武蔵野市議会  落合勝利  
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政策

「安心のまちづくり」

1)防犯対策の強化

◎防犯カメラの設置を促進します。

武蔵野市内には合計169台の防犯カメラが設置されています。(平成26年3月末時点で吉祥寺地区150台、中央地区15台、武蔵境地区4台)吉祥寺地区では昨年2月に女性刺殺事件も発生したことから、重点的に設置されましたが、中央・武蔵境地区でも速やかな設置を促進します。また通学路における防犯カメラの設置を推進します。(平成26年度は4校20ヶ所に設置)

 ◎市内パトロールの強化を推進します。

武蔵野市では子ども関連施設を中心にホワイトイーグルによる巡回パトロールが実施されています。(車両3台体制で7時~19時まで141施設、85箇所を警戒)。また、吉祥寺駅周辺を中心にブルーキャップによるつきまとい勧誘行為など迷惑行為の取締りを実施しており(12時~23時、土日祝日は16時~22時)、平成15年には約3000件にのぼる指導件数も平成24年には約40件に減少するなど効果を上げています。

それぞれ発足当初から体制の拡充、時間の延長が進められてきましたが、空き巣被害の防止啓発(ホワイトイーグル)や駅周辺における悪質な客引き防止(ブルーキャップ)など活動の強化を推進します。

 

)災害対策の拡充

◎首都直下地震に備えた対策の強化を推進します。

東日本大震災の発災を受け、国では防災計画が大幅に見直されました。これにより武蔵野市でも震災時の対応が大きく見直され、公共施設の耐震化や防災備品の備蓄、関係団体との連携体制、情報伝達体制の強化などが進められておりますが、速やかな体制の構築を推進します。

①防災無線や携帯電話の利活用、障害者などへの個別の通信手段の拡充

②学校・防災広場・公園への「災害用トイレ」の整備(現在200基余りから1000基の確保)

③防災備品の拡充

④地域防災組織の体制強化、要援護者支援の体制強化

⑤老朽化した水道施設の更新により水道供給の安定化を図る

 ◎ゲリラ豪雨などによる水害を防ぐため、一般家庭での雨水浸透施設の普及や排水設備の設置を促進します。

武蔵野市では全国でも特徴的な「武蔵野市雨水の地下への浸透及び有効利用の推進に関する条例」を制定し、雨水浸透施設の設置促進を行っています。

 

)住宅対策

◎空き住宅・空きマンションの借り上げ制度の導入で、低家賃の住宅を供給します。

低所得者に対する住宅供給に対しては、財政上の問題などから公営住宅の建設は困難である一方、民間においては空き住宅も増加しています。過剰な住宅ストックの公共機関による借り上げ制度によって低家賃の住宅供給を実現いたします。

◎住み慣れた地域で住み続けられる住宅環境の整備を推進します。

武蔵野市内で約7000戸ともいわれる住宅の空きストックを活用し、若者世代と高齢者世代の「住宅借り換え制度」の促進など、安心できる住まいの確保を推進します。また、在宅療養や在宅介護時に必要な医療機器などを設置できる環境にも配慮した住環境整備をめざします。

 

4)交通対策

◎自転車利用の環境整備を促進し利便性向上をめざします。

武蔵野市では、毎年2万台の自転車が購入(買替含む)され、平成25年度・東京都乗入台数調査では、3駅とも上位10位内に位置します。(1位:三鷹駅、3位吉祥寺駅、9位:武蔵境駅)

放置自転車も多く、平成3年の総務省調査では、吉祥寺駅が全国ワースト1位でしたが今日大きく改善され(H25年度・都内561駅中/86位:三鷹駅、177位:吉祥寺駅、229位:武蔵境駅)更なる利便性が求められます。

①休日の月極駐輪場などで見受けられる空きスペースの利活用

②満空情報サービスの拡充

③暴走自転車などの指導強化

◎高齢者や若年者などの交通弱者に対し、低価格できめ細かな交通手段となる交通体系を構築します。

武蔵野市内では、ムーバスやレモンキャブ・リフトタクシーが福祉型交通機関として運用されていますが、さらに障害を持たれている方や高齢者、小中高生などの交通弱者が安心して利用できる、低価格できめ細やかな交通体系の整備を促進します。

◎バス停に屋根や簡易なイスを設置するなど利用者に優しい環境整備を進めます。

ムーバス路線においては住宅街の狭隘道路を運行する性格上、バス停の屋根やイスの設置が困難となっています。各停留所の実態にあわせ、屋根の設置や省スペースのイスの設置を促進します。

