9月6日に開会した9月議会は、一般会計補正予算11億6977万3000円などを可決し、本日21日に閉会しました。
市長が提出した議案ですが、史跡高松城跡御門工事請負契約については、仮契約の相手方が東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う除染事業費の請求で領収書の改ざんを行い、疑惑の渦中にあることから、なお慎重な審査が必要のため継続審査となりました。公明党議員会としては、同議案の継続審査に賛成し、屋島活性化事業や高松空港の民間委託に関わる議案などその他の議案にはすべて賛成しました。
閉会日の討論では、様々な反対意見もありました。
屋島活性化事業に関する案件=屋島山上拠点施設の整備に当たり、屋島の文化や歴史、自然等を一体的に学習できるようなパノラマ展示を行うための予算、屋島ドライブウェイ無料化にかかわる土地などを取得すること、屋島山上の観光駐車場の料金などを定める条例など=については、事業費の総額が分からない中、事業費が膨らんでいくことが懸念され、屋島活性化事業は白紙に戻すべきことや民間のドライブウェイを市が買い取って無料化することで屋島に人員がとられ市民生活が後回しになることなどから、同事業事体に反対であるので議案に反対する意見がありました。
高松空港の民間委託について、県と合わせて10%の出資率とする本市の3%分の出資金2億4900万円などが提案されましたが、空港は国が管理すべきなので民間委託そのものに反対する意見や、ものが言える程度のことに2億4900万円を出す必要がないことから反対する意見がありました。
私は、屋島活性化事業は、国の史跡・天然記念物であり高松市のシンボルである屋島を活性化させていくための取り組みであり、海辺の東西ラインと山側の高松空港や塩江までの南北ラインを立体的に捉えた観光振興や交流人口の拡大の観点からも必要な事業だと考えています。また高松空港の民間委託で路線の拡大や空港エリアの充実が期待され、県と共にしっかり空港と連携して意見を伝えていくことが大切であると思います。
また議員提出議案の2件の意見書が提出されましたが、いずれも否決しました。公明党議員会は以下の理由から2件とも賛成しませんでした。
1 「子供医療費助成制度の創設等を求める意見書(案)」
①子供の医療費助成制度を創設すること②子供の医療費助成制度実施による国民健康保険国庫負担金等の減額措置を廃止すること――の2点を要望する内容です。これについては、意見書案にある「子供の医療費助成制度」の内容が不明であり、また、国による減額措置については、2018年度から未就学児までを対象とする助成については昨年末に廃止が決まっているにもかかわらず、その点には、文面で一切触れておらず、不十分な記述になっており、国に提出する意見書としては不適切であると判断しました。
なお公明党は地方の声を受け、減額調整措置といったペナルティーの見直しについて山口代表の参院本会議での質問(2015年2月)や厚労省への働きかけなどで強く取り組んできました。これを受けて、厚労省は見直しを具体的に検討し、未就学児までの減額調整措置の廃止を決め、昨年末、全国の自治体に通知しました。
2 「精神障害者に対する公共交通機関の運賃割引制度の適用を求める意見書(案)」
文面に、公共交通機関の運賃割引について、「精神障害者には、ほとんど適用されていない」と記述していますが、国土交通省によれば、鉄道など、ほぼ全ての公共交通事業者が身体・知的障がい者に対し運賃割引制度を設けている一方、精神障がい者への適用は昨年4月時点で「約4割」とされており、「ほとんど適用されていない」という表現は不適切です。また今年3月22日の参院内閣委員会委嘱審査で、公明党の里見隆治議員が、全国精神保健福祉会連合会らの声を受け、「障がいの種別により差別があるのはおかしい」と精神障がい者への運賃割引の適用が進んでいない現状の改善を質問したことに対し、加藤勝信1億総活躍担当相は、精神障がい者への運賃割引適用へ、関係省庁と連携し各事業者に理解と協力を求めていくとの考えを示しており、国の強い取り組みが見込まれています。これらのことから国に提出する意見書としては、内容が不十分であることから、賛成できませんでした。
また山本博司参院議員は、香川県精神障害者家族連合会の河崎春海会長(社会福祉法人 若竹理事長)らのお話を聞き、2010年以来、公共交通の運賃問題を始め、様々な課題や要望を伺い国に繋げています。
今回、議員提案の意見書を2件否決しましたが、議会での意見書は、議員の総意として全会一致であることが望ましく、高松市議会では、内容を議論する期間など意見書の合意形成の手法や提出のルールについて課題があると考えられます。本日の議会運営委員会の中で、意見書づくりについてルールなどの検討を行う必要があることで一致しましたので、改善を進めていきたいと思います。
また、本会議で、公明党からは、代表質問に大山高子、一般質問に竹内俊彦、田井久留美の各議員が登壇し、子供の貧困対策、地域包括ケア、成年後見制度の普及などについて取り上げました。
公明党の山本博司参院議員が高松市の屋島を訪れ、市当局の案内で視察しました。高松市議会から、大山高子、春田敬司、田井久留美、中村秀三各議員と私、中村伸一の5人が同行しました。
