公明党福岡県本部 TPP研修会がおこなわれました
今週初め福岡市内で公明党九州方面本部の研修会が開催されました。九州各地から代表が集い協会けんぽ、TPPの2部会に分かれ研修がおこなわれ、これには、江田康幸、遠山清彦の両衆院議員と、秋野公造、河野義博の両参院議員が出席されました。この中で、秋野氏は、中小企業の従業員らが加入する健康保険「協会けんぽ」やピロリ菌について説明され。私が参加したTPP部会では江田康幸議員、遠山清彦議員から説明を受けました。研修を受けた感想ですが、TPPは9018品目という非常に範囲の広い対象があり、それぞれの市場性や現場を認識できていない私にとって大変な内容でした。しかし、TPP参加国のGDPは世界全体の4割を占める巨大な経済圏が出来上がり、実質輸出に関しては11か国全体でほぼ全ての品目で関税を撤廃したことになるので輸出産業への大きなメリットとなると感じました。関税の撤廃率を見ても日本以外の参加国はほぼ99%~100%で実現し、日本では95%にとどめ農産物5項目のコア部分はしっかりと守ることができています。あとはこのメリットを最大限生かしていけるよう政府の国内対策、特に農業への対策をどう講じていくかが問われていくと思います。企業も生産者もこのチャンスを最大限広げて経営安定につなげていっていただけることを願います。
これまでのTPP交渉に対し公明の主張が反映された主なポイントを掲載しておきます。
◎中小企業などの海外進出を後押し
◎農林水産物やコンテンツなどの輸出を促進
◎コメ、麦など重要5項目で経営安定化対策
◎水田・畑作・野菜・果樹の収益力向上を支援
◎食の安全確保へ原産地表示の拡大を検討