 

「活力あるまちづくり」

”輝く女性の生活支援を、きめ細かやかにサポートします”

 1)女性の社会的地位向上へ向けて働く環境整備を促進します。

◎女性特有のがん検診を促進し、健康支援を強化します。

 国の示すがん健診の受診目標は対象者数の50%ですが、本市の平成25年度実績は、子宮がん健診(20歳以上:31.5%)、乳がん検診(40歳以上:14.2%)の何れも目標を下回っています。

公明党のリードで実現した「がん無料健診」クーポン券の配布や健診台帳の整備・個別の受診勧奨事業などを促進し、女性の健康支援に取り組みます。

◎女性の就労支援をサポートし活躍の場を拡充します。

 国の「女性活躍加速プラン」では、2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%に引き上げる施策を公表していますが、現在の日本の女性の地位は極めて低い位置にあります。

(「国際男女格差レポート2013」による男女平等達成レベルで日本は世界136カ国中105位)

 公明党は、マザーズハローワークなどと連携を進め、子育てなどで離職した女性の再就職を支援する「ママ・インターン」制度の拡充などを始め女性の就労支援・活躍を支援します。

 

2)子ども優先社会をめざし「子ども・子育て新制度」を着実に促進します。

 ◎虐待などから子供を守り、子どもの人権尊重の社会を築きます。

武蔵野市では国の「子ども・子育て支援法」に基づき、「幼児の教育・保育施設などの運営に関する条例」を制定し、平成27年4月(法施行予定日)から取り組みを開始します。

公明党が強く求めてきた「子供の意志・人格の擁護≪条例第3条-2≫」「子供の国籍・信条・身分・費用負担の有無などによる差別の禁止≪条例第24条≫」「虐待などの禁止≪条例第25条≫」などが盛り込まれました。今後更に・乳幼児健診の未受診者や不登校児対応(実態調査)で児童虐待を防止し、子供の人権を守り抜いて参ります。

◎母子保健拠点(保健センター)整備と、妊娠・出産・産後ケアの切れ目ない支援を促進します。

公明党は、これまで妊産婦健診14回への拡充やマタニティマークの普及・こんにちは赤ちゃん訪問(保健師・指導員による生後3か月までの乳児訪問中心)を実現。本市でも妊婦歯科健診の拡充(センターから最寄り医療機関へ制度変更で受診率1.6倍に増加)・赤ちゃんフラット(授乳・おしめ交換用ベビーベッドなどの場の提供)などを促進しました。今後も予防接種の促進(BCGの最寄り医療機関での接種)、5歳児健診の実施、病児・病後児保育室の拡充(3駅圏に一か所)などを促進します。

◎アレルギー疾患に対する市や学校の責務に基づき、対策強化を促進します。

「アレルギー疾患対策基本法(国)」「家庭的保育の運営に関する条例」(市)を根拠に、学校・幼稚園・保育園・学童クラブなどの責任の周知(特に食)と対策を強化します。

 ◎放課後対策(学童クラブ・あそべえ)や土曜学校の更なる充実を図ります。

公明党は、国や都と連携して、学童クラブの待機児解消・指導員配置・あそべえの・充実、障害児の受け入れ拡充など、市と子ども協会・民間施設との連携を強化し、子どもの安全・安心な居場所を確保します。

◎待機児童解消に向け小規模保育施設をふくめた施設の拡充を推進します。

武蔵野市ではH26年4月現在での待機児童数が208名となっており、待機児童解消は喫緊の課題です。これまでも市議会公明党として保育施設の拡充を求めており、認証保育所、小規模保育所など拡充されてまいりましたが、解消に至っていないのが実情です。今後の児童数の動向を注視しながら、施設の拡充、既存施設の定員見直しなど推進し、安心できる保育環境の整備を促進します。

 

 

”若者世代のいきいきライフ・夢と希望を応援します”

◎危険ドラッグ対策を強化し、大切な命と未来を守ります。

 深刻な社会問題となっている危険ドラッグについては、国を挙げて実態調査や取り締まり態勢の強化が進んでいます。

公明党の推進で導入された「「薬物乱用防止キャラバンカー」の活用や学校教育の促進、相談・治療体制の整備など、国・都の連携で再犯防止対策を促進します。

 ◎奨学金制度の拡充で意欲ある学生を応援します。

 公明党は、家庭の経済状況に関わらず、希望をもって大学や専門学校へ進学できるよう、奨学金制度の拡充を進めてきました。今後は返済不要な給付型奨学金の創設や海外留学制度も促進し、若者のチャレンジを応援します。