本市のシンボル、瀬戸内海国立公園にある屋島は、高松市MICE振興戦略(※)において、海沿いと空港・塩江のラインを面としてみた高松Tゾーン(瀬戸内海沿岸の東西軸とその真ん中の高松港から高松空港、塩江温泉郷を結ぶ南北軸をつなぐTの字)の中にあり、歴史、自然、眺望の多彩な魅力を兼ね備えた本市の活性化にとって重要な場所です。
※ MICE(マイス) M=ミーティング、I=研修旅行、C=会議・学会、E=展示会
今回は、国土交通省が全国で高松市など10地区を指定した「景観まちづくり刷新支援事業」を活用した屋島山上での事業を中心に、松下雄介副市長らから現地で説明を受けました。
景観まちづくり刷新支援事業では、高松Tゾーン3大観光地区(屋島・玉藻公園・栗林公園)が指定され、平成29年度から31年度の3カ年で事業を進めていきます。3年間の合計で事業費16億円程度(国費8億円程度を支援)の枠組みです。高松市として、受入れ観光客数は平成32年に730万人(66万人増)を目指します。
屋島においては「屋島活性化基本構想」に掲げた44施策・事業を進めてきました。同事業の指定により、本格的に活性化策を前進させることになり、文化・観光情報の案内やMICEの誘致を行う山上拠点施設や登山道の整備などを行い、関連事業として官民連携手法により水族館のリニューアルを目指します。
山上拠点施設は、国指定の史跡並びに天然記念物である屋島の地形を生かした独特のデザインがコンペで採用され、美しい瀬戸内海を眺める展望スペースや多目的ホール、歴史を表現するパノラマ展示などを整備していく予定となっています。場所は、新屋島水族館の西側、宿泊施設である望海荘の南側で、美しい夕焼けなど瀬戸内海の眺めを堪能できる場所として昔から親しまれてきたポイントです。
私たちは、山上拠点施設の建設予定地や新屋島水族館、古代山城・屋嶋城(やしまのき)などを相次いで視察し、改めて屋島の魅力を確認しました。この3年間で、屋島が長年の課題を一つ一つクリアし、より多くの人々が交流できる場所として発展していくことで、高松市、香川県の活性化に波及させていかなければなりません。
また松下副市長のお話では、7月21日から始まった屋島ドライブウェイの無料化(駐車場は有料)によって8月27日までに、有料であった過去3年間(平成25~27)の平均と比較して約1.5倍の通行台数となっているということです。いい兆しですね。
あなたもぜひ機会をつくって、屋島の上から瀬戸内海を眺めたり、瀬戸内海から屋島を見つめたりしてみてください。きっと新しい発見がありますよ。ちなみこのホームページのトップ写真は、屋島の北嶺から見た瀬戸内海です。
高松市議会の公明党議員会と市民フォーラム21は、森川輝男議長に、「海外視察等議員派遣のあり方について討議することを求める要望書」を提出しました。海外視察等議員派遣の今後の取り組みについて、今年度中に、結論を出すことを求めました【写真は(左から)公明党議員会の大山高子幹事長、竹内俊彦会長、森川議長、市民フォーラム21の吉峰幸夫会長、大西智幹事長】。
地方議員の海外視察についてのテレビ番組を契機に、公費を使った議員活動について市民からの厳しいご意見が相次いで私のもとにも寄せられています。議員としての取り組み方が問われており、議会改革を推進してきた公明党議員会としても、この問題について高松市議会としての取り組みを加速するべきであるという考えに至りました。この件について同様の考えを持つ市民フォーラム21の皆さんとも話し合い、2会派共同による今回の要望となりました。
これまで高松市議会としては、地方自治法及び会議規則に基づき、海外や国内の都市に議員の派遣を行っておりますが、その他、政務活動費を活用した先進地視察なども各議員の判断で実施しています。公明党議員会としては、これまで姉妹都市などとの交流を目的とした超党派の派遣を除き、厳しい財政状況の中での海外視察については自粛し、行ってきませんでした。
一方で、2020年の東京オリンピックを前に、地方自治体として海外からの来訪者を受け入れる体制づくりや、MICEによる交流人口の拡大などが重要課題となり、高松市においても、国内外の都市間交流などを発展させていく必要があることも事実であり、世界の中の高松という観点からの議員派遣について会派内でも議論を進めていました。
私どもは、この際、これまで議員派遣を実施してきた経緯や他都市の動向を整理した上で、今後の海外視察等議員派遣のあり方を見直し、市民の前に本議会としての取り組みを明らかにしておくことが必要であると考えています。
高松市議会ICT推進プロジェクトチーム(白石義人リーダー=自民党)の6人並びに議会事務局職員と共に、お隣のさぬき市を訪問し、先進的な取り組みを視察してきました。
高松市議会は、議会改革を進める中で、議会のICT化推進について本年度、プロジェクトチームを結成し、白石リーダーを中心に6人で検討を重ねています。メンバーは、白石リーダーと杉本勝利(自民党)、川崎政信(同志会)、春田敬司(公明党)、中西俊介(市民フォーラム)、太田安由美(改革ネット並びに共産党、無所属の控室の代表)各議員です。私は議会運営委員会副委員長として参加しました。
さぬき市議会は、今年6月の定例会からタブレット端末で議案や資料を閲覧したり議員間で情報共有するシステムの試行運用を開始しており、導入のメリットや活用範囲や経費などについて詳しく教えていただきました。
ご多忙の中、高嶋正朋議長と議会事務局職員が分かりやすく説明をしてくださり、大きな収穫を得ることができました。さぬき市議会の皆様、本当にありがとうございます!
