を伴う傍聴が認められたのです。このことは議員や県職員のみなさんに介助犬の存在を知ってもらい、介助犬の認知度が上がる大きなきっかけになったと思います。岡さんがいなければ実現しなかったことであり、大変感謝しています。

今はまだ介助犬のことを知らない人が多く、まずはあらゆる方々に介助犬を知っていただきたい。障がい者の就労支援だったり、バリアフリーの推進だったり、介助犬を切り口とする社会課題はたくさんあります。福祉に関する教育に熱い思いをお持ちである岡さんなら、さまざまな人たちを巻き込んで、多様な政策を展開してくれると思います。これからもことあるごとに、頼りにさせて頂きます。