 ◎創業・起業の促進など若者の生きがい・働き甲斐を支援します。

 「地域若者サポートステーション」などによるニートや引きこもりの解消をはじめ、都との連携で若者の「創業・起業」の促進へ向け、補助金制度や創業スクールなどの充実に取り組みます。

 

 

「魅力あるまちづくり」

 1) 特色ある文化の発信拠点としてのまちづくりを推進します

◎多彩な文化資源の発展を促進し、まちの活性化を促進します。

文学・芸術・アニメ・音楽・食など、武蔵野の多彩な文化資源をより一層発展させながら、若手芸術家の育成や情報発信を促進し、まちの元気を後押しします。

◎緑豊かな自然環境を守り、憩いの場としてのまちづくりを推進します。

緑豊かな環境は武蔵野市の魅力の一つとなっており、市では現在の緑被率約25%。長期目標の30%に向けて取り組んでいます。課題となっている落ち葉対策の解消や個人宅での保存樹林に対する支援を拡充し緑の環境維持を促進めます。

◎文化芸術振興条例(仮称)の制定をめざします。

平成13年、文化芸術振興基本法が公明党のリードで制定されて以来、文化芸術活動を促進し、心豊かな国民生活及び活力ある社会の実現に寄与してきました。本市でも文化施設の設置や財政基盤の整備、文化芸術振興の根拠となる条例制定や振興計画の策定をめざします。

 

2) 創エネ・省エネを促進し、環境負荷の低減を推進

◎公共施設への太陽光発電設備の設置を促進します。

これまで学校や庁舎などを中心に太陽光発電設備の設置を進めてきましたが、コミュニティセンターなども含め公共施設への太陽光発電設備の設置を促進します。また、電力負荷の少ないLED化を推進します。

◎一般家庭での省エネ・創エネ設備設置を促進します。

太陽光発電設備の設置補助は、三鷹市・府中市14万円、小金井市17万円、杉並区19万円、新宿区37万円などとなっており本市は17.5万円(3.5kwの設備で比較)補助の拡充も含め省エネ・創エネ設備の設置普及を促進します。

 

)スポーツ振興、オリンピック・パラリンピック開催支援

◎市民のスポーツ環境を整えるとともに、障がい者や高齢者でも気軽にスポーツに取り組める環境整備を促進します。

◎運動公園の設置や総合体育館などスポーツ施設の改修を促進します。

2020年のオリンピック・パラリンピック開催に向け、多くの来外者にもわかりやすい案内サインの整備を促進します。

 

「支え合うまちづくり」

◎在宅医療を支える「訪問診療・往診」体制の拡充をめざします。

社会の超高齢化に伴い「在宅医療・介護」が重視されています。本市の現況は医療機関が約170ヶ所、24時間365日診療可能な診療所は約20ヶ所で、訪問看護師や往診可能な医師不足など多くの課題が散在しております。国が進める地域包括ケアの円滑な導入を促進し、在宅医療・介護が安心して受けられるようサポート体制の構築を進めます。

 地域包括ケアシステム:高齢者の方が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最後まで続けることができるよう、”医療・介護・予防・住まい・生活支援”が一体的に提供されるシステム

 ◎ロコモ予防を促進し、健康で快適な生活を支援します。

筋肉、骨、関節などの運動器障害は、移動能力の低下をきたし歩行や日常生活に障害を招きます。こうした「要介護になる危険の高い状態」を「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」といいます。公明党は、若いうちからの運動習慣の促進や、高齢者が無理せず継続できる「不老体操」の推進、公園(市内111ヶ所)の一角に健康遊具を設置し、大人も子どもも気軽に利用できる「健康遊具設置公園」の拡充など、環境整備を促進します。

◎地域支え合いポイント制度(仮称)の導入で、介護予防、地域力の向上、地域の互助活動・共助活動を促進します。

自発能動で様々な活動に取り組まれることは、健康維持につながるだけでなく、地域力の向上や互助・共助の促進にもつながります。高齢や障害を持たれた方でも、可能な範囲で取り組んでいただいた活動に対しポイントを付与することで、幅広く地域活動に貢献していただけるような制度の構築をめざします。長期的にはボランティア活動全般に対するポイント付与制度を検討してまいります。