公明党の年収の壁への取組をまとめてみました
2023/1/27山口代表 参議員代表質問(公明新聞1/28 3面)
■若者に安定した雇用を
働き方が多様化する中、雇用形態の違いによるセーフティーネット(安全網)の格差を解消する取り組みが重要となる。
一方で、103万円、130万円といった「就労の壁」が依然として課題となる。税制上は既に「103万円」の壁への対応がなされ、社会保険の適用拡大も順次進められているが、実際は、こうした壁を意識した就業調整が行われている。社会保険に加入するメリットなどを、経営者・労働者の双方に丁寧に周知することを含め、働きたい人が就業調整を意識せず働けるよう、もう一段の取り組みが必要だ。
2023/01/27 参院本会議 代表質問 山口那津男代表 – YouTube
2023/2/2中央幹事会で山口代表(公明新聞2/3 3面)
■「年収の壁」対策検討せよ
公明党の山口那津男代表は2日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、今後の賃金引き上げに向けた取り組みについて「日本の低い賃金水準から、外国で稼ぐ若者が増えれば、将来に禍根を残す。今年の賃上げが日本の社会に大事な影響を及ぼすターニングポイントになるかの大事な局面だ。しっかりと取り組んでいきたい」と強調した。
この中で山口代表は、非正規労働者の賃金を大幅に引き上げる企業が出てきたことに対して「今の物価高を上回る賃金上昇の流れをつくる上で、意欲的な取り組みだ。こうした流れが一層広がることを期待したい」と力説した。
一方で、現場で働く非正規労働者からの声を紹介し、一定の年収を超えると社会保険料や税の負担が生じる「年収の壁」への対策を講じる必要性を指摘。この壁を意識して、非正規労働者が就業を調整してしまうことや、年末など繁忙期に企業が働き手を確保できない問題に触れ、「壁を意識しないで働ける環境をつくれないか、いろいろと検討していく必要がある」と訴えた。
所得税が生じる基準となる「年収103万円の壁」については、与党が税制改正で対応し、影響を大きく緩和してきたものの、「現場で働く人や雇う側の壁がある意識は変わらず、もっと周知徹底する必要がある」と力説。1月27日の参院代表質問で対応を求めても岸田文雄首相から答弁で「言及がなかった。現場の意識を変える点で政府の取り組みが足りないと、あえて指摘したい」と述べた。
一方、公明党の北側一雄中央幹事会会長(副代表)は2日、党本部で行われた記者会見で、年収の壁への対応について「制度の問題や働く人の意識の問題、企業の対応のあり方など課題がある」との認識を表明。「できるだけ就業調整がないようにどうしていくか、さらに議論を深めたい。一定の期限を設けて、方向性を党として発信していきたい」との考えを示した。
2023/02/02 中央幹事会 山口代表冒頭挨拶 – YouTube(0‘00“~)
2023/02/02 北側中央幹事会会長 記者会見 – YouTube(5‘26“~)
2023/2/5 山口代表 横浜市内の視察後(公明新聞2/7 1面)
視察後、山口代表は「(電気代などの)さらなる値上げが予想されており、予備費も活用して追加の物価高対策をやるべきだ」と強調。年収の壁については「働く手前のところで雇用が損なわれている」と述べ、政府に改善に向けた調査を求めていく考えを示した。
2023/02/05 包装資材製造工場視察後 山口代表ぶら下がり会見 – YouTube(2‘20”~)
*2023/3/2 西田政調会長 参院予算委(公明新聞 3/3 1面)
扶養家族の対象から外れて社会保険料負担が生じるのを避けるため、就労調整を行う事例があることに関して西田氏は、所得水準に応じた階段型給付で働き控えを解消できれば、税収が給付総額を上回るとの試算があることに触れ、配偶者の有無にかかわらず、中立的な制度検討を提案した。
2023/03/02 参院予算委員会 西田実仁参院議員 – YouTube(36‘00“~)
2023/3/3 石井幹事長 記者会見(公明新聞3月4日 1面)
社会保険料の負担を避けるため、働く時間を抑える「年収の壁」解消へ、国会審議で公明議員が国からの給付で社会保険料の負担を穴埋めする案を提案したことには「党として正式にオーソライズ(承認)されているわけではないが、非常に良いアイデアだ。単身者も含めて給付するものなので、壁の解消に向けた有力な案ではないか」との見解を示した。
2023/03/03 石井幹事長定例記者会見 – YouTube(1‘57“~)