今後、プロジェクトチームでの検討をさらに続け高松市議会としてのICT活用について方針を固めていく方向です。これにより議事の活性化や市民への活発な情報提供につながるものと考えています。
7月25日〜27日、高松市議会公明党議員会の会派視察で荒川区、大和市、戸田市、柏市を訪問しました。
高松市での取り組みが遅れている子どもの貧困対策を始め、だれもが安心して暮らせるための地域包括ケアシステムの構築についてなど4自治体6テーマを学んできました。
<視察先とテーマ>
【7月25日 荒川区(東京都)】
【7月26日 大和市(神奈川県)】
【7月26日 戸田市(埼玉県)】
【7月27日 柏市(千葉県)】
6月議会で、屋島ドライブウェイ無料化を含む屋島活性化関連や塩江の「行基の湯」改修のための費用などを盛り込んだ6月補正予算23億2785万7千円(補正後の歳出予算総額=1660億7785万7千)などが可決成立しました。公明党議員会は同事業など市長提出議案については、すべて賛成しました。
屋島活性化推進事業については、財政全体を見て多額の予算を要することなどから白紙に戻すべきなので反対という意見や税金を使ってドライブウェイの無料化を行うことの妥当性が問われるべきことから反対という意見がありましたが、賛成多数で可決されました。
このうち屋島ドライブウェイ無料化については、平成29年度内に、夏の市道認定後に無料化が始まり、市道の財産取得後、道路や駐車場整備を進めていく予定です。水族館については、屋島地区官民連携事業計画を策定していく中で、市が主体となって事業者と共にリニューアルしていく方法について検討され、まずは基本構想をまとめていくことになっています。山上拠点施設については、実施設計を行います。
補正予算は、他に防災関連で避難標識柱を分かりやくするための新設・改修の費用、中央卸売市場青果棟建設予定地の盛土および液状化対策などの基本設計を行う費用、本市の課題解決のためのデータ活用を進めるためのICT推進事業、地域コミュニティや自主防災組織のための費用などが決まりました。
今回、議員提出議案3件のうち、選挙区の「合区」で弊害が出ていることから「参議員選挙制度の抜本的な見直しを求める意見書」は全会一致で可決しました。
その他2件は否決されましたが、このうち「日本政府に核兵器禁止条約の交渉会議に参加し、条約実現に努力するよう求める意見書」について、公明党議員会は、賛成しませんでした。
「核兵器のない世界」に向けての取り組みは、日本がリーダーシップを発揮し、核保有国と非核保有国が一致して核兵器禁止条約を締結していけるように努めていくべきで、日本政府はそのための努力を続けたものの、現状として、核保有国の参加が見込まれない交渉会議には参加しない判断をしたものと考えています。同意見書に賛成しなかった理由は、文章中に、「日本政府は、アメリカなど核保有国に同調して核兵器禁止条約に背を向けている」「日本政府は、核兵器全面禁止に背を向ける態度を直ちに改め」など日本政府が真剣に努力していないかのような文言がみられるからです。政府が交渉会議に出ないことは、核兵器全面禁止に背を向けているからではないと考えます。
6月8日に開会した高松市議会。本日から一般質問が始まり、今回は私の出番が回ってきました。午前中の3番目に登壇しました。
今回の質問は、健康都市、教育・子育て、まちづくり、財政の4テーマ13項目。
市民が元気であるように、健康都市づくりを進めていきましょう。そうした思いで質問をしています。
認知症予防に音楽体操が有効と最新の研究成果が注目されています。高松市でも、音楽プラス体操で、気軽に楽しくできる特色ある取り組みを進めていけたらと思います。
高松市には、平成19年度から「元気を広げる人」など地域の皆さんと普及を進めてきたオリジナルの「のびのび元気体操」があります。大西市長の答弁によりますと、より多くの皆さんに、この体操に取り組んでいただくために、新たに分かりやすい解説を盛り込んだDVDを作成することにしているそうです。
また屋島レクザムフィールドなどスポーツ施設やウォーキングマップを活用して、歩いたり走ったりして健康づくりやスポーツを行うきっかけづくりにしていくということです。
のびのび元気体操(PDFファイル)




















