久しぶりの上野
上野にある東京都美術館にて、18日より開催されている第51回日本現代工芸美術展に行ってきました。
初めて行かせていただいた同展でしたが、多彩な作品の展示に圧倒される思いで観させていただきました。
特に印象的だったのは漆を使った作品。個人的にも漆工芸には興味があり、それぞれの作品に感銘を受けました。
観賞後に、同展に出展されている方とお話をする機会がありました。
その中で、出展されている方々も多くはご年配の方で、今後の継続性に不安を抱いてるとのこと。
伝統工芸といっても生活をかえりみないで行うのはやはり困難。そうした中で若い世代に受け継がれずらくなっている時代をなんとか変えていきたいとも話されていました。
心に余裕を持ちづらくなっている現代の一面をあらためて垣間見た思いでした。