ペットの避難所
2月22日は猫の日だそうである。ニャン、ニャン、ニャンの語呂合わせから決められたようです。
かくいう我が家には4匹の猫が所狭しと闊歩している有様。人間よりも自由に振舞う様子に、イラッとすることもあるが、癒されることが多いのも事実。家族同然の存在であることに違いはないのです。
まもなく東日本大震災から4年が経ちます。まちで要望をいただく内容も震災対策についてのことが多いのですが、その中でもペットと同行できる避難所整備の声も少なくありません。
東日本大震災では、多くのペットが取り残された報道などもありましたが、改善しなければならない課題の一つであると思います。
環境省では平成25年6月に「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を発表していますが、そこでは次のように示されています。
避難所の設置者や管理者は、飼い主がペットを連れて避難してくることを想定した対策を取っておくことが必要である。
そのため、避難所を選定する際に、ペットの飼育場所や飼育管理のルールについても検討しておくと、避難所においてペットに起因した避難者の苦情やトラブルを回避できる。
避難所は、動物が苦手な人やアレルギーを持っている人など様々な人が共同生活を送っている場所であるため、ペットの鳴き声や毛の飛散、臭い等への配慮が必要である。
昨今、単身者や高齢者などの間でもペット飼育が広がり、精神的な癒し効果が見直されるなど、ペットに対する意識が変化している。
震災対策・災害対策においては、まず人の安全確保が優先とされますが、ペットたちも含めての安全確保が実現できるよう取り組んでいきたいと思